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出典付き・公開プレビュー

修士課程の試験構造を正しく読む

東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻の院試対策講座から、専門科目の選択、オンライン筆記、出題言語、未公表条件を分離します。

01

専門1科目と国際開発小論文の計2科目

「9問から2問選択」という誤読を防ぎます。

大学公式の事実

大学公式の事実:第一志望専門1科目と小論文1科目

修士専攻案内p.1の専門科目欄を、選択単位が分かる形で示しています。

出願時に、9専門科目のうち第一志望とする専門分野を1科目選び、さらに「国際開発に関する小論文」を1科目選びます。受験する専門科目は、第一志望専門1科目と国際開発小論文1科目の計2科目です。

本書による説明

本書による説明:9科目から自由に2科目ではない

公式の選択文を具体例へ置き換えた説明です。

たとえば第一志望が国際農業開発学なら、専門枠は国際農業開発学です。残る1科目は別の専門分野ではなく、国際開発小論文です。第二志望の分野を二つ目の専門問題として選ぶ構造ではありません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2科目の配点と最低点

科目数から配点を逆算しないための境界です。

専門1科目と国際開発小論文の配点比率、各科目の最低点、筆記・TOEFL・口述の総合方法は一般公開された2027年度資料にありません。2科目を同じ配点と決めつけません。

02

オンラインと出題言語の境界

公表された実施形式と、公表されていない受験操作を分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:筆記は8月6日、口述は8月7日

2027年度入学A日程の専攻別日程です。

修士専門科目の筆記試験は2026年8月6日にオンラインで実施し、口述試験は8月7日でした。具体的な時刻、実施方法などは7月上旬にメール送付する受験者心得で知らせるとされています。

大学公式の事実

大学公式の事実:出題言語は出願時に選び変更できない

日本語・英語の選択対象を、専攻案内の用語どおり示しています。

専門試験は日本語または英語で出題されます。希望する出題言語を出願時に選び、出願後の変更は認められません。ここで専攻案内が明記しているのは「出題言語」です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:試験時間・参照可否・解答言語

メール配布の受験者心得に委ねられた条件を、公表済みとして補わないための境界です。

2027年度の一般公開資料には、筆記の試験時間と開始時刻、答案ソフト、提出方法、カメラ等の監督方法、手元資料・書籍・Webの参照可否がありません。問題文を選ぶ出題言語とは別に、答案をどの言語で書けるかも確認できません。オンライン実施だけからopen-bookとは判断できません。

本書による説明

本書による説明:2026年度の操作条件を2027年度へ移さない

過年度の受験指示と現行専攻案内の記載範囲を分けた説明です。

令和8年度の公式過去問には、当時の受験指示として90分、Microsoft Word、出典を示した資料・書籍・Web参照、Zoomカメラ、チャット提出が載っています。しかし2027年度専攻案内は同じ条件を公表していないため、過年度の操作を現行条件として表示しません。

03

9専門分野と2027年度掲載教員

出願分野と教員を、最新の教員一覧に沿って確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:水産・動物・植物資源の掲載教員

2026年6月9日更新の2027年度修士・博士後期教員一覧p.3に基づきます。

国際水産開発学は阪井裕太郎准教授、石原広恵准教授、Marcy N. Wilder教授。国際動物資源科学は松本安喜教授、遠藤秀紀教授、矢後勝也講師。国際植物資源科学は加藤洋一郎教授、宮沢佳恵准教授、辻本泰弘准教授が掲載されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:植物材料・森林・植物開発の掲載教員

掲載順から大学が示していない教員区分を作らず、一覧の氏名・職位・専門分野を示しています。

国際植物材料科学は秋山拓也准教授、黒河内葉子講師、久保智史教授。国際森林環境学は廣嶋卓也教授、佐藤保教授。新機能植物開発学は中西啓仁准教授、石丸泰寛准教授が掲載されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:農業開発・環境経済・情報農学の掲載教員

2027年度教員一覧の農学国際専攻欄を課程ごとに照合しています。

国際農業開発学は山本光夫教授、牧野由佳准教授。国際環境経済学は佐藤赳准教授、白鳥佐紀子准教授、コスタンティーニ ヒロコ准教授。国際情報農学は荒木徹也准教授、根井大介准教授が掲載されています。

本書による説明

本書による説明:分野と教員を一組で考える

専攻案内の志望入力と教員一覧を、選び方の違いが分かるように整理した説明です。

専門分野は筆記で選ぶ研究領域の大枠、教員は具体的に指導を希望する相手です。同じ分野でも、対象、調査地域、実験・統計・フィールドワークの比重は教員ごとに違います。第一志望は分野名だけでなく、教員の一次資料まで読んで決めます。

04

修士の準備を二つに分ける

第一志望専門と国際開発小論文を別の練習として設計します。

本書の提案

本書の提案:専門分野は定義・方法・適用・限界で学ぶ

大学指定の学習法ではなく、専攻案内・研究室紹介・過年度の出題意図を使う学習案です。

第一志望分野の重要語を、①自分の言葉での定義、②何を測る方法か、③農業・環境の具体例への適用、④その方法で分からない限界、の四列で整理する方法を提案します。過去の出題意図が求めた基礎知識と応用を、暗記だけにしないためです。

本書の提案

本書の提案:小論文は技術と社会の両方を見る

大学公表の採点基準ではなく、過年度の出題意図を一般的な論証練習へ展開した案です。

国際開発の課題を、対象地域、当事者、期間、科学技術、費用、制度、公平性に分け、根拠を置いてから解決策を書く方法を提案します。解決策には実施主体、副作用、効果の測り方も添えます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。