第4章 指導教員候補―氏名・授業・研究・指導課程
東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻 心身発達科学専修 教育心理学コースの院試対策講座から、教員の専門と研究計画を照合します。研究の近さと受入れ可否は分けて扱います。
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 2026年8月24日
- 公開本文
- 1,907字
- 参照資料
- 9件
公開資料で論文指導を確認できる教員候補を比較する
役職、専門、2026年度授業、現在の研究、修士・博士の論文指導を一人ずつ確認します。
本書による説明|清河幸子―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
清河幸子准教授の専門は教授・学習心理学です。2026年度は「教授・学習過程の心理学Ⅰ・Ⅱ」と修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。他者との協同、思考の言語化、洞察問題解決、アイデア生成、潜在学習を研究しています。研究者データベースには、2023~2027年度の学力・学習力の測定と向上、2022~2025年度の他者のアイデア参照による創造的問題解決の促進が登録されています。
本書による説明|遠藤利彦―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
遠藤利彦教授の専門は発達心理学です。2026年度は「感情と進化・文化」「関係性と子どもの社会情緒的発達」と修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。公式プロフィールは、乳幼児期の子どもと養育者のアタッチメントが社会情緒的発達へ与える影響、感情が生じる過程とその意味を、進化と文化の両方から研究すると説明しています。「感情と進化・文化」では英文を含む専門的な文献を批判的に読みます。
本書による説明|岡田謙介―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
岡田謙介准教授の専門は教育情報科学・心理統計学です。2026年度便覧では「心理統計学演習」「心理統計学特論」と修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。心理・教育・行動データのモデリング、ベイズ統計、心理測定、教育測定を研究しています。2025年の共同研究では、回答者が自分を良く見せる偏りに強い比較型心理尺度や、420の性格語の社会的望ましさデータベースを扱っています。研究法・統計を研究テーマそのものにしたい受験生だけでなく、量的研究を行う受験生にも関係します。
本書による説明|針生悦子―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
針生悦子教授の専門は発達心理学です。2026年度は「ことばと認知の発達Ⅰ・Ⅱ」と、修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。公式プロフィールは、子どもが言語を獲得し、他者の気持ちを考え、新しい問題へ対処できるようになる変化に関心を持ち、特に言語獲得と結びつけて子どもの世界の捉え方がどう構造化されるかを研究すると説明しています。語彙や概念の発達を扱う計画では、年齢に合う課題、刺激語、理解確認、横断・縦断デザインを具体化する必要があります。
本書による説明|植阪友理―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
植阪友理准教授の専門は教育認知科学です。2026年度は「査読者の視点でみる心理学論文」「講演者の視点でみる心理学論文」「エコロジカル・アクティブ・ラーニング」と、修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。公式プロフィールは、教育実践で生じる課題から研究テーマを立て、調査・実験で学習過程や指導法を検討し、得られた知見を現場との連携へ戻す研究を説明しています。実践改善を扱う研究では、現場の困りごとと心理学的な問い、効果指標を分けて書く必要があります。
本書による説明|宇佐美慧―専門・授業・現在の研究
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
宇佐美慧准教授の専門は教育情報科学です。2026年度は「量的研究法」「心理統計学の近年の展開」と、修士・博士それぞれの教育心理学論文指導を担当します。公式プロフィールは、縦断データを使う変化のモデリング、統計的因果推論、分類、入学試験・資格試験・心理検査・医学検査の測定と評価を研究領域として挙げています。同じ人を複数時点で測る研究、テスト得点の公平性や妥当性、複雑な多変量データを扱う計画と重なります。
大学が公表していない情報|個人別の設備利用と2027年度受入れ
大学が公表していない情報です。閲覧した一次資料からは確定できません。
2027年度募集要項、2026年度便覧、コースの教員紹介、関連施設ページには、教員別に使える実験室・機器・未公開データ・学外調査先を保証する一覧がありません。また、2027年度に各教員が修士学生を何人受け入れるかも個人別には公表されていません。共通施設の存在から、特定教員の指導を選べば特定設備やデータを必ず使えると推測することはできません。
本書による説明|研究計画との照合方法
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
協同問題解決、思考の言語化、創造性なら清河准教授、アタッチメント、感情、社会情緒的発達なら遠藤教授、言語・概念の発達なら針生教授が候補です。教育実践から学習過程や指導法を検討するなら植阪准教授、ベイズ統計・心理測定なら岡田准教授、縦断データ・因果推論・テスト測定なら宇佐美准教授の公式研究と重なります。ただし、テーマの語が同じでも、対象年齢、方法、利用できるデータが異なれば指導可能性は変わります。公式スタッフページには一柳智紀准教授も掲載されていますが、2026年度便覧では教育心理学コースの論文指導担当としてではなく、学校教育高度化専攻の教職開発コースで授業研究論文指導を担当しています。また、2026年度便覧は岡田猛客員教授と野澤祥子特任教授を教育心理学論文指導の担当として載せていますが、現行スタッフページの専任スタッフ欄には掲載していません。そのため、この3名を教育心理学コースの2027年度指導教員候補だと断定していません。2027年度の個人別受入可否と特定設備の利用は公開一覧がありません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2026年度 東京大学大学院教育学研究科便覧
東京大学大学院教育学研究科|資料:2026年4月(2026年4月~2027年3月の授業科目表)|確認:2026-08-24|参照箇所:修了要件表、33~44頁の授業科目表、45~46頁の教員氏名。2026年4月1日以後入学者に適用する表を使用
- 関連施設
東京大学大学院教育学研究科・教育学部|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:教育学部図書室、学校教育高度化・効果検証センター等の施設紹介
- 東京大学大学院教育学研究科・教育学部図書室 利用案内
東京大学大学院教育学研究科・教育学部図書室|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:教育学研究科・教育学部所属者の利用区分、館内設備、学位論文利用
- 教育心理学コース スタッフ紹介
東京大学大学院教育学研究科・教育学部|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:遠藤利彦、針生悦子、岡田謙介、清河幸子、宇佐美慧、一柳智紀、植阪友理の職名・専門・研究内容
- 教授・学習過程の心理学Ⅰ(2026年度)
東京大学授業カタログ|資料:2026年度(最終更新2026年4月20日)|確認:2026-08-24|参照箇所:授業目標、英語論文の選定、現象への説明、担当教員、討論方法
- 感情と進化・文化(2026年度)
東京大学授業カタログ|資料:2026年度(最終更新2026年4月20日)|確認:2026-08-24|参照箇所:授業目標、感情の進化的・文化的検討、担当教員、文献精読
- 清河幸子 研究者情報
科学技術振興機構 J-GLOBAL|資料:更新日2026年5月28日|確認:2026-08-24|参照箇所:所属・職名、研究キーワード、2022~2027年度の研究課題、論文
- 岡田謙介 研究者情報
科学技術振興機構 J-GLOBAL|資料:更新日2026年6月30日|確認:2026-08-24|参照箇所:所属・職名、研究キーワード、2025~2030年度の研究課題、2025~2026年の論文・発表
- パーソナリティ特性語の社会的望ましさの認知データベースの開発
日本パーソナリティ心理学会(J-STAGE)|資料:2025年7月9日|確認:2026-08-24|参照箇所:『パーソナリティ研究』34巻1号88~90頁、方法、500名・420語のデータ、結果、利用可能性