第4章 修士課程で学ぶ内容と修了要件
九州大学 大学院工学府 船舶海洋工学専攻の院試対策講座から、教育目的、八研究分野、履修区分、修了要件、学位を一次資料で確認します。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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第4章 修士課程で学ぶ内容と修了要件
構造・流体・制御・設計を総合する専攻像と、30単位の内訳を別々に読みます。
大学公式の事実:構造・流体・熱・材料・制御とシステム工学を総合する
専攻概要と教育目標を要約しました。
専攻案内は、構造、流体、熱、材料、制御などの工学とシステム工学を学び、船舶や海洋構造物の設計・建造に必要な総合力を養うと説明しています。プログラミング言語、数値解析、シミュレーションも教育へ取り入れています。
大学公式の事実:自動航行、安全設計、船殻強度などが代表的な研究課題である
専攻公式ページの代表的研究課題と、そのページ内説明を平易に整理しました。
専攻ページは、船舶の自動航行システム、船舶・造船のリスク評価に基づく安全設計法、船殻構造の最終強度計算などを代表的な研究課題として挙げています。
大学公式の事実:模型試験、衝撃・疲労、溶接を扱う実験設備がある
公式ページに列挙された設備名称と用途説明を対応させました。個別利用許可は示していません。
専攻ページは、高速回流水槽、船舶運動性能試験水槽、衝撃荷重試験装置、疲労試験機、レーザ・アークハイブリッド溶接実証試験装置を保有設備として挙げています。
本書による説明:研究課題と設備は、運動・安全・強度・生産という別の問いに対応する
公式の研究課題・設備一覧を、調べる現象ごとに平易に整理しました。
自動航行は船の進路や位置、リスク評価は事故の起こり方と影響、最終強度は船体が壊れる直前まで耐える力を扱います。水槽では流れと船の運動、衝撃・疲労試験では荷重による損傷、溶接装置では船体を組み立てる接合技術を調べます。これは公式の研究課題と設備を対応づけた本書の説明です。
大学公式の事実:募集要項には八つの研究分野がある
募集要項の研究分野名を示しました。
2027年度募集要項は、船舶海洋流体工学、船舶海洋運動制御工学、構造システム工学、生産システム工学、機能システム工学、船舶設計・海洋環境情報学、海洋エネルギー資源工学、システム計画学を研究分野として掲げています。
大学公式の事実:入学者には数学・流体・構造の基礎と技術者倫理を求めている
専攻公式ページの入学者受入方針を要約しました。
専攻の方針は、修士課程志願者に、数学、船舶海洋流体力学、船舶海洋構造力学の学部水準の基礎知識を求めています。海洋空間・資源・環境・物流などの課題へ取り組む意欲と、技術者・研究者に必要な倫理観も期待すると記載しています。
本書による説明:八分野は船を成立させる力と設計判断の連鎖として読める
公式の八研究分野を高校卒業段階でも区別できる言葉へ置き換えました。
流体分野は水から受ける力、運動制御は進路や位置、構造分野は荷重と変形、生産・機能分野は造り方と機能、設計・環境情報は要求を形へ移す判断、海洋エネルギーは海域での利用、システム計画は全体最適を扱います。この整理は分野を理解するための本書の説明で、大学が定める研究室配属順ではありません。
大学公式の事実:修士課程は原則2年以上・30単位以上・研究指導・論文審査・最終試験を要する
現行工学府規則第12条の共通修了要件と例外を示しました。
工学府規則では、修士課程に原則2年以上在学し、30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文審査と最終試験に合格することが修了要件です。優れた業績を総長が認めた場合の在学期間例外はありますが、全員が一年で修了できる制度ではありません。
大学公式の事実:船舶海洋工学専攻には科目区分ごとの最低単位がある
区分別最低値と総単位要件を分けました。
別表では、高等専門科目6単位以上、先端科目6単位以上、能力開発特別科目2単位以上、異分野科目4単位以上を求めます。異分野科目では船舶海洋工学A・Bを除きます。これらの区分別最低単位に加え、全体で30単位以上が必要です。
大学公式の事実:他学府科目などは最大4単位まで異分野科目に数えられる
異分野科目への算入上限を示しました。
工学府規則の別表は、大学院基幹教育科目や他学府の授業科目について、合計4単位まで異分野科目として認定できるとしています。認定には、所属専攻の履修指導と現行規則が適用されます。
大学公式の事実:工学府の修士学位名称は修士(工学)である
学位規則に基づいて学位名称を示しました。
九州大学学位規則の別表第2は、工学府の修士の学位名称を修士(工学)と定めています。専攻名が船舶海洋工学であっても、学位名称を修士(船舶海洋工学)とはしません。学位規則と工学府規則はいずれも2024年3月29日最終改正の版を確認しています。
大学が公表していない情報:2027年度の全科目時間割と教員別受入人数は公開資料では確認できない
制度上の科目と将来年度の実施情報を区別しました。
確認した公開資料からは、2027年度に実際に開講する全科目、曜日・時限、担当者、各研究室の修士受入人数、設備を志願者が使える条件までは確認できません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項
九州大学大学院工学府|資料:2026年5月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:表紙、3~12頁、19~21頁、24~25頁、27頁。共通日程、募集人員、英語証明、船舶海洋工学専攻の一般選抜タイプI・II、自己推薦型、研究分野。
- 九州大学大学院工学府規則
九州大学|資料:最終改正2024年3月29日|確認:2026-09-04|参照箇所:第6条、第7条、第12条、別表第1。授業・研究指導、修了要件、船舶海洋工学専攻の区分別単位要件と科目表。
- 九州大学学位規則
九州大学|資料:最終改正2024年3月29日|確認:2026-09-04|参照箇所:別表第2。工学府の修士の学位名称は修士(工学)。
- 工学府 船舶海洋工学専攻
九州大学工学部・大学院工学府・大学院工学研究院|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:専攻概要、教育目標、専攻ポリシー、構造・流体・制御・システム工学を基礎とする教育、代表的な研究課題、実験設備。
- 海洋システム工学部門 研究室紹介
九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:船舶海洋流体工学、運動制御、構造・生産・機能システム、船舶設計、海洋エネルギー資源、システム計画の研究室と教員。
- 研究者詳細 古川 芳孝
九州大学|資料:ページ更新日2026年6月27日|確認:2026-09-04|参照箇所:工学研究院海洋システム工学部門教授、工学府船舶海洋工学専攻併任、船舶操縦運動・流体力・自動航行・浮体構造物の定点保持の研究と担当教育。