第5章 研究室・教員・最近の研究を確かめる
大阪大学 大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻の院試対策講座から、確認日時点の所属、研究内容、将来の受け入れを分け、倉持光教授の公式情報を例に読みます。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
- 公式情報確認
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- 1,682字
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現在の所属・研究内容・受け入れ可否を別々に確認する
教員名だけでなく、問い、方法、証拠、受け入れ条件の確認を研究計画へつなぎます。
4領域の教員情報は2026年9月5日時点
専攻ページ、研究内容資料、研究室一覧の2026年9月5日時点の掲載内容です。
専攻公式ページは、物性物理工学、機能物質化学、化学工学、未来物質の各領域に講座・研究グループと教員を掲載しています。研究内容PDFは2026年7月現在の参考資料で、情報が変更される場合があると注記しています。ページには、確認日時点の所属として氏名が掲載されています。ただし、その掲載だけでは、2027年4月の在職、教員から指導の了承を得たこと、研究室別の受け入れ人数までは分かりません。
退職予定と氏名未掲載の欄がある
研究内容PDFと専攻の2026年9月5日時点の掲載内容を照合しました。
2026年7月現在の研究内容PDFは、未来物質領域の夛田教授について2028年3月定年退職予定と記しています。理論グループは「新教授」としていますが、氏名を掲載していません。化学工学領域の移動現象制御にも、教員名の空欄があります。この資料だけでは、氏名がない欄の担当者や、2027年4月入学者が修士課程全期間に受ける指導体制は確定していません。
倉持光教授は2026年9月5日時点で未来物質領域に所属
専攻公式ページと大阪大学研究者総覧を照合しました。
大阪大学研究者総覧は、倉持光教授を基礎工学研究科物質創成専攻・未来物質領域の教授として掲載しています。専攻公式ページでは微小物質ダイナミクス講座の光物理化学研究グループに対応します。分子にごく短い光を当て、反応途中で変わる分子振動を時間順に追う方法を「フェムト秒時間分解ラマン分光」と呼びます。この方法を使い、光を当てたあとの分子の変化を、非常に短い時間刻みで調べています。確認できるのは2026年9月5日時点の所属と専門で、志願者について教員から指導の了承を得たことではありません。
最近の研究は分子の電荷分離状態を時間順に追う
大阪大学研究者総覧に掲載された研究情報を、適用範囲を限定して要約しました。
研究者総覧には、1つの分子内に正と負の電荷を併せ持つ「双性イオン」の状態を調べた2026年のThe Journal of Chemical Physics論文が掲載されています。非常に短い光を当て、分子の振動を周波数ごとに並べた情報である振動スペクトルから、反応中の構造や電子状態の変化を読み取る研究です。論文題名や掲載情報は同研究者総覧で確認できますが、入学後に同じ分子、装置、テーマを担当できることまでは示していません。
倉持教授の2027年度担当授業は未確認
確認範囲:本書が2026年9月5日に確認した大学公式の研究者総覧、学生便覧、公開シラバス(倉持教授の2027年度担当授業・時間割は未確認)。
2026年9月5日時点の研究者総覧、2026年度学生便覧、KOAN公開シラバスでは、倉持教授の2027年度担当授業・時間割を確認できませんでした。これらの資料で確認できなかったからといって、ほかの資料にも情報がないという意味ではありません。研究者総覧が示すのは専門と業績、学生便覧が示すのは2026年度の科目です。研究キーワードと科目名が近くても、公開資料だけでは2027年度の担当、開講期、評価方法を確定できません。
志願者が使える装置・試料の条件は未確認
確認範囲:本書が2026年9月5日に確認した大学公式の専攻ページ、研究者総覧、研究室一覧(設備・試料・データの利用条件は未確認)。
2026年9月5日時点の専攻公式ページ、研究者総覧、研究室一覧では、修士学生がフェムト秒分光装置、試料、データ、共同利用設備を利用するための条件を確認できませんでした。これらの資料で確認できなかったからといって、ほかの資料にも利用条件がないという意味ではありません。研究紹介にある装置名だけでは、所有・共同利用・外部利用の別や、利用料、安全教育、予約、データ持ち出しの可否は分かりません。公開資料だけでは利用条件を確定できません。
2027年度の受け入れ人数・指導条件は未確認
確認範囲:本書が2026年9月5日に確認した大学公式の専攻ページ、研究内容PDF、研究者総覧、研究室一覧(2027年度の指導・所属・受け入れ条件は未確認)。
2026年9月5日時点の専攻公式ページ、研究内容PDF、研究者総覧、研究室一覧では、2027年度の研究室別受け入れ人数、指導できるテーマ、共同指導体制、所属・配属条件を確認できませんでした。これらの資料で確認できなかったからといって、ほかの資料にも情報がないという意味ではありません。確認日時点の所属や最近の論文は、教員から指導の了承を得たことを意味しません。公開資料だけでは指導・所属・受け入れ条件を確定できません。
研究計画を5つの問いで点検する
公式研究情報を使った本書独自の研究計画点検法です。
研究室一覧を入口に、最新の個別ページと連絡先を照合します。その上で、①何の現象を、どの時間・空間尺度で測るのか、②既存研究で何が分かり、何が識別できないのか、③分光、合成、計算、物性測定のどれが問いに答えるのか、④必要な試料・装置・解析データを利用できるか、⑤2年間で計画どおり進まない場合の代替測定は何か、を1ページにまとめます。方法の名前だけを挙げず、原理と測れる量を先に理解します。これは公式研究情報を使った本書の点検法で、大学指定の研究計画様式とは異なります。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 物質創成専攻
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:4領域、講座、研究グループ、掲載教員、領域主任を確認できる公式ページ。設備・試料の利用条件と、研究室別の2027年度指導・所属・受け入れ条件は確認できない。
- 2026年度 大学院学生便覧
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年度|確認:2026-09-05|参照箇所:PDFの29、33、106、108、119~130ページ。研究指導、GPA、各領域の科目・修了要件。
- 基礎工学研究科における学位審査及び学位論文評価基準
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:PDFの1ページ。修士論文の研究能力、専門性、分野への寄与、記述、発表・討論。
- 大学院授業科目シラバス
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:大阪大学の公開シラバス検索システム「KOAN」への公式入口。同日に公開シラバスを検索したが、2027年度個別授業の詳細は確認できない。
- 各専攻・領域の研究内容 2026年7月現在
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年7月現在|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF1ページ。物質創成専攻の研究内容、夛田教授の2028年3月退職予定、氏名未記載の新教授欄を掲載。研究室別の2027年度指導・所属・受け入れ条件は確認できない。
- 倉持光 研究者総覧
大阪大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:物質創成専攻未来物質領域教授、フェムト秒時間分解ラマン分光、2026年の論文情報を掲載。2027年度の担当授業・時間割、設備・データ利用条件、指導・所属・受け入れ条件は確認できない。
- 研究室一覧
大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:専攻・領域別の研究室への公式導線。研究室ごとの設備・試料の利用条件と、2027年度の指導・所属・受け入れ条件は確認できない。