第3章 五つの航空宇宙分野と配属
京都大学 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻の院試対策講座から、2027年度に選べた分野22~26と、一般研究室一覧との差を確認します。
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- 院試クラウド編集部
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第3章 五つの航空宇宙分野と配属
研究テーマ、受入教員、希望順位、配属上限を混同しないための章です。
大学公式の事実:航空宇宙の選択対象は分野22~26だった
年度別受入表と現行研究室一覧の役割を分けました。
2027年度の群別詳細で航空宇宙工学専攻に対応するのは、分野22から26の五つです。流体力学、流体数理、推進、制御、機能構造に大別できます。専攻の一般的な研究室一覧に別の研究室が載っていても、年度別受入表にない研究分野を出願時の選択肢へ追加できません。
大学公式の事実:分野22は高速・希薄気体まで含む流体力学である
年度別受入表と流体力学分野の公式ページで担当者と研究項目を確認しました。
分野22の流体力学研究室は杉元 宏講師が担当します。2027年度の教員・研究内容説明書は、衝撃波を伴う高速気流、高度に希薄な気体、真空の流れ場、気体論方程式の数値解法、分子気体効果を利用した気体分離システムを掲げています。
大学公式の事実:分野23は非平衡・希薄気体の数理を扱う
年度別受入表と流体数理学分野の公式ページで担当者と研究項目を確認しました。
分野23の流体数理学研究室は髙田 滋教授、辻 徹郎准教授、初鳥 匡成助教が担当します。研究内容は、運動論方程式による非平衡現象、相反性、すべり流、相変化の非平衡動力学、多孔体内気体輸送の運動論モデリングです。
大学公式の事実:分野24はプラズマと宇宙推進を扱う
年度別受入表と推進工学分野の公式ページで担当者と研究項目を確認しました。
分野24の推進工学研究室は江利口 浩二教授と占部 継一郎准教授が担当します。プラズマと固体表面の相互作用、粒子・エネルギー輸送、プラズマプロセス、高信頼性デバイス、電気推進器、宇宙マイクロ・ナノ工学を研究項目として掲げています。
大学公式の事実:分野25は制御・同定・学習を航空宇宙へ結ぶ
年度別受入表、制御工学分野、KDBで担当者と研究項目を照合しました。
分野25の制御工学研究室は藤本 健治教授、丸田 一郎准教授、鹿田 佳那助教が担当します。最適・非線形制御、宇宙機の姿勢制御・最適設計、統計的学習・確率システム制御、システム同定、データ駆動型制御系設計を掲げています。
大学公式の事実:分野26は弾性波、複合材料、破壊を扱う
年度別受入表と機能構造力学分野の公式ページで担当者と研究項目を確認しました。
分野26の機能構造力学研究室は琵琶 志朗教授と石井 陽介助教が担当します。弾性波伝搬、フォノニック結晶・音響メタマテリアル、非線形超音波による非破壊評価、航空機構造用複合材料、高速き裂進展の動的不安定性を掲げています。
本書による説明:研究項目を対象・尺度・方法で読み分ける
五分野の公式説明を、本書が対象・尺度・方法という比較軸で整理しました。
流体22は高速・希薄・真空という条件、流体23は非平衡現象を扱う数理、推進24は電離気体と表面・推進器、制御25は状態や入力を扱う理論、構造26は材料内部の波・損傷・破壊に重点があります。これは大学が示した研究項目を比較しやすくした本書の整理で、各分野の境界や配属可否を新たに決めるものではありません。
大学公式の事実:配属は希望だけでなく成績と定員で決まる
機械工学群が公表した配属手順を要約しました。
特別選考の合格者を先に配属し、一般選考の合格者は試験成績順に希望順位を当てはめます。希望先が満員なら保留され、次の順位へ進む仕組みです。研究室ごとに受入可能人数があるため、第1希望を書いた事実は配属保証を意味しません。
大学が公表していない情報:一覧と受入表の差の理由は分からない
一般一覧と年度別受入表の差、および設備利用条件の非掲載を確認し、公表資料から分からないことを推測していません。
専攻の一般研究室一覧には航空宇宙力学や別の教員も載りますが、2027年度の受入分野22~26には含まれない例があります。募集停止、異動予定、定員など、差が生じた理由は確認資料に書かれていません。本書は理由を推測せず、『当該年度の選択対象に記載なし』までを事実とします。研究室ページの在籍表示は、学生をその年度に募集しているという意味ではありません。また、確認した受入表と研究室説明には、志願者個人が実験装置や計算環境を利用できる条件も示されていません。教員へ問い合わせる場合も、年度別表に載らない理由や設備利用の可否を本書側で先回りして決めず、公式回答と新しい要項を記録します。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 機械工学群修士課程入学試験詳細
京都大学大学院工学研究科|資料:2027年度入学向け・2026年8月実施|確認:2026-09-04|参照箇所:3専攻共同募集、一般・特別選考、教育プログラム別選抜、850点、TOEFL、研究分野22~26、教員・研究内容説明書。
- 2027年度機械工学群入試 研究室配属
京都大学大学院工学研究科機械工学群|資料:2027年度入試案内|確認:2026-09-04|参照箇所:成績順位、希望順位、受入可能人数による配属手順。
- 航空宇宙工学専攻 研究室一覧
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:現行研究室・教員一覧。年度別受入対象は入試詳細を優先。
- 教育研究活動データベース 藤本健治
京都大学|資料:2026年9月2日更新|確認:2026-09-04|参照箇所:教授、非線形制御、確率系、統計学習、宇宙機軌道・姿勢、状態推定。
- 航空宇宙工学専攻 入試概要
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:3専攻共同実施とアドミッション・ポリシー。
- 航空宇宙工学専攻 流体力学分野
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:杉元宏講師、希薄気体、高速気体、気体分離などの研究。
- 航空宇宙工学専攻 流体数理学分野
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:初鳥匡成助教、非平衡流体、希薄気体、運動論方程式などの研究。
- 航空宇宙工学専攻 推進工学分野
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:電離気体、反応性気体、プラズマプロセス、宇宙推進。
- 航空宇宙工学専攻 制御工学分野
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:藤本健治教授、制御理論、航空機・宇宙機、研究・担当科目。
- 航空宇宙工学専攻 機能構造力学分野
京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻|資料:公開日不明|確認:2026-09-04|参照箇所:弾性波、非破壊評価、複合材料、動的破壊。