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第4章 外部英語スコア不要を、英語を使わないと誤読しない

東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻の院試対策講座から、提出不要の外部スコアと、筆記・小論文・口述で選べる使用言語を別々に整理します。

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英語に関する四つの論点

出願書類、問題言語、解答言語、口述・小論文の言語を分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:一般・特別口述とも外部英語スコアの提出は不要

外部英語スコアの提出不要は専攻の2027年度案内と区分別提出物一覧に基づく大学公式の事実です。

2027年度の複雑理工学専攻は、一般選抜と特別口述の双方で、TOEFL iBT、TOEIC L&Rなどの英語外部スコアシートを提出不要としています。一般用と特別口述用の専攻独自追加提出物一覧にも、英語スコアの提出欄はありません。他専攻でTOEFL、TOEIC、IELTSを使っていても、その条件を複雑理工学へ移しません。また、研究科募集要項にある英語スコアの共通説明だけを見て、専攻固有の不要条件を上書きしません。

大学公式の事実

大学公式の事実:筆記は日英併記で、解答・小論文・口述も日英を選べる

出題・解答・小論文・口述の言語は専攻案内と受験生向けページに基づく大学公式の事実です。

一般選抜の筆記問題は日本語と英語の両方で示され、日本語または英語で解答します。一般選抜の小論文と口述、特別口述の小論文とプレゼンテーションも、日本語または英語を選べます。したがって、外部スコアを提出しないことと、試験や研究説明で英語を使う可能性がないことは同じではありません。どちらの言語を選ぶかによる有利不利や、口述で実際に使われる言語の割合は公表されていません。

本書による説明

本書による説明:不要なのは外部スコアであって、英語そのものではない

英語に関する四項目を分離した本書による説明です。

英語に関する情報を、出願時の外部スコア、筆記問題に書かれる言語、自分が使う解答言語、小論文・口述・発表で使う言語の四項目へ分けます。提出不要なのは最初の外部スコアです。残り三項目では日本語と英語が明示されています。そのため、外部試験の点数作りに時間を割かないことと、数式・研究目的・専門語を英語で読んだり説明したりできる準備を全くしないことは別です。これは公式条件の関係を平易に整理した本書による説明です。

本書の提案

本書の提案:専門語と数式を日本語・英語の両方で短く説明する

日本語と英語で短く説明する練習は本書の提案であり、大学指定の形式ではありません。

練習では、微分積分、確率、力学などの基本概念を一つ選び、専門語の定義、使う式、各変数の意味、現象として何を表すかの順に60秒で説明します。まず受験時に使う予定の言語で行い、次にもう一方の言語でも要点だけを言います。目的は英語試験の代替点数を作ることではなく、日英併記の問題を誤読せず、研究説明の言葉を増やすことです。これは本書の練習提案で、大学が両言語での発表を義務づけたものではありません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:言語選択の評価差は確認できない

大学が公表していない言語別評価を推測していません。

英語を使用する能力が総合評価の何割を占めるか、口述で何問を日本語または英語で尋ねるか、どちらの解答言語を選ぶと有利か、特別口述の発表言語によって評価方法が変わるかは、確認した大学公式資料では公表されていません。問題が日英併記で、使用言語を選べるという事実を、英語力が採点されない、または英語を選ぶと有利という結論へ広げません。自分の表現力に基づく選択と、非公表の評価推測を分けます。外部スコアの合格基準、提出を省いた理由、選考での言語別の扱いも公表値ではありません。別専攻や過年度の条件を代わりに使わず、確認できないまま明示します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 東京大学大学院新領域創成科学研究科 修士課程学生募集要項

    東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026-03-23|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.2-3は出願資格・選抜の大枠、p.4は出願期間・日程A募集表・特別口述脚注、pp.5-7は検定料・共通提出物、p.10は日程Aと2026-09-02 10:00の合格発表。p.4脚注とp.10の特別口述実施専攻の列挙は一致しない。

  • 複雑理工学専攻 受験生の方へ

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:current|確認:2026-08-31|参照箇所:修士一般の3段階、150分筆記、必須微分積分100点、4科目から2科目200点、一般口述約6分、特別口述約10分発表、2022~2026年度過去問、チェックシート提出不要。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 入試案内/志望調査票(修正版)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用・修正版(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.3-25は研究紹介、p.26はカリキュラム、p.27は日程・核融合研究教育プログラム、p.28は一般選抜、p.29は特別口述、pp.43-45は提出書類チェックシート。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 専攻独自の追加提出物一覧(特別口述試験)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.1全文。特別口述用志望調査票・小論文、在職身分のまま入学する者の学業・職務両立計画書。一般選抜用フォームへ流用しない。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 専攻独自の追加提出物一覧(日程A一般選抜)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.1全文。一般用志望調査票・小論文、在職身分のまま入学する者の学業・職務両立計画書。特別口述用フォームへ流用しない。

  • 令和8(2026)年度 複雑理工学専攻 専門基礎科目入試問題

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2026年度入試(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:14頁。第1問は微分積分で、Q.1・Q.3・Q.4は答えのみ、Q.2・Q.5は導出も要求する。公式解答、採点基準、問題別配点は確認できない。