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出典付き・公開プレビュー

9分野の研究を具体例でつかむ

東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻の院試対策講座から、研究対象だけでなく、調査・実験・統計などの方法まで見比べます。

01

9研究分野を18歳向けに見渡す

生物、材料、環境、経済、情報がどう農学へつながるかを整理します。

大学公式の事実

大学公式の事実:水産と動物は生物だけでなく社会も扱う

専攻研究室一覧の研究紹介を、専門用語を減らして要約しています。

国際水産開発学は漁業経営、市場、消費者、環境負荷、制度を現地調査とデータで調べます。国際動物資源科学は家畜・野生動物等を対象に、感染症、人と動物に共通する病気、形態や生態、資源利用を扱います。

大学公式の事実

大学公式の事実:植物資源と植物材料は問いが違う

同じ植物でも、生産と材料利用では研究質問と方法が異なります。

国際植物資源科学は、作物が環境にどう反応し収量・品質がどう変わるかを、圃場、温室、実験室、モデルで調べます。国際植物材料科学は木材や植物バイオマスを構造、物性、化学から調べ、材料・資源として使う方法を考えます。

大学公式の事実

大学公式の事実:森林と植物開発は観測尺度が違う

森林全体を見る方法と、細胞・遺伝子を見る方法の違いが分かるように要約しています。

国際森林環境学は、地図情報、衛星観測、統計、現地計測で森林資源と環境変化を捉えます。新機能植物開発学は、植物の細胞、遺伝子、生理を調べ、乾燥や栄養不足などのストレスに強い植物や新しい機能を研究します。

大学公式の事実

大学公式の事実:農業開発・環境経済・情報農学は横断型

三分野の研究紹介を、対象と方法が対応する形で要約しています。

国際農業開発学は陸海の物質循環、海藻・鉄、ブルーカーボン、廃棄物等を環境技術と開発の両面から扱います。国際環境経済学は貿易・環境政策を理論、統計、現地・衛星データで測ります。国際情報農学は農業、食品、土、水、文化を食品工学、情報、実験、社会調査で結びます。

02

水産と作物の研究例

現地調査、記事分析、長期圃場試験がどう使われるかを見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:阪井裕太郎准教授の研究方法

現職・出願分野は2027年度教員一覧、研究内容はプロフィールと研究者データベースを基準にしています。

阪井裕太郎准教授は2027年度一覧で国際水産開発学に掲載されています。公式プロフィールは、水産経済、消費者実験、漁業経営、LCA、フィールド調査を研究・教育内容として示し、研究者データベースは東京大学准教授と経済学博士の情報を掲載しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:未利用・低利用魚を調査と記事で定義する

原著の書誌・抄録・方法概要と大学公式研究紹介で一致した範囲です。

阪井准教授らの2026年論文は、3漁村で計9回の現地調査を行い、検索で得た新聞記事285件から258件を分析し、Neglected and Underutilized Fishを最終用途と市場価値に関わる基準で整理しました。魚種名の一覧ではなく、価値が失われる過程を定義する研究です。

大学公式の事実

大学公式の事実:加藤洋一郎教授は作物を長期の現場で調べる

現職・出願分野と研究内容を別の一次資料で照合しています。

加藤洋一郎教授は国際植物資源科学に掲載されています。公式プロフィールは作物学、熱帯・開発途上地域、圃場調査と実験を研究内容として示し、研究者データベースは東京大学教授・農学博士として論文等を掲載しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:営農型太陽光発電を6年間比較する

原著抄録で確認した農学上の数値です。収益倍率は計算範囲で表現が変わるため掲載していません。

加藤教授らの2025年論文は、2018年から2023年まで、パネル被覆率27%の水田で稲を調べました。抄録では最高気温が約0.8度低く、玄米収量は平均23%低下し、6.5 t/ha対8.5 t/haでした。気温、収量、品質、発電を分けて長期比較する研究です。

03

環境技術・経済・情報をつなぐ教員例

同じ社会課題でも、自然科学と社会科学で測り方が変わります。

大学公式の事実

大学公式の事実:山本光夫教授は陸と海の物質循環を扱う

2027年度教員一覧の職位・分野と、確認時点の研究内容を照合しています。

山本光夫教授は国際農業開発学に掲載されています。公式プロフィールと研究者データベースは、陸域と海域の物質循環、海藻と鉄、ブルーカーボン、プラスチック・農業廃棄物の研究を示しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:佐藤赳准教授は衛星と経済データを組み合わせる

人物名・職位・専門分野は2027年度一覧を優先しています。

佐藤赳准教授は国際環境経済学に掲載されています。公式プロフィールと研究者データベースは、リモートセンシング、GIS、NDVI、農業経済、経済データ、因果推論を研究分野として示しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:水産物の情報価値を248人の実験で測る

原著の書誌と抄録で確認できる対象、方法、結果の範囲です。

佐藤准教授、阪井准教授らの2026年論文は、2022年に渋谷で248人を対象とする対面選択実験を行い、4種類の情報提示と独裁者ゲームを組み合わせました。抄録では、人権情報を示した群でトレーサビリティへの限界支払意思額が最も高くなりました。

大学公式の事実

大学公式の事実:荒木徹也准教授は工学と社会調査を横断する

現職・分野と研究・教育内容を2026年8月30日時点で照合しています。

荒木徹也准教授は国際情報農学に掲載されています。公式プロフィールは食品科学・食品工学と社会調査を組み合わせ、学生が自ら研究テーマを設定する教育を示します。研究者データベースも農学国際専攻の所属と研究業績を掲載しています。

本書による説明

本書による説明:テーマ名より測り方まで見る

研究室紹介、教員プロフィール、原著論文を方法の観点で比較した説明です。

「環境」「開発」「持続可能性」という同じ言葉でも、現地調査、化学分析、衛星画像、選択実験、因果推論では、得られる答えが違います。志望先を比べるときは、研究対象だけでなく、何をデータにし、どの方法で確かめるかまで読みます。

04

教員情報の新旧を見分ける

研究内容には研究室ページ、職位と出願先には教員一覧を使います。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:古い研究室ページから現在の受入状況は決められない

更新時点が異なる資料の不一致を、推測で解消しないための境界です。

専攻研究室ページには廣嶋卓也氏を准教授とする表示がありますが、2026年6月9日更新の2027年度教員一覧は教授としています。研究室ページには現行一覧の全掲載教員が揃っていません。旧ページの掲載順や欠落から、現在の受入可否や教員区分を決めることはできません。

本書による説明

本書による説明:職位と出願可否は最新版一覧を優先する

資料ごとの役割と更新時点を分けた説明です。

研究室ページは研究内容の理解に使い、出願する専門分野、教員名、職位は2027年度教員一覧を優先します。出願直前には一覧の更新日を見直し、異動等で差し替わっていないかを確かめます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。