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第5章 改組前の公式過去問を正しく使う

京都大学 大学院 工学研究科 化学理工学専攻の院試対策講座から、2022~2026年度の公式問題への導線、2026年度冊子の構成、改組後入試との違い、解答未確認の境界を整理します。

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第5章 改組前の公式過去問を正しく使う

公式過去問は取得済みですが、2027年度と同じ形式だとはせず、問題文・図も転載しません。

大学公式の事実

大学公式の事実:公式ページは2022~2026年度の問題を掲載している

公式ページの掲載年度、2026年度の冊子数、旧名称を示しました。

専攻入試ページは、2022年度から2026年度までの問題PDFを年度別に掲載しています。2026年度欄は、創成化学専攻群3冊、先端化学専攻群2冊、化学工学専攻の抜粋1冊です。英語はTOEIC換算で、2026年度欄に英語筆記問題はありません。各PDFは旧組織・旧区分の名称で掲示されています。

本書による説明

本書による説明:掲載問題は2027年度の新方式と区別して読む

新方式の開始時期と過去問題の年度・名称を照合した本書の整理です。

公式ページは、2026年8月実施の2027年度選抜から試験方法を変えることを示しています。掲載された2022~2026年度問題は、それより前に旧名称で実施されたものです。本書では、基礎分野と設問構造を確認する資料として使い、科目名、配点、選択数は2027年度の入試詳細を優先します。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度創成化学群は物理・有機・専門の冊子に分かれる

取得済み3冊と、改組前後の科目構成差を示しました。

取得した2026年度の創成化学群資料には、物理化学、有機化学、専門科目の問題冊子があります。当時の案内では、物理化学250点・120分、有機化学250点・120分、専門科目200点・90分で、専門は無機化学、分析化学、生化学から2分野を選ぶ形式でした。2027年度は高分子化学が必須となるため同一形式ではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度先端化学群の冊子名は化学I・化学IIだった

取得済み2冊の名称と2027年度構成との差を示しました。

取得した2026年度先端化学群の公式問題は「化学I」「化学II」に分かれています。2027年度入試詳細では、専門科目1を有機化学・物理化学、専門科目2を無機化学必須と4分野から2分野選択と明記しています。旧冊子の見出しと2027年度の必須・選択構成は一致しません。

大学公式の事実

大学公式の事実:旧・化学工学専攻の公開PDFは問題の抜粋である

旧専攻の抜粋資料と、現年度入試群の名称・選択構造を示しました。

2026年度欄の旧・化学工学専攻から取得できるPDFは、公開対象となる問題を抜粋したものです。2027年度の名称は化学プロセス工学群で、専門1の8題から5題、専門2の5題から3題を選びます。旧専攻の抜粋PDFと、新入試群の範囲表は名称も公開範囲も異なります。

本書による説明

本書による説明:確認した公式ページに解答・採点基準は見当たらない

公式ページの確認範囲と、存在自体を断定しない限界を示しました。

本書が確認した専攻の公式過去問一覧と、そこから取得した2026年度の問題PDFでは、模範解答、採点基準、部分点、合格者答案へのリンクを見つけられませんでした。この記述は確認した公開範囲に限られ、大学内部に解答が存在しないと断定するものではありません。第三者による解答を、大学公式の解答としては扱いません。

本書の提案

本書の提案:過去問から問題構造と基礎分野を読む

取得済み問題を改組後の基礎復習へ使う本書の提案です。

改組前問題から確かめられるのは、どの基礎概念を組み合わせ、式や構造式や説明をどの順に要求したかです。将来の問題を言い当てる資料ではありません。物理化学なら仮定と単位、有機化学なら反応条件と電子の流れ、分析・無機・高分子・生化学なら用語の定義と根拠を、答案の余白に短く残します。

本書の提案

本書の提案:旧形式の得点ではなく、手順別の再現率を記録する

形式変更の影響を抑える本書の復習方法です。

一周目は冊子の指示どおりに時間を計り、二周目は立式、反応機構、説明の根拠を教科書へ戻って補います。旧配点での推定得点は記録しません。代わりに、①条件を読み落とさない、②式を立てる、③単位をそろえる、④結論を文章にする、という四つの手順について、自力で再現できた割合を記録します。以上は本書の復習法です。大学の採点法ではありません。

本書の提案

本書の提案:問題本文と図は公式PDFで読み、自分の解答だけを残す

公式資料への導線を使い、転載を避ける本書の運用提案です。

問題本文、図、固有の数値は大学の公式PDFで読みます。本書側のノートには、使った法則、途中式、自分で描き直した概念図、誤答原因を残します。大学が問題を公開していても、第三者による転載まで許可されているとは確認できません。そのため、この公開プレビューには問題文や図を再掲しません。自作解答には「本書による解答」と表示します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。