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第3章 特別口述――一般選抜と混ぜない

東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻の院試対策講座から、早い出願、小論文A・B・C、事前連絡、約10分発表、一般選抜への移行を一つの流れで読みます。

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特別口述の条件と一般選抜への接続

一般選抜との差分を、対象、提出物、口述、希望教員で確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:特別口述は早い出願と第1志望教員への連絡が必要

対象、出願、事前連絡、リハーサル、試験日は特別口述の2027年度資料に基づく大学公式の事実です。

特別口述は、国内外で特に優れた実績や能力を有する人物を対象に、一般選抜より前に行う方式です。出願は2026年5月15日から21日23時までで、書類合格者は6月22日から25日の必須リハーサルを経て、6月27日にオンライン口述を受けます。専攻案内は、出願締切のおおむね2週間前までに第1志望教員へ連絡するよう求めています。一般選抜の6月出願を基準に連絡時期を決めると遅れるため、特別口述の時系列を独立して読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:特別口述の小論文はA・B・Cの三項目

小論文三項目と区分専用フォームは専攻案内と特別口述用追加提出物一覧に基づく大学公式の事実です。

特別口述の小論文Aは修士課程における研究計画、Bは修士課程の学修・研究へ活かせる、これまでの学修・研究・課外活動など、Cは論文、学会発表、コンテスト、特許、受賞などの業績リストです。日本語または英語で作成し、特別口述用入力フォームで作る志望調査票と一緒に提出します。在職身分のまま入学する該当者は学業・職務両立計画書も必要です。一般選抜の小論文A・Bと同じ項目ではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:約10分の発表後に活動・研究・基礎学力を問う

発表時間、言語、試問内容は専攻の特別口述案内に基づく大学公式の事実です。

オンライン口述では、小論文の内容を発表資料により約10分、日本語または英語でプレゼンテーションします。その後、これまでの活動・業績、希望する研究テーマ、基礎学力などについて試問を受けます。一般選抜の約6分口述とは、対象、前段階、発表の有無が異なります。発表資料の具体的な形式や提出方法は、当年度の案内と通知を優先します。約10分という数字だけを一般選抜の口述時間へ流用しません。

大学公式の事実

大学公式の事実:第1志望は基幹教員、選外後は願書再提出なしで一般へ進める

希望教員の制限と一般選抜への移行条件は専攻案内と受入可能教員一覧に基づく大学公式の事実です。

特別口述の第1志望は基幹教員から選び、連携・兼担教員を第1志望にはできません。特別口述で選抜されなかった者は一般選抜を受験でき、願書の再提出は不要です。ただし、一般選抜も希望することを特別口述用の調査票入力フォームで登録します。一般へ進む場合、第2志望から第4志望は基幹教員または連携・兼担教員から選び、志望教員以外へ配属された場合の進学意思も登録します。選外後に自動で無条件移行するという説明にはしません。

本書による説明

本書による説明:一般と特別口述は三つの差分で見分ける

二つの方式の大学公式条件を比較した本書による説明です。

第一に、一般は小論文A・B、特別口述はA・B・Cです。第二に、一般は書類、150分筆記、約6分口述の三段階、特別口述は書類と、約10分発表を含むオンライン口述の二段階です。第三に、特別口述の第1志望は基幹教員に限られます。この三点を並べると、特別口述を筆記のない簡易版と誤解しにくくなります。研究計画、実績、基礎学力を別の方法で確認する方式であり、一般より有利かどうかは資料から分かりません。

本書の提案

本書の提案:研究計画を背景・問い・目的・方法・限界で組む

発表を五段階で構成する方法は本書の提案であり、大学の採点表ではありません。

発表の下書きは、研究背景、まだ解かれていない問い、自分が確かめたい目的または仮説、使いたい方法、その方法で分からないことの順に作ります。結果を出願時点で断定せず、どの観測や計算なら仮説を確かめられるかを言葉にします。完成後、大学が指定する時間と資料形式へ合わせます。この五段階は本書が提案する説明構造であり、東京大学が公表した採点項目ではありません。志望研究室の公式研究内容と自分の計画がどこで接続するかも、誇張せず示します。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:必要実績、書類通過基準、選抜人数は不明

大学が公表していない選抜基準や人数を推測で補っていません。

どの程度の論文、学会発表、コンテスト、特許、受賞があれば書類を通過するか、業績がない場合の扱い、特別口述の確定選抜人数、一般選抜より有利か、特別口述合格者が一般募集25名へどのように算入されるかの詳細は、確認した大学公式資料では公表されていません。小論文Cに業績リスト欄があることから、必要な業績水準や合格確率を逆算することはできません。これらは体験談や過年度人数で補いません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 新領域創成科学研究科 入試情報

    東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; 2027修士募集要項掲載2026-03-23|確認:2026-08-31|参照箇所:出願期間、2027年度修士課程募集要項、専攻別入試案内・追加提出物への入口。特別口述は2026-05-15~05-21 23:00、日程Aは2026-06-04~06-10 23:00。

  • 令和9(2027)年度 東京大学大学院新領域創成科学研究科 修士課程学生募集要項

    東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026-03-23|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.2-3は出願資格・選抜の大枠、p.4は出願期間・日程A募集表・特別口述脚注、pp.5-7は検定料・共通提出物、p.10は日程Aと2026-09-02 10:00の合格発表。p.4脚注とp.10の特別口述実施専攻の列挙は一致しない。

  • 複雑理工学専攻 受験生の方へ

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:current|確認:2026-08-31|参照箇所:修士一般の3段階、150分筆記、必須微分積分100点、4科目から2科目200点、一般口述約6分、特別口述約10分発表、2022~2026年度過去問、チェックシート提出不要。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 入試案内/志望調査票(修正版)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用・修正版(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.3-25は研究紹介、p.26はカリキュラム、p.27は日程・核融合研究教育プログラム、p.28は一般選抜、p.29は特別口述、pp.43-45は提出書類チェックシート。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 専攻独自の追加提出物一覧(特別口述試験)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.1全文。特別口述用志望調査票・小論文、在職身分のまま入学する者の学業・職務両立計画書。一般選抜用フォームへ流用しない。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 専攻独自の追加提出物一覧(日程A一般選抜)

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.1全文。一般用志望調査票・小論文、在職身分のまま入学する者の学業・職務両立計画書。特別口述用フォームへ流用しない。

  • 2027年度 複雑理工学専攻 学生受入可能教員一覧

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:2027年度入試用(PDF内公表日記載なし)|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.1全文。基幹教員16名、連携・兼担教員6名。受入可能は個別人数、配属確約、合格可能性を意味せず、特別口述の第1志望は基幹教員に限る。

  • 複雑理工学専攻 研究室一覧

    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻|資料:current|確認:2026-08-31|参照箇所:各モジュールの研究室、教員、研究キーワード、研究説明。2027年度の受入可否は学生受入可能教員一覧と別に確認する。