第6章 独自演習と更新チェック
京都大学 大学院 工学研究科 都市社会工学専攻の院試対策講座から、費用便益分析の独自演習を解き、最新要項の確認へつなげます。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,069字
- 参照資料
- 9件
第6章 独自演習と更新チェック
現在価値、仮定、誤り防止、未公表情報、PDF送付運用を最後に確認します。
本書独自問題:三年間の便益を現在価値へ直す
大学公式問題ではない本書独自演習であることを明示しました。
これは京都大学の過去問ではなく、本書が作成した演習です。ある小規模事業は現在4000万円を要し、各年末に1500万円の便益が3年間生じると仮定します。割引率を年5%、残存価値と維持費を0として、純現在価値NPVを求め、仮定の下で実施判断を述べます。
本書の提案:将来便益を同じ時点の金額へ換算する
大学公式解答ではなく、本書が提案する独自問題の立式です。
一年後の1500万円は1.05で、二年後は1.05²、三年後は1.05³で割ります。NPV=1500/1.05+1500/1.05²+1500/1.05³−4000です。費用と便益を現在という同じ時点へそろえてから差を取るのが割引計算の目的です。
本書の提案:NPVは約84.9万円で正になる
大学公式解答ではなく、本書が提案する独自問題の計算例です。
便益の現在価値は約1428.6万円、1360.5万円、1295.8万円で、合計約4084.9万円です。4000万円を引くとNPVは約84.9万円です。設定した便益、割引率、維持費ゼロという仮定の下では正なので実施側ですが、差は小さく、入力が変われば判断も変わります。
本書による説明:割引率は将来と現在を比較する物差しである
公式出題分野を背景に、本書が用語と判断範囲を説明しました。
割引率は、時間、資金調達、不確実性などを踏まえて将来価値を現在へ換算する率です。NPVが正でも、分配の公平性、災害リスク、環境影響、予算制約が自動的に解決するわけではありません。費用便益分析は政策判断の一つの道具であり、唯一の答えではありません。
本書の提案:万円と円、年初と年末、符号、仮定を確認する
本書独自演習の誤答防止と発展確認です。
典型的な誤りは、1500を割り引かず三倍する、初期費用を足す、三年分をすべて1.05で割る、万円と円を混ぜることです。キャッシュフローを年0から年3の線上に置き、費用を負、便益を正で記し、割引率を変えた感度分析も行うと判断の頑健さを確かめられます。
本書の提案:研究相談・科目・英語・更新確認を一枚で管理する
選考別の提出要件と科目制約を結びつける本書独自の管理法です。
年度別受入表から候補教員を選び、事前相談、署名書類、英語証明、学力科目の進捗を一枚で管理します。第一志望が13・14・15・31・37なら、一般・I型は資源工学を必須欄へ、II型・社会人は数学・物理・資源から一つを選ぶ欄へ固定します。外国人別途選考のForm 2と口頭I・IIは別表にします。
大学が公表していない情報:新年度要項・授業・採点は要更新である
現時点で確定できない項目を列挙し、推測で補いません。
次回の確定日程、2027年度授業、研究室別受入人数、都市社会単独倍率、英語換算式、公式解答・部分点は確認できません。新要項が公表されたら、共通要項、区分別詳細、受入表、学修要覧、KULASIS、研究室一覧、過去問を日付と集計単位ごとに照合します。
サイト運用上の事実:院試クラウドの提供方法
院試クラウドの提供運用であり、京都大学の制度ではありません。
購入前に閲覧できるのは、この公開プレビューに表示された範囲です。購入後もサイト上の有料全文は開放しません。決済確認後、原則2日程度で、完成版PDFを購入時に指定したメールアドレスへ送付します。届かない場合は迷惑メールフォルダと受信拒否設定を確認し、受付番号・購入時のメールアドレス・対象講座名を添えて「運営・お問い合わせ」の窓口へ連絡してください。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 京都大学大学院工学研究科修士課程学生募集要項
京都大学大学院工学研究科|資料:2026年4月20日掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:募集人員、出願、費用、合格発表、入学日。
- 2027年度 社会基盤・都市社会系修士課程入学試験詳細
京都大学大学院工学研究科|資料:2027年度入学向け・2026年8月実施|確認:2026-09-04|参照箇所:合同選抜115名、5選考、配点、科目、英語、志望区分26~44。
- 2027年度修士課程入学試験(夏期)合格者受験番号
京都大学大学院工学研究科|資料:2026年8月21日|確認:2026-09-04|参照箇所:社会基盤・都市社会系の合格者番号116件。
- 社会基盤・都市社会系 2027年度夏季入試
京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻|資料:2026年8月4日更新|確認:2026-09-04|参照箇所:募集資料、試験案内、公式過去問への導線。
- 2026年度 京都大学大学院工学研究科 学修要覧
京都大学大学院工学研究科|資料:2026年度版|確認:2026-09-04|参照箇所:都市社会工学専攻の単位区分、必修・選択必修、科目表。
- 2026年度 工学研究科大学院シラバス
京都大学大学院工学研究科|資料:2026年度版|確認:2026-09-04|参照箇所:都市・交通・防災・資源等の現行科目の目的、内容、授業計画。
- 都市社会工学専攻 研究室・教員
京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:現行研究室と教員。受入対象は年度別入試詳細を優先。
- 外国の大学を卒業した方へ(AAO申請について)
京都大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:対象者と、結果後に志望教員へ連絡する手順。
- Guidelines for International Applicants to the 2027 Master's Program
京都大学大学院工学研究科|資料:2027年度入学向け・2026年8月実施|確認:2026-09-04|参照箇所:社会基盤・都市社会の国際コース合同選抜、最大12名、英語200点、口頭I・II 800点。