第5章 研究室・論文・2026年度シラバスをつなぐ
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 共通出願・専攻選択の院試対策講座から、教員名だけに頼らず、研究方法と入学後の学びを一次資料で確かめます。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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志望先の適合を五つの資料で検証する
研究室掲載、指導可能性、授業担当、論文著者を別の事実として扱います。
大学公式の事実:研究室一覧と教員検索は入口である
公式一覧が示す現行情報と、当年度入試資料で確定する事項を分けています。
研究科公式サイトには研究系・専攻別の研究室一覧と教員検索があります。ここから現行の研究室、所属、職名、研究キーワードへ進めます。ただし、研究室一覧への掲載だけで2027年度の受入可否、研究室別定員、残席、配属を確定できません。当年度入試案内や志望調査票に、募集なし、志望不可、退職予定、希望順位、事前連絡の指示があれば、それを優先します。授業担当者であることと指導教員に選べることも別です。
本書の提案:教育目的から原著論文まで五段で読む
五段の資料比較は本書の提案であり、大学の配属判定方法ではありません。
候補ごとに、①専攻の教育研究上の目的、②研究室の公式テーマ、③教員の公式プロフィール、④最近の原著論文1本、⑤関係する2026年度シラバス1科目を並べます。五つが同じ問い・方法でつながるかを確認します。広報文だけでなく、論文で実際に使う装置、データ、数理、調査を見れば、日々の研究が自分に合うかを具体的に判断できます。論文著者であることを入試の作問者・採点者とみなしません。
大学公式の事実:授業の詳細は2026年度資料で読む
授業資料の対象年度と、2027年度へ流用できない境界を明記しています。
研究科の授業・履修ページは、2026年度について11専攻とGPSSそれぞれのS・Aセメスター科目表を掲載し、シラバスはUTASで確認するよう案内します。東京大学授業カタログでは、年度、科目コード、担当、授業目的、授業方法、評価、使用言語、更新日を確認できます。これらは入学後の学びを具体化する現行資料ですが、2027年度に同じ科目名、担当、曜日で開講することを保証する資料ではありません。現時点で一次資料から示せる科目例の適用年度は2026年度です。
大学公式の事実:修士の基本要件と専攻別要件を重ねる
学則の基本要件と2026年度便覧の専攻別要件を、対象年度付きで分けています。
東京大学大学院学則では、修士課程の標準修業年限は2年です。原則として30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文審査と最終試験に合格することを修了要件とし、研究科規則が定める場合は特定の課題についての研究成果の審査で修士論文審査に代えられます。研究科の2026年度便覧は、専攻・GPSSごとの必修、演習、特別研究、他専攻科目の算入上限、学位名称を示します。2026年度便覧は、2027年度の専攻別要件を確定する資料ではありません。
大学公式の事実:研究指導と学融合は修士教育の中心
研究指導・学位・教育課程の位置づけは研究科方針と大学院学則に基づきます。
研究科の学位授与方針は、所定の単位だけでなく、学位論文審査と最終試験の合格を求めます。教育課程編成方針は、柔軟で実践的な分野横断カリキュラム、国内外の学生が共に学ぶ環境、研究倫理、学内外機関と連携した研究・実地教育を掲げます。大学院学則も必要な研究指導を修士要件に含めます。これらの方針は、研究指導、分野横断学修、研究倫理、実地教育を修士教育の構成要素として位置づけています。
本書による説明:この共通ガイドは特定教員を代表にしない
講座の対象が共通出願であるため、特定教員候補を置かない編集上の整理です。
12出願単位は研究対象も方法も大きく異なるため、この共通ガイドでは一人の教員を研究科全体の代表として推薦しません。物質系の教員・論文を生命科学やGPSSの具体例として継承するような扱いもしません。教員候補は、志望単位を一つに絞った後、その単位の当年度資料、研究室一覧、公式プロフィール、原著論文から選びます。本章の役割は、教員名を決めることではなく、資料のつなぎ方と受入可否の境界を示すことです。
本書の提案:原著論文は六つの問いで一枚にする
六つの問いによる論文読解は本書独自の準備法です。
論文は、何がまだ分からなかったか、何を対象にしたか、どんな装置・データ・モデル・調査を使ったか、何が分かったか、何はまだ言えないか、自分はどの部分を学びたいか、の六つで一枚にまとめます。数式や専門語を最初から全部理解する必要はありません。Abstractだけで結論を広げず、対象、方法、比較条件、限界を確認します。研究科公式発表やリポジトリを入口にし、出版社・学会の原著へ進みます。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 修士課程学生募集要項
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026-03-23掲載|確認:2026-09-01|参照箇所:PDF物理p.2は11専攻と独自入試のGPSS、pp.2-3は出願資格、pp.4-5はA/B募集表、pp.5-7は提出物・英語・併願禁止、pp.10-11は関連日程。
- 新領域創成科学研究科 専攻紹介
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:基盤科学研究系3専攻、生命科学研究系2専攻、環境学研究系6専攻、プログラムとしてGPSSを列挙し、各単位の教育研究分野を説明する。
- 組織・運営:目的・組織図
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:修士課程の教育研究上の目的、学位授与方針、教育課程の編成・実施方針、入学者受入方針と、各専攻の教育研究上の目的。
- 令和8(2026)年度 東京大学大学院便覧(新領域創成科学研究科)
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026年度|確認:2026-09-01|参照箇所:全78頁。研究科規則、11専攻・GPSSの修了要件と科目表、学位表、2026年度教員一覧。2027年度の不変を保証しない。
- 東京大学大学院学則等
東京大学|資料:2026年度版|確認:2026-09-01|参照箇所:PDF物理pp.27-28。p.27第2条・第3条に標準修業年限2年と修士課程の目的、p.28第5条に30単位以上、必要な研究指導、修士論文審査、最終試験(研究科規則により特定の課題の研究成果の審査で代替できる場合あり)。
- 授業・履修・日程等
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026年度、ページ更新2026-08-26|確認:2026-09-01|参照箇所:11専攻・GPSS別の2026年度S/A科目表、英語授業、大学院便覧、授業日程への公式入口。シラバスはUTASで確認する旨を表示する。
- 東京大学授業カタログ
東京大学|資料:2026年度検索入口|確認:2026-09-01|参照箇所:科目コード、年度、担当、授業目的、方法、評価、使用言語、更新日の個別確認に使う公式検索入口。
- 新領域創成科学研究科 研究室一覧
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:研究系・専攻別の研究室入口。掲載は2027年度の受入可否、研究室別定員、配属保証を意味しない。
- 新領域創成科学研究科 教員検索
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:現行の所属・職名・研究キーワードを探す入口。当年度の志望可否は専攻・GPSSの2027年度入試資料を優先する。
- 新領域創成科学研究科 研究成果
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:研究科公式発表から研究テーマ、教員・所属、原著論文へ進むための公式入口。
- 東京大学学術機関リポジトリ
東京大学附属図書館|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:東京大学の学術論文・学位論文等を著者、題名、研究科等で探す公式リポジトリ。