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第3章 入学後の授業と修了

九州大学 大学院工学府 化学工学専攻の院試対策講座から、30単位、研究指導、修士論文、具体的な2026年度授業を整理します。

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第3章 入学後の授業と修了

規則上の要件と年度限定のシラバスを切り分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:原則2年以上、30単位、研究指導、論文審査、最終試験が必要である

工学府規則と化学工学専攻ディプロマ・ポリシーを照合しました。

修士課程は原則として2年以上在学し、30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえで、修士論文の審査と最終試験に合格することが修了要件です。学位は修士(工学)です。30単位を取得すれば自動的に修了する制度ではなく、研究室で成果を出し、論文へまとめ、内容について審査を受けるところまでが課程に含まれます。特に優れた業績がある場合の在学期間例外は、通常の修了経路とは別です。

大学公式の事実

大学公式の事実:30単位には区分別の最低数がある

工学府規則別表の化学工学専攻・修士課程を使用しました。

化学工学専攻の30単位には、高等専門科目6単位以上、先端科目4単位以上、能力開発特別科目4単位以上、異分野科目4単位以上を含める必要があります。異分野科目の4単位には化学工学A・Bを含めません。大学院基幹教育科目や他学府科目を異分野科目へ認定できる上限は4単位です。合計だけでなく、どの区分から何単位取るかを同時に満たします。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度時間割は反応・分離・制御・生物・医用の授業を掲載する

2026年度前後期時間割に掲載された授業例で、2027年度開講保証ではありません。

2026年度時間割には、生物プロセス工学特論、分離工学特論、高分子プロセス工学、環境流体輸送現象論、反応工学特論、プロセスシステム工学特論、生物機能システム工学が掲載されています。後期には細胞・組織工学、燃焼システム工学、電気化学システム工学、熱物質移動プロセス特論、生命材料工学、物質移動工学特論、再生医用工学などが掲載されています。これは2026年度時間割への掲載例であり、2026年9月2日時点では後期科目の実施完了までは確認していません。

大学公式の事実

大学公式の事実:プロセスシステム工学特論では工場全体を設計する

2026年度の個別シラバスで授業概要、計画、評価を確認しました。

2026年度のプロセスシステム工学特論は2単位の高等専門科目で、井上元教授が担当します。反応工学、分離工学、プロセス制御を前提に、ノートPCとプロセスシミュレーターを使い、反応器、分離装置、簡単な全体プロセスを設計した後、チームで最適化設計と発表を行います。定期試験ではなく、毎週の設計課題、最終発表、出席で評価するとシラバスに記載されています。

本書による説明

本書による説明:化学工学は単位操作を一つのプロセスへつなぐ

公式シラバスと専攻教育目標を、装置間のつながりとして説明しました。

反応器で目的物を作っても、未反応物や副生成物が混ざったままでは製品になりません。加熱・冷却、蒸留、吸収、膜分離などをつなぎ、原料とエネルギーをどこへ戻すか、安全に停止できるかまで考えて初めてプロセス設計になります。個別授業が扱う反応、分離、制御を全体へ組み上げる授業例は、入試十科目が入学後にどこへ接続するかを具体的に示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:学位方針は解析、設計、実験・数値結果の評価を求める

2026年掲載の化学工学専攻ディプロマ・ポリシーを使用しました。

化学工学専攻のディプロマ・ポリシーは、化学プロセス・バイオプロセスを情報処理技術で解析し動作を予測する力、高度で複雑なプロセスを設計する力、実験または数値解析の結果から現象の本質を見抜く力を学修目標に挙げています。学修目標には、文章、口頭発表、討議、国際的な情報発信も含まれます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2027年度の最終時間割、全担当者、評価方法は未確定である

現行規則、2026年度時間割、未来年度の開講情報を分けています。

2026年度の時間割とシラバスは確認できますが、2027年度の各科目の開講、曜日・時限、担当教員、定員、評価方法を保証しません。現行工学府規則の最終改正は2024年3月29日であり、2027年度入学生向け履修案内が公表された段階で改正の有無を照合する必要があります。研究室ごとの履修指定や、教員別の全担当科目も公開資料にはありません。

本書の提案

本書の提案:研究テーマから不足基礎と履修候補を逆算する

研究と授業を接続するための履修計画案です。

電池なら電気化学、物質移動、プロセスシステムを、細胞生産なら生物化学工学、分離、計測制御を、マイクロ反応器なら流動、反応工学、混合を候補に置きます。学部で未履修の基礎を先に洗い出し、入学年度シラバスで到達目標、前提科目、授業計画、評価方法を読みます。研究室名だけで選ばず、研究に必要な式・実験・データ解析をどの授業で補うかまで計画します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 工学府 化学工学専攻

    九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年確認|確認:2026-09-02|参照箇所:専攻概要、教育目標、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、教育研究分野。

  • 教育・在学生

    九州大学大学院工学研究院化学工学部門|資料:更新2026年1月19日|確認:2026-09-02|参照箇所:大学院生、新カリキュラムと旧カリキュラム、2026年度時間割への導線。

  • 九州大学大学院工学府規則

    九州大学|資料:最終改正2024年3月29日|確認:2026-09-02|参照箇所:修士課程修了要件、化学工学専攻の区分別単位要件、授業科目表。

  • 2026年度春・夏学期 大学院化学工学専攻時間割

    九州大学大学院工学研究院化学工学部門|資料:2026年3月23日版|確認:2026-09-02|参照箇所:2026年度春・夏学期の授業科目、曜日・時限、担当者。

  • 2026年度秋・冬学期 大学院化学工学専攻時間割

    九州大学大学院工学研究院化学工学部門|資料:2026年7月30日版|確認:2026-09-02|参照箇所:2026年度秋・冬学期の授業科目、曜日・時限、担当者。

  • 2026年度 プロセスシステム工学特論 シラバス

    九州大学|資料:更新2026年3月30日|確認:2026-09-02|参照箇所:講義コード26261505。2単位、授業概要、反応器・分離装置・全体プロセス設計、評価方法。

  • 研究室―教員

    九州大学大学院工学研究院化学工学部門|資料:2026年確認|確認:2026-09-02|参照箇所:現行の研究室、教員、研究内容。

  • 化学工学専攻 ディプロマ・ポリシー

    九州大学大学院工学府|資料:2026年4月掲載|確認:2026-09-02|参照箇所:1~2頁。化学工学専攻修士課程の教育目的、学修目標、修士(工学)の学位。