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第5章 入学後の履修と研究指導から逆算する

大阪大学 大学院 国際公共政策研究科 比較公共政策専攻の院試対策講座から、出願専攻、入学後の指導教員、単位、授業形式、修士論文の関係を公式資料で整理します。

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比較公共政策専攻で二年間に行うこと

入試上の専攻選択と、入学後の学際的な履修・指導制度を混同しません。

大学公式の事実

入学後は専攻を越えて指導教員を選べる

大学公式の事実です。

履修概要は、入学後の指導教員を、特任、客員、招へい、非常勤などを除くOSIPP専任教員から、所属専攻にかかわらず選べると説明しています。博士前期課程2年次からは副指導教員を定めます。2026コース・ハンドブックも、研究内容と教員との合意を基礎に指導教員を定め、変更には新しい教員の同意が必要だと示しています。出願時の第一希望と入学後の制度は同じではありません。比較公共政策専攻で入学した学生も、入学後は国際公共政策専攻を含むOSIPP専任教員から指導教員を選べます。経済学系の第一希望教員によって出願専攻を決める手続と、入学後の専攻横断選択は適用される時点が異なります。

大学公式の事実

修了は30単位以上と修士論文・口頭試問

大学公式の事実です。

博士前期課程では、所定の授業を30単位以上修得し、必要な研究指導を受け、修士論文を提出して審査と口頭試問に合格することが学位取得要件です。授与される学位は修士(国際公共政策)です。2026コース・ハンドブックは、専門教育科目26単位以上、高度国際性涵養教育科目2単位以上、高度教養教育科目2単位以上という内訳を示しています。標準の修業期間は24か月です。経済理論、応用ミクロ計量経済学、健康政策などを修士論文の主題にしても、修了者の学位名は修士(国際公共政策)です。経済学の研究をした学生だけに別名称の修士号を授与する規定ではありません。

大学公式の事実

授業形態は講義・演習・プロジェクト演習

大学公式の事実です。

公式履修概要は、講義、演習、プロジェクト演習という授業形態を説明しています。演習は報告・討論を中心にしたゼミナール形式で、プロジェクト演習では研究プロジェクトを進めます。通常は2単位ですが、1単位や4単位の科目もあります。オンライン、週末、集中形式もある一方、二年制修士では平日日中の受講が必要です。2026年度科目表のうち、ミクロ・マクロの基礎、公共・労働・開発などの応用分野、統計や計量分析に関係する科目も掲載されています。

本書による説明

2026年度科目表から学問の基礎を読む

複数の公式資料を整理した本書による説明です。

2026年度科目表には、計量経済学の方法、ミクロ経済分析I、マクロ経済分析などの基礎科目、公共、開発、環境、労働、国際、医療、産業組織、応用計量、データ分析、行動・実験と公共政策などの専門科目が並びます。これらは2026年度の開講科目表に基づく例です。科目名からは、公共問題を一つの分野だけでなく、法、政治、経済、データ、実務という複数の観点から学ぶ構成が分かります。ただし、2027年度の開講、担当教員、曜日・時限が同じだと保証する資料ではありません。

大学公式の事実

履修上限、GPA、研究演習の時期

大学公式の事実です。

履修登録は年間32単位が上限で、半期16単位が目安です。2026年度入学者からGPA制度が適用され、取消期間内に取り消さず履修を放棄した科目はFとしてGPAへ算入されます。研究演習I・IIは原則として二年次生だけが履修でき、修了そのものの必修ではないものの、単位を得るには登録が必要です。経済学や統計に関する科目を選ぶ場合も、年間32単位の登録上限と研究演習I・IIの履修時期は共通です。

本書による説明

科目表と個別シラバスは役割が違う

複数の公式資料を整理した本書による説明です。

コース・ハンドブックの科目表は教育課程の全体像、公開シラバスは各授業の目的、内容、履修条件、評価方法などを調べる入口です。2026年9月5日時点の公開情報だけでは、2027年度の全科目と候補教員別時間割を確定できません。出願時に確認した年度の科目情報を研究計画の準備知識として使い、実際に入学する年度の開講情報と混ぜないことが重要です。計量経済学や公共経済学に近い科目名でも、使う数理水準、ソフトウェア、データ、評価課題は年度や授業ごとに異なり得ます。2027年度の公開後、科目表だけでなく個別シラバスの履修条件まで照合するのが本書の整理です。

本書の提案

不足科目を基礎・方法・応用の三列で洗い出す

大学の指定や評価基準ではない本書の提案です。

学部の成績表とシラバスを見ながら、基礎理論、研究方法、政策応用の三列を作ります。各列で『説明できる』『授業で学んだが再確認が必要』『未学習』に分け、研究計画に必要な順で補います。法学中心でも統計の読み方、経済学中心でも制度・法源の読み方が必要になる場合があります。異分野出身であること自体を弱点と決めず、何をどこまで補うかを具体化する本書の提案です。比較公共政策専攻向けには、基礎欄へミクロ・マクロ、方法欄へ統計・計量・因果推論、応用欄へ健康・労働・産業・公共政策などを置くと、理論とデータ分析のどちらが不足しているかを分けて確認できます。

本書の提案

入試の研究計画を二年間の作業へ変換する

大学の指定や評価基準ではない本書の提案です。

入学前から一学期は基礎科目と文献探索、二学期は問いの絞込みと資料の試行、二年次前半は研究演習、副指導、主要分析、後半は論文執筆と口頭試問という仮の工程を置きます。各段階に、成果物、必要なデータ、相談相手、失敗した場合の縮小案を付けます。これは大学の標準時間割ではありません。30単位、平日日中授業、論文審査という公式条件から、実行可能性を点検するための本書の工程例です。実証型なら一学期からデータの単位、欠測、変数定義を小さく検証し、理論型なら主体、選択、制約、均衡を書いたモデルの骨格を試します。分析不能時に公開統計や単純な比較へ縮小する代替工程も先に置く案です。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 博士前期課程 学生募集要項

    大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年4月(入試ページでは2026年4月30日更新)|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF全16ページ。p.1アドミッション・ポリシー、p.2募集人員・第一希望教員と専攻・日程、p.4~6英語・研究計画書・検定料、p.7~9選抜・オンライン口述・発表、p.11願書を確認した。出願前の教員連絡・承諾をすべての志願者に求める記載と、受験者ごとの口述開始時刻・所要時間は確認できない。

  • 大阪大学大学院国際公共政策研究科規程

    大阪大学|資料:2026年4月1日施行|確認:2026-09-05|参照箇所:第1条の目的、第2条の前期2年と国際公共政策・比較公共政策の二専攻、第4条の授業・研究指導、第6条の指導教員、第7条の30単位、第13条の修士論文審査・口頭試験を確認した。

  • 入学案内・研究分野

    大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:「入試情報」「研究分野」「法学分野」「政治学・国際関係論」「経済学分野」「8つの特徴」。法・政治・経済の対象と方法、学際性、実践性を確認した。

  • 履修概要/研究支援

    大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:「01 指導教員」「02 学位取得要件」「03 開講科目」。入学後の指導教員、30単位以上、修士論文と口頭試問、講義・演習・プロジェクト演習、履修上限とGPAを確認した。

  • 2026 Course Handbook

    大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年4月|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF p.5~8(冊子p.1~4)の2026年度博士前期課程授業科目、冊子p.43・46~50の履修方法、30単位の内訳、GPA、研究演習、指導教員を確認した。掲載は2026年度科目であり、2027年度の教員別担当授業・時間割ではない。

  • 大阪大学シラバス 公開検索

    大阪大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:大学公式の授業・科目・担当・時間割を検索する入口。2026年9月5日の確認では、本文で主に扱う教員の2027年度担当授業・科目・時間割を特定できなかった。