第2章 英語・数学A・数学Bが現行の試験骨格
東北大学 大学院工学研究科 機械機能創成専攻の院試対策講座から、確定募集要項の試験表を基準に、時刻、必答範囲、条件付き面接、受入確認書を説明します。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,251字
- 参照資料
- 6件
数学Aと数学Bを別の試験として準備する
同じ数学でも、道具と解答の確認点が異なります。
大学公式の事実:数学Aは8月25日9時30分から60分
科目、範囲、時刻、必答、持込制限はTMFC-01物理p.14の記載です。
筆答試験を受ける場合、数学Aは2026年8月25日9:30〜10:30、集合時刻は8:50です。微積分、線形代数、ベクトル解析などから出題され、必答です。電卓、計算・通信機能付き時計、電話機などは持ち込めません。
本書による説明:数学Aは変化・連立・空間の言葉
TMFC-01・04の公式分野名を、18歳が学習対象を区別できるよう本書が説明しました。大学公表の細目ではありません。
微積分は、量がどれほど速く変わるかを微分で、変化の積み重ねを積分で表します。線形代数は、多数の未知量を行列でまとめ、連立方程式や固有値を扱います。ベクトル解析は、空間中の量がどちらへ増え、湧き出し、回るかを勾配・発散・回転で表します。固有値は連成振動の固有モードを分ける入口になり、発散は流れが局所的に湧き出すか吸い込まれるかを表します。60分の手計算に備え、途中式、符号、行列の次元、微分後に元の式へ戻るかまで確認する、という学習上の接続ができます。
大学公式の事実:数学Bは同日13時から60分
科目、時刻、範囲、必答はTMFC-01物理p.14とTMFC-04全1頁によります。
筆答試験を受ける場合、数学Bは同じ8月25日の13:00〜14:00です。常微分方程式、偏微分方程式、フーリエ級数・変換、ラプラス変換などから出題され、必答です。
本書による説明:数学Bは変化の法則と表現の変換
公式範囲の用語を、本書が機械工学との接点を示しながら説明しました。出題細目の断定ではありません。
常微分方程式は、時間だけに依存する振動や応答のような変化の法則を扱います。偏微分方程式は、温度や流速のように位置と時間へ依存する量を扱います。Fourier変換は複雑な波を周波数成分へ分け、Laplace変換は微分方程式を代数式に変えて初期条件を扱いやすくします。式だけでは解が一つに決まらないことがあり、初期条件は出発時点、境界条件は端や表面での状態を指定します。筆答試験を受ける場合、数学Bは午前の数学Aとは別の試験なので、変換公式、条件の代入、逆変換、元の方程式での検算までを一続きの解答として練習する必要があります。
面接と受入確認書の条件を読む
全員面接と事前配属保証の二つの誤解を避けます。
大学公式の事実:面接は原則実施しない
TMFC-01物理p.14の条件付き面接欄を、原則と例外を保って記載しました。
機械系4専攻では面接を原則実施しません。ただし、研究室配属の調整が必要な場合などには、2026年8月27日にオンライン面接を行います。対象者には8月26日に連絡されます。
大学公式の事実:本学機械系5コース以外は受入確認書が必要
TMFC-01物理p.9(紙面p.6)の対象者、5コース、第一志望教員、連絡目安、書類とTMFC-02の様式導線によります。
機械系4専攻志願者のうち、本学機械系5コース(機械システム、ファインメカニクス、ロボティクス、航空宇宙、機械・医工学の各コース)を卒業(見込)でない者は、第一志望研究室の教員へ事前に連絡し、教員が作成する受入確認書を出願書類として提出します。募集要項は、出願開始日の2週間前までを目途に連絡するよう求めています。
大学公式の事実:成績証明書の内容で試験を免除する場合がある
免除の可能性はTMFC-01物理p.14の条件付き記載です。
確定募集要項の機械系4専攻表には、「成績証明書の内容によって、筆答試験および面接を免除することがある」と記載されています。
本書の提案:教員連絡は問い・方法・適合の三点で書く
事前連絡・条件付き面接・免除可能性は公式、本書が示す連絡文と準備行動は提案です。
本書は、連絡文に①卒業研究や学んだ基礎、②大学院で解きたい問い、③使いたい実験・計算・解析方法と、その研究室の公式ページや論文との接点を短く書くことを提案します。受入確認書だけを依頼する一文にせず、資料を読んだうえで研究の適合を確かめます。面接は原則なしでも配属調整等の場合には連絡が来るため、8月26日に大学からの通知を受けられる連絡先・通信環境を事前に確認します。成績証明書による試験免除は「ことがある」という条件付きなので、大学から個別の判断が示される前に数学準備を止めません。受入人数や配属可能性を推測して、確約を求める表現にも変えません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 博士課程前期2年の課程学生募集要項〔一般選抜〕
東北大学大学院工学研究科|資料:2026-04|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.4-5(紙面pp.1-2)募集人員・出願資格・経路別の事前問い合わせ・個別審査・3年在学優秀単位経路の不適用、p.7(紙面p.4)出願期間、pp.7-8(紙面pp.4-5)GPA付成績証明書・英語スコア、p.9(紙面p.6)検定料・受入確認書、p.10(紙面p.7)選抜方法・試験期間・合格発表、p.14(紙面p.11)機械系4専攻試験表
- 博士課程前期2年の課程 入試案内
東北大学工学研究科・工学部|資料:確認日現在|確認:2026-08-31|参照箇所:「令和9(2027)年4月入学」「1. 一般」の願書受付・試験日・合格発表・募集要項・受入確認書・研究室案内リンク
- 東北大学機械系大学院入試出題範囲(2026年秋季実施)
東北大学機械系|資料:2026年秋季実施|確認:2026-08-31|参照箇所:全1物理頁。数学A=微積分・線形代数・ベクトル解析など、数学B=常微分方程式・偏微分方程式・フーリエ級数/変換・ラプラス変換など
- 機械機能創成専攻
東北大学工学研究科・工学部|資料:更新日記載なし、確認日現在|確認:2026-08-31|参照箇所:「機械機能創成専攻とは」「過去から未来、東北大学が選ばれる理由」。教育目標、研究領域、機能システム学・エネルギー学
- 機械機能創成専攻 研究室
東北大学機械系|資料:更新日記載なし、確認日現在|確認:2026-08-31|参照箇所:「新たな設計思想と融合技術で拓く次世代機械機能の創成」「研究室」。機能システム学、エネルギー学、連携・協力講座一覧
- 2026年度大学院工学研究科・工学部学生便覧
東北大学工学研究科・工学部|資料:2026年度|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.21-23(紙面pp.13-15)。機械機能創成専攻科目表、単位区分、セミナー、修士研修、30単位と論文・審査・最終試験