第2章 二つの試験系統と英語
九州大学 大学院工学府 応用化学専攻の院試対策講座から、機能物質化学系と分子生命工学系の選択、専門五分野、英語二本立てを整理します。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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第2章 二つの試験系統と英語
専攻名が同じでも試験系統が異なること、外部スコアだけでは終わらないことを確認します。
大学公式の事実:願書で機能物質化学系か分子生命工学系を選ぶ
募集要項の応用化学専攻欄と選択科目届の対象を照合しました。
応用化学専攻の一般選抜では、「機能物質化学系科目」と「分子生命工学系科目」のどちらを受験するかを選択科目届で指定します。二つは同じ応用化学専攻の入試ですが、募集要項は試験内容が異なると明記しています。入試で選ぶ試験系統と、入学後の教育・研究組織である機能物質化学コース、分子生命工学コースは別の区分です。
大学公式の事実:両系統とも専門は物理・無機・有機・分析・高分子化学である
科目名として確認できる範囲と、要項にない選択・配点規則を分けています。
2027年度募集要項が両系統に列挙する専門分野は、物理化学、無機化学、有機化学、分析化学、高分子化学です。ただし、五分野をすべて必答とするか、何問を選ぶか、分野ごとの配点はいずれも募集要項に書かれていません。過年度の問題冊子に見える構成を、そのまま2027年度の正式ルールへ置き換えることはできません。
大学公式の事実:英語は専攻独自の筆記と外部スコアを合わせて評価する
専攻独自英語筆記の存在と外部スコアとの総合評価を募集要項で確認しました。
応用化学専攻では、試験当日に専攻独自の英語筆記試験を行い、TOEICまたはTOEFLの得点と合わせて総合評価します。有効な外部スコアだけで英語評価が完結する制度ではありません。英語筆記と外部スコアの比率は公表されていません。
大学公式の事実:TOEICは国内受験のデジタル公式認定証だけが対象である
現行募集要項と2027年度以降の変更通知を優先しました。
TOEICを使う場合は、日本国内で受験したTOEIC Listening & Reading TestのDIGITAL OFFICIAL SCORE CERTIFICATEが対象です。郵送された紙のOfficial Score Certificate、国外で受験したTOEIC、IPテスト、カレッジTOEIC、Speaking & Writing、Bridgeは使えません。この証明書取扱いは2027年度選抜からの変更であり、古い専攻ページに残る紙証明書の条件とは一致しません。
大学公式の事実:TOEFLは所定の原本が必要で、MyBest Scoreは使わない
募集要項の英語資格試験欄で有効・無効の証明形式を確認しました。
TOEFLはTOEFL iBTのTest Taker Score ReportまたはExaminee Score Reportを使います。実施団体から本人へ直接郵送されたものが試験当日の原本として扱われ、ダウンロード版は原本になりません。MyBest Scoreも使いません。IELTSを認める専攻は募集要項上で別に指定されており、応用化学専攻は対象ではありません。TOEFL ITPも対象外です。
大学公式の事実:出願時コピーと試験初日の原本提示が別々に必要である
有効期間、出願時提出、試験日提示、未提示時の扱いを一続きで示しました。
外部英語スコアは試験日から遡って2年以内のものを使い、出願時に証明書のコピーを提出します。さらに試験初日には原本を提示し、TOEICのデジタル公式認定証は印刷物を持参します。最終評価は当日に提示した証明書に基づき、原本または指定印刷物を提示しなければ外部英語スコア部分は0点になります。出願後に取得した新しい有効スコアを当日提示する扱いも記載されています。
大学公式の事実:学科試験に加えて口頭試問を行う
公開された選抜方法と、受験者へ後日通知される詳細を区別しました。
一般選抜は学科試験だけではなく、口頭試問も行います。公開募集要項が示すのは8月18日・19日の9時から17時という共通枠で、科目順、個別の開始時刻、口頭試問の質問内容、所要時間、配点は記載されていません。詳細な時間割と試験室は願書受理後に文書で通知されるため、公開情報だけで当日の分刻みの計画を断定できません。
大学が公表していない情報:配点、換算式、最低点、口頭試問の内容は示されていない
募集要項と一般選抜ページに掲載がない評価要素を列挙しました。
2027年度の専門五分野間の配点、独自英語筆記と外部スコアの比率、TOEICとTOEFLの換算式、最低英語スコア、合格最低点、口頭試問の具体的質問と配点は公開資料にありません。学部成績を合否へどう組み込むかも明記されていません。数字や質問例を載せる場合、それを大学の制度として断定することはできません。
本書の提案:英語を証明書管理と筆記読解の二本に分ける
公開要件を抜け漏れなく準備するための学習・書類管理案です。
外部スコアは、受験日、有効期限、証明書の種類、出願時コピー、試験当日原本の五欄で管理します。独自英語筆記は別欄にし、化学の英文を段落ごとに要旨化する練習、数値・単位・比較表現を拾う練習、専門語を文脈で言い換える練習を進めます。この分け方は学習管理の提案であり、大学が示す配点や学習法ではありません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項
九州大学大学院工学府|資料:2026年5月|確認:2026-09-02|参照箇所:表紙、4~13頁、24頁、30頁。日程、募集人員、出願書類、英語、応用化学専攻の試験科目、発表、過去3年の実施状況。
- 大学院入試
九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年度掲載|確認:2026-09-02|参照箇所:修士課程一般選抜、2027年度募集要項、出願様式の入手方法。
- 令和9(2027)年度以降の工学府修士課程入学者選抜の変更について
九州大学大学院工学府|資料:2026年3月24日|確認:2026-09-02|参照箇所:1頁。TOEIC Listening & Reading Testの証明書取扱い変更。
- 応用化学部門(機能) 大学院進学をお考えの方へ
九州大学大学院工学研究院応用化学部門(機能)|資料:2026年確認|確認:2026-09-02|参照箇所:令和6・7・8年度の機能物質化学系入試問題PDFへの公式リンク。本文の旧制度・旧英語条件は現行根拠に使用しない。
- 応用化学部門 分子生命工学コース 入試情報
九州大学大学院工学研究院応用化学部門 分子生命工学コース|資料:2026年確認|確認:2026-09-02|参照箇所:分子生命工学系の過去問題は分子事務室へ問い合わせる公式案内。旧専攻群表記は現行名称に使用しない。
- 工学府 応用化学専攻
九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年確認|確認:2026-09-02|参照箇所:専攻概要、教育目標、アドミッション・ポリシー、二コースと教育研究分野。