第4章 コア科目・実習・研究指導から修了までを読む
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻の院試対策講座から、2027年度入試案内と2026年度規則を年度別に使い、科目名から修了要件を推測しません。
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- 院試クラウド編集部
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入学後の教育の流れ
コア科目、ゼミ、野外実習、専門研究の役割を分けます。
大学公式の事実:修士1年向けコア科目は11の領域を示す
UNENV-05 PDF物理pp.107-109のコア科目説明に基づきます。
環境学研究系の2027年度入試案内は、地圏変動論、環境化学論、大気海洋論、陸域生態論、水圏生態論、環境適応論、景観形成論、環境政策論、環境情報論、陸域自然環境論、海洋自然環境論を修士1年向けコア科目として挙げます。自然科学だけでなく政策・情報も含み、異なる学部出身者が共通語彙を作る構成です。
大学公式の事実:全員参加のゼミと野外総合実習がある
UNENV-05 PDF物理pp.107-109のゼミ・野外総合実習の位置付けです。
入試案内は、全教員・全学生が参加する自然環境学ゼミと、入学者全員が履修する自然環境野外総合実習を重視する科目として示します。ゼミでは専攻横断で研究を共有し、野外実習では現地で対象を観察・計測して、机上の概念と現実の環境を結びます。実際の調査地、日数、費用、装備は年度の履修案内を確認する必要があります。
大学公式の事実:修了は標準2年・30単位以上・研究指導・論文審査・最終試験
UNENV-07・08の2026年度規則に明記された通常の修了経路です。
2026年度の東京大学大学院学則は、修士課程の標準修業年限を2年とし、原則30単位以上、必要な研究指導、修士論文の審査、最終試験を修了要件とします。研究科規則は、指導教員の指示により科目履修と研究指導を受け、学位論文を提出して最終試験を受ける流れを示します。優れた業績による在学期間特例の適用可能性は個別に推定しません。
大学公式の事実:通常の学位は修士(環境学)
UNENV-07 PDF物理p.22の学位表で通常ルートとGPSSの例外を分けました。
2026年度研究科規則の学位表では、自然環境学専攻の通常の授与学位は修士(環境学)です。修士(サステイナビリティ学)はサステイナビリティ学大学院プログラムを修了した場合の別条件です。自然環境学専攻へ入学すれば自動的に後者になるわけではありません。学位名と、専攻内で選ぶ陸域・海洋コース名も同じものではありません。
研究計画へつなぐ
授業名の列挙を、問い・データ・方法・検証の構造へ変えます。
本書による説明:コアから実習・ゼミ・修士研究へ段階的に進む
UNENV-05・07・08の教育内容と制度を、本書が役割別に整理しました。
本書は、入試案内と規則から、①コア科目で共通概念を学ぶ、②野外・演習で観測や分析を経験する、③ゼミで他分野へ説明する、④指導を受けて修士論文の問いを検証する、という学習の流れを読み取ります。これは時間割の固定順ではなく、科目・研究指導・論文審査がそれぞれ何を支えるかを理解するための説明です。
本書の提案:研究計画を問い・対象・尺度・データ・方法・限界で書く
UNENV-05・09〜11の教育内容を研究計画へ変える本書の提案で、大学指定様式ではありません。
本書は、研究計画を①答えたい問い、②対象となる場所・生物・現象・制度、③時間と空間の尺度、④得られるデータ、⑤観測・実験・統計・モデル等の方法、⑥倫理・安全・不確実性・代替案、の六欄で作ることを提案します。「気候変動を研究したい」だけでなく、何を測れば問いへ答えられるかまで具体化します。
大学が公表していない情報:2027年度の科目配置と研究室別運用
UNENV-05・07・09〜11の年版と公表範囲を越える運用情報です。
確認資料からは、2027年度のコア科目の曜日・担当、野外実習の調査地・費用、ゼミの発表回数、研究室ごとの必修、設備や船舶の利用条件、指導頻度を確定できません。2026年度便覧の科目表を2027年度の確定時間割として表示せず、入学年度の便覧・UTAS・専攻案内で確認します。論文で使われた装置や調査地を、入学者が必ず使えるとも断定しません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 環境学研究系 入試案内書
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:Web掲載2026-04-01|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.5-6の受験心得、p.9の専攻目的、pp.10-34の二コース・研究分野、pp.107-109のコア科目・ゼミ・実習・研究。
- 令和8(2026)年度 東京大学大学院便覧(新領域創成科学研究科)
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026年度、研究科規則最終改正2026-04-01|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理pp.1-2の教育課程・研究指導・論文・最終試験、p.15の自然環境学専攻科目、p.22の授与学位。
- 東京大学 大学院便覧 令和8年度―東京大学大学院学則
東京大学|資料:2026年度|確認:2026-08-31|参照箇所:PDF物理p.27の標準修業年限2年、p.28の30単位以上・研究指導・修士論文審査・最終試験。
- 地圏変動論 47151-01
東京大学 授業カタログ|資料:2026年度、最終更新2026-04-20|確認:2026-08-31|参照箇所:到達目標、授業計画、授業方法、評価方法。地圏の成り立ち・変動・古環境・災害。
- 陸域生態論 47151-04
東京大学 授業カタログ|資料:2026年度、最終更新2026-04-20|確認:2026-08-31|参照箇所:到達目標、授業計画、評価。生態系、生物間相互作用、気候変動、撹乱とレジリエンス。
- 大気海洋論 47151-03
東京大学 授業カタログ|資料:2026年度、最終更新2026-04-20|確認:2026-08-31|参照箇所:到達目標、授業計画、履修上の注意。大気・海洋現象、数学的前提、数値シミュレーション。