院院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第3章 電気回路と電子回路を時間・周波数・素子で区別する

東京理科大学 大学院 創域理工学研究科 電気電子情報工学専攻の院試対策講座から、受動回路の応答と、能動素子・増幅・帰還の設計をつなげます。

01

二つの回路科目

公式範囲、過年度出題意図、2026年度授業例を分離して読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:電気回路は直流・交流から伝達関数までを含む

募集要項PDF p.16の電気回路範囲です。

2027年度の電気回路は、直流・交流回路、回路網の諸定理、過渡現象、交流電力、二端子対回路、三相交流、ひずみ波交流、Laplace変換による回路解析を範囲とします。Laplace解析には伝達関数、極と各種応答、周波数応答が含まれ、時間領域と周波数領域を往復する力が必要です。

本書による説明

本書による説明:過年度出題意図は等価化・過渡・電力・応答を横断した

大学公式の過年度出題意図を高水準で本書が説明しています。

2026年度の公式出題意図は、直流・交流、重ね合わせ、Thevenin・Norton等の定理、過渡、交流電力、二端子対、三相、ひずみ波、Laplace解析、伝達関数、極、周波数応答を通じ、時間と周波数の表現を結ぶ趣旨でした。これは2025年実施の過年度資料で、2027年度の設問構成を保証しません。

本書による説明

本書による説明:過渡はスイッチ直後、伝達関数は入力と出力の関係を見る

公式範囲と授業例を18歳向けに本書が説明しています。

直流回路は値が落ち着いた状態、交流回路は周期的に変わる状態を主に扱います。スイッチ直後はコンデンサ電圧やコイル電流が急には変われず、過渡現象が起こります。伝達関数は、入力に対して出力が周波数ごとにどれだけ大きく、どれだけ遅れるかを一つの式にまとめる道具です。

本書の提案

本書の提案:向き・法則・初期値・極限の順に答案を検査する

公式範囲を答案動作へ変換した本書独自の提案です。

接地、電圧向き、電流向きを図に書き、KCL・KVLまたは節点・網目法で独立な式を選びます。定理を使うときは等価回路を描き、過渡では初期値・連続条件・最終値を先に確認します。Laplace領域で解いた後は極・零点と時間応答を結び、電力、位相、単位、低周波・高周波の極限で検算します。

大学公式の事実

大学公式の事実:電子回路は能動素子・増幅・帰還・応答を含む

募集要項PDF p.16の電子回路範囲です。

2027年度の電子回路は、能動素子と等価回路、線形・非線形回路、増幅回路、演算増幅器、負帰還・正帰還回路、周波数特性、伝達関数、過渡応答を範囲とします。トランジスタやFETの直流動作点から小信号等価回路へ移り、利得・帯域・ひずみ・安定性を評価する力が必要です。

本書による説明

本書による説明:過年度出題意図は素子を定量的に設計・評価する力を見た

大学公式の過年度出題意図を本書が高水準で説明しています。

2026年度の公式出題意図は、トランジスタ・FETの動作と等価回路、線形・非線形、増幅器とop amp、帰還による安定性・利得、周波数・伝達・過渡特性を定量的に設計・評価する趣旨でした。電気回路の受動素子だけでなく、小さな信号で大きな電流を制御する能動素子を扱う点が重要です。

本書の提案

本書の提案:素子、動作点、小信号、増幅、帰還、応答の順で学ぶ

公式範囲と授業例を前提関係へ並べた本書独自の提案です。

ダイオード・BJT・MOSFETの電圧電流関係と動作領域、直流バイアスと動作点、小信号等価回路と利得、op ampの理想・非理想、負帰還の利得・帯域・安定性、正帰還と発振、Bode線図・過渡応答・非線形ひずみの順に進みます。直流解析と交流小信号解析を混ぜないことが第一の検査点です。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度授業は電力変換とRF集積回路へ発展した

2026年度シラバスによる授業例と年度境界です。

2026年度のパワーエレクトロニクス特論は、電力変換回路の解析・制御と損失低減を扱います。高周波集積回路工学特論は英語で行われ、無線トランシーバ用RF集積回路、増幅器、ミキサ、発振器を扱います。これは入学後の接続例で、2027年度の開講・全員必修・入試配点を意味しません。

本書による推定

本書による推定:4科目はワイヤレス給電や通信で一つにつながる

公式範囲と大学院授業の共通要素から導く本書の推定です。

ワイヤレス給電なら電磁気学で相互結合、電気回路で共振と伝達、電子回路で電力変換・制御に必要な能動素子、電気数学で微分方程式と周波数応答を扱います。無線通信でも場、回路、増幅、変換が再登場します。このつながりは学習設計の推定で、研究テーマが入試に出るという意味ではありません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。