第3章 四分野・研究志望科目・教員情報
京都大学 大学院 法学研究科 法政理論専攻の院試対策講座から、基礎法学、公法、民刑事法、政治学と法と経済を地図にし、橋本佳幸教授の民法研究を具体例にします。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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- 1,496字
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社会問題を研究可能な法学・政治学の問いへ変える
公式の科目区分と、本書による教員分類の推定を混同しません。
基礎法学の研究志望科目
大学公式の事実です。
基礎法学の研究志望科目は、日本法史、西洋法史、ローマ法、東洋法史、法哲学、法社会学、フランス法、ヨーロッパ法です。教育研究組織上は、法制史、法理論、外国法の講座が置かれています。2026年度の開講科目には、法史、法思想、外国法、法社会学等に関わる講義、演習、外国文献研究があります。
公法の研究志望科目
大学公式の事実です。
公法の研究志望科目は、憲法、行政法、租税法、国際法、医療・情報と法、環境法です。「医療・情報と法」を学科試験の専門科目として受ける場合は、「情報法(公法分野)」と「医療情報法」のどちらかを受験者が選びます。教育研究組織上は、公法、国際関係法、社会法等に関わる講座が置かれています。
民刑事法の研究志望科目
大学公式の事実です。
民刑事法の研究志望科目は、民法、商法、知的財産法、労働法、社会保障法、民事手続法、国際私法、国際取引法、刑法、刑事手続法、刑事学です。学科試験では、民事手続法の試験範囲が民事訴訟法に限られます。教育研究組織上は、民事法、企業関係法、社会法、刑事法等の講座が置かれています。
政治学の研究志望科目
大学公式の事実です。
政治学の研究志望科目は、政治学、政治思想史、政治史、日本政治外交史、国際政治学、国際政治経済分析、比較政治学、アメリカ政治、政治過程論、行政学、公共政策、地方政治論です。教育研究組織上は、政治史、政治行政分析、公共政策等の講座が置かれています。2026年度の開講科目には政治思想、政治史、国際政治、比較政治、公共政策等に関わる科目があります。
法と経済は分野を定めない科目
大学公式の事実です。
募集要項は「法と経済」を専門研究分野を定めない研究志望科目としています。基礎法学、公法、民刑事法、政治学のどの専門研究分野を選んだ人も、この科目を研究志望科目として指定できます。学科試験の専門科目にも、分野指定なしの科目として「法と経済」が挙げられています。
教員を四分野へ並べる部分は本書の推定
公式資料から読み取れる範囲を基にした本書による推定です。
公式教員一覧には専門分野が示されるため、民法の教員を民刑事法、行政法の教員を公法へおおよそ対応させられます。ただし、これは本書による分類上の推定で、2027年度の受入可能指導教員一覧ではありません。実際の指導教員は研究志望科目をもとに研究科が決めます。研究テーマと教員業績が近く見えても、2027年度の担当、在外研究、異動、指導体制、受入可否を本書から確定することはできません。
民法は身近な取引から責任までを形づくる
根拠資料に基づき本書が整理した説明です。大学公式の記述そのものではありません。
法学研究科の民事法教員メッセージは、パンの売買、電車の運送、大学の在学、アルバイトの雇用、住宅の賃貸借、通信サービスなどを例に、民法が生活関係を形づくると説明します。民法は契約だけでなく、所有、不法行為、親族、相続も扱います。研究では条文暗記にとどまらず、新しい技術やサービスの登場で従来の責任ルールが働きにくいとき、誰がどの条件でどこまで損失を負うかを検討します。
具体例:橋本佳幸教授の不法行為法
大学公式の事実です。
京都大学の教員一覧と教育研究活動データベースは、橋本佳幸教授を法政理論専攻民事法講座の教授とし、研究テーマを「不法行為法を中心とする民法(財産法)の研究」と記載しています。公式データベースには、2022年のAIと無過失責任、2024年のAIリスク、2025年の人格権侵害の救済、2026年の共同責任に関する成果も掲載されています。論文題名と書誌は確認できますが、それだけから各論文の結論までは確定しません。
2027年度の個別担当・利用・指導条件は未確認
根拠資料に基づき本書が整理した説明です。大学公式の記述そのものではありません。
本書が2026年9月5日に確認した京都大学公式の教員一覧と橋本佳幸教授の教育研究活動データベースでは、同教授の2027年度担当授業・科目・時間割、研究資料・設備の利用条件、研究題目ごとの個別の指導・受入れ条件を確認できませんでした。確認範囲外の資料にも担当・利用・受入れ情報がないという意味ではありません。現在の所属と研究成果は確認できますが、2027年度の指導可能性を受入一覧のように扱うことはできません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 法政理論専攻修士課程 研究者養成コース学生募集要項
京都大学大学院法学研究科|資料:2026年5月|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF全9ページ。募集15名、出願資格、検定料支払7月8~22日、紙の出願書類受理7月15~22日17時必着、学科試験・書類選考・論文試験、専門研究分野・研究志望科目、9月1日の筆答、10月8~10日の口述試験・口頭試問、10月23日の発表を確認した。修士一般選抜での希望教員への事前相談・連絡・承諾、受験者一人当たりの口述所要時間も確認対象としたが、記載されていない。
- 法政理論専攻 コース・ツリー
京都大学大学院法学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:研究者養成の教育課程、基礎法・公法・民刑事法・政治学の領域と研究指導の位置づけを確認した。
- 教員一覧
京都大学法学部・法学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:法政理論専攻を担当する教員の氏名、職名、研究領域を確認した。橋本佳幸教授は民法と記載される。2027年度の担当授業・科目・時間割、設備・資料の利用条件、研究題目ごとの個別の指導・受入れ条件は記載されていない。
- 民刑事法(民事法)教員メッセージ
京都大学法学部・法学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:契約、所有、不法行為、親族、相続など民法が扱う対象と、社会変化との関係を確認した。
- 橋本 佳幸 教育研究活動データベース
京都大学|資料:2026年8月20日更新|確認:2026-09-05|参照箇所:法学研究科法政理論専攻民事法講座教授、不法行為法を中心とする民法研究、2024~2026年を含む論文を確認した。2027年度の担当授業・科目・時間割、設備・資料の利用条件、研究題目ごとの個別の指導・受入れ条件は確認できない。
- 法学部・法学研究科の歴史
京都大学法学部・法学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:法政理論専攻の教育研究組織と講座構成の沿革を確認した。入試方式や現年度の担当情報の根拠には用いない。
- 京都大学大学院法学研究科規程
京都大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:法政理論専攻の前期2年・後期3年の区分、指導教員、単位、他大学等での履修・研究指導、論文審査、修了認定を確認した。修士一般選抜での希望教員への事前相談・連絡・承諾要件も確認対象としたが、規程には記載されていない。
- 京都大学大学院法学研究科の教育研究組織に関する規程
京都大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:法制史、法理論、外国法、公法、国際関係法、民事法、企業関係法、社会法、刑事法、政治史、政治行政分析、公共政策の12講座を確認した。
- 研究者養成コース修士課程 カリキュラムツリー
京都大学大学院法学研究科|資料:2024年3月公開|確認:2026-09-05|参照箇所:授業科目・リサーチ・ペーパー22単位以上、自分野4単位以上、修士論文指導8単位、修士論文という修了構成を確認した。
- 2026年度 修士課程開講科目一覧
京都大学大学院法学研究科|資料:2026年4月|確認:2026-09-05|参照箇所:2026年度の基礎法学、公法、民刑事法、政治学等の開講科目と担当者を確認した。2027年度の開講保証には用いない。