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第3章 公式範囲と過年度問題を混同しない

東北大学 大学院工学研究科 機械機能創成専攻の院試対策講座から、現行の数学A・B範囲と、制度変更前の過年度問題の利用価値・著作権・限界を同時に示します。

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2026年秋季の公式範囲を基準線にする

「など」の先を勝手に作らず、基礎の接続を設計します。

本書による説明

本書による説明:専攻ページの範囲PDFも数学A・Bだけ

TMFC-04全1頁とTMFC-01物理p.14を本書が比較した説明です。

機械系公式ページが掲載する「2026年秋季実施」の出題範囲PDFは、数学Aを微積分・線形代数・ベクトル解析など、数学Bを常微分方程式・偏微分方程式・フーリエ級数・変換・ラプラス変換などとする全1頁の資料です。本書が2027年度確定募集要項と照合したところ、科目名と範囲が一致し、両資料に専門5科目は載っていません。

本書による説明

本書による説明:先行予告の専門5科目は後発資料に置き換わった

TMFC-22物理p.1の先行予告と、後発のTMFC-01物理p.14・TMFC-04全1頁を本書が時系列で比較した説明です。

2026年4月24日付の先行変更予告は、数学A・Bに加え、熱力学、流体力学、材料力学、機械力学、制御工学から2科目を選ぶ専門科目を記載していました。しかし、その後に公表された2027年度確定募集要項と現行の2026年秋季実施出題範囲は、一般選抜の筆答科目として数学A・Bだけを掲載し、専門5科目を掲載していません。本書は後発の確定募集要項と現行範囲を優先します。先行予告を現行科目や将来の出題予測には使いません。

本書による説明

本書による説明:「など」は公式の細目表ではない

公式の分野名を学習整理へ展開した本書の説明で、出題予告ではありません。

公式範囲には「など」とあり、定理名、問題数、難度、配点までを列挙していません。本書は、微積分なら一変数・多変数、線形代数なら連立方程式・固有値、ベクトル解析なら積分定理、微分方程式なら初期値・境界値という標準的な復習棚を作ります。ただし、その棚を大学公式の出題細目とは呼びません。

本書の提案

本書の提案:定義・標準計算・検算の三層で復習する

TMFC-04の公式範囲に対する本書の学習法です。大学公表の採点手順ではありません。

各分野を、①記号と定義を言葉で説明する、②典型問題を途中式付きで解く、③代入・次元・極限・微分による検算を行う、の三層に分けることを提案します。たとえば固有値だけを計算して終えず、固有ベクトルが連成振動の形を表し得ることまで説明します。これは合格点の予測ではなく、手計算試験で再現できる理解を作る方法です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:問題数・配点・公式解答

TMFC-01・04・05にない情報を推測で補わないための区分です。

確認した2027年度募集要項と2026年秋季出題範囲には、数学A・Bそれぞれの問題数、分野別配点、部分点、採点基準、合格基準、公式模範解答は示されていません。60分を何問に配るかも確定できません。本書の時間配分例や解法例を大学の指定として書かず、問題冊子の指示を当日に最優先します。

02

過年度問題は解答作業を学ぶ資料

過去問の価値を保ちつつ、現行形式の予告には使いません。

大学公式の事実

大学公式の事実:2025・2024・2023年度問題を公開

TMFC-05の掲載年度、訂正注記、利用条件による事実です。

機械系公式ページは、2025、2024、2023年度実施の試験問題PDFを公開し、過去3年度分であること、試験中または試験後の訂正を反映したものを掲載していることを説明しています。同じページには著作権と利用条件もあります。

大学公式の事実

大学公式の事実:2025年度流体力学問題が求めた作業

TMFC-06物理p.12の問題を、概念と解答作業の種類に限って要約しました。

2025年度問題PDFの物理p.12には、平板間で回転する円錐と非圧縮性ニュートン流体を題材にした流体力学問題があります。与えられた速度分布と壁面せん断応力の式を読み、代表量からレイノルズ数を作り、面上の量を積分してトルクへ進む構成です。

本書による説明

本書による説明:仮定を式へ移す練習には使える

TMFC-06の設問構造を、本書が一般的な解答作業として説明しました。公式解答ではありません。

この過年度問題から学べるのは、「非圧縮」「定常」「十分に発達」「遠心力を無視」といった言葉が、どの変数を一定またはゼロとみなすかを決めることです。また、局所的なせん断応力から全体のトルクへ進むには、半径ごとの力と腕の長さを面積分する必要があります。この読み方は数式を現象へ結び付ける練習になります。

本書の提案

本書の提案:制度変更前と明記して三回使う

問題の年度・利用条件・現行範囲は公式、三回の利用法と転載しない編集方針は本書の提案です。

本書は、過年度問題を①時間を測らず仮定と変数を図にする、②途中式を省かず完答する、③時間を決めて解き直し、誤りを定義・変形・積分範囲・検算に分類する、の三回使うことを提案します。問題文や図は公開プレビューへ複製せず、公式PDFへのリンクと物理ページ番号を示し、引用が必要な場合は公式ページの利用条件を確認します。ただし、2025年度問題は現行の数学A・B方式を示す資料ではありません。同じ専門問題が2027年度に出るという予測には使いません。数学A・Bでは、過年度問題から得た「仮定を変数と式へ移し、積分範囲と次元を検算する」という作業だけを一般化して練習します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 博士課程前期2年の課程学生募集要項〔一般選抜〕

    東北大学大学院工学研究科|資料:2026-04|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.4-5(紙面pp.1-2)募集人員・出願資格・経路別の事前問い合わせ・個別審査・3年在学優秀単位経路の不適用、p.7(紙面p.4)出願期間、pp.7-8(紙面pp.4-5)GPA付成績証明書・英語スコア、p.9(紙面p.6)検定料・受入確認書、p.10(紙面p.7)選抜方法・試験期間・合格発表、p.14(紙面p.11)機械系4専攻試験表

  • 東北大学機械系大学院入試出題範囲(2026年秋季実施)

    東北大学機械系|資料:2026年秋季実施|確認:2026-08-31|参照箇所:全1物理頁。数学A=微積分・線形代数・ベクトル解析など、数学B=常微分方程式・偏微分方程式・フーリエ級数/変換・ラプラス変換など

  • 入試出題範囲・過去の試験問題

    東北大学機械系|資料:確認日現在|確認:2026-08-31|参照箇所:2026年秋季出題範囲、2025・2024・2023年度問題、過去3年度分・訂正反映の注記、著作権と利用条件

  • 2025年度実施 公式試験問題

    東北大学工学部機械系|資料:2025年度実施|確認:2026-08-31|参照箇所:全19物理頁。物理p.12、流体力学・問題3。回転円錐、非圧縮性ニュートン流体、レイノルズ数、壁面せん断応力、トルク

  • 機械機能創成専攻

    東北大学工学研究科・工学部|資料:更新日記載なし、確認日現在|確認:2026-08-31|参照箇所:「機械機能創成専攻とは」「過去から未来、東北大学が選ばれる理由」。教育目標、研究領域、機能システム学・エネルギー学

  • 2026年度大学院工学研究科・工学部学生便覧

    東北大学工学研究科・工学部|資料:2026年度|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.21-23(紙面pp.13-15)。機械機能創成専攻科目表、単位区分、セミナー、修士研修、30単位と論文・審査・最終試験

  • Functional Fluids Engineering

    東北大学 QuickSyllabus|資料:2026年度第1学期|確認:2026-08-31|参照箇所:科目基本情報、目的・概要、授業計画、評価。2単位、英語。電磁応答流体、熱プラズマと各種応用

  • 2026年4月24日付 機械系4専攻の試験内容変更予告

    東北大学大学院工学研究科|資料:2026-04-24|確認:2026-08-31|参照箇所:全3物理頁。物理p.1の一般選抜表は、英語、数学A・B、熱力学・流体力学・材料力学・機械力学・制御工学から2科目を選ぶ専門科目、オンライン面接を記載。後発のTMFC-01・04を現行科目として優先