第4章 2026年度教育課程と現職教員
大阪大学 大学院 工学研究科 電気電子情報通信工学専攻の院試対策講座から、四コースの履修要件を分け、情報通信工学の現職教員を具体例として読みます。
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- 院試クラウド編集部
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第4章 2026年度教育課程と現職教員
2026年度表を2027年度の確定表とせず、科目・教員・入試の役割を分けます。
確認できた科目表は2026年度版
2026年度教育課程表の掲載頁・区分と公式シラバス入口です。
現在参照しているのは2026年度博士前期課程教育課程表です。電気工学は印刷48~49頁、情報通信工学は50~51頁、量子情報エレクトロニクスは52~53頁、イノベーションデザインは54~56頁にあります。57頁以後のGlobal Science and Engineering Courseは、2027年度一般選抜で列挙された第5の出願コースではありません。科目配置は変わることがあり、個別授業は大阪大学の学務情報システムKOANにあるシラバスで確認します。
公式シラバスは利用できるが、本書は全科目分を未取得
公式シラバス入口は確認済みですが、対象全科目の個別シラバス本文は取得していません。
大阪大学の公開シラバス入口が利用できることは確認しました。一方、本書は今回、電気電子情報通信工学専攻の全科目について、授業目標、各回内容、評価方法などの個別シラバス本文を取得していません。そのため、教育課程表の科目名や担当者から、各授業の詳細や2027年度の開講状況を補いません。公式に利用できる情報と、本書がまだ取得していない範囲を分けています。
共通の下限は専門22・国際1・教養1・合計30
2026年度の各コース履修方法に記載された共通下限と必修構成です。
4コースの2026年度履修方法に共通する下限と、電気工学・情報通信工学・量子情報エレクトロニクスの3コースにおける主な必修構成は次のとおりです。
| 対象 | 条件 |
|---|---|
| 4コース共通 | 専門教育科目22単位以上、高度国際性涵養教育科目1単位以上、高度教養教育科目1単位以上、合計30単位以上 |
| 電気工学 | セミナー4単位、実験4単位など |
| 情報通信工学 | セミナー4単位、演習4単位など |
| 量子情報エレクトロニクス | セミナー4単位、演習2単位、エレクトロニクス研究2単位など |
合計30単位だけでなく、自分のコースの必修・選択必修も満たす必要があります。
イノベーションデザインには固有の実習・セミナー要件
2026年度イノベーションデザインコースの履修方法です。
イノベーションデザインコースの2026年度履修方法には、次の固有要件があります。
- 電気電子情報通信工学セミナー:4単位
- イノベーションデザイン実習I~IV:4単位
- イノベーションデザインセミナーI・II:2単位
- 同コースの専門教育科目:10単位以上
電気工学、情報通信工学、量子情報エレクトロニクスのいずれかの試験を受けても、入学後の履修要件まで受験したコースと同じにはなりません。2027年度の確定科目・開講状況は、新年度表で改めて確認する必要があります。
研究指導、論文等、最終試験までが修了条件
教育課程表、大学院学則、研究科規程、学位規程の条件です。
教育課程表の研究指導コードは、電気工学285021、情報通信工学285013、量子情報エレクトロニクス285041、イノベーションデザイン285026で、2年次初めに大阪大学の学務情報システムKOANで登録するよう示されています。大学院学則と研究科規程は、所定単位のほか研究指導、修士論文等の審査、最終試験を修了条件とします。学位規程は修士に付記する専攻分野として工学を掲げます。「30単位だけで自動的に学位」とは説明しません。
落合秀樹教授とワイヤレスシステム工学
研究室一覧、研究者総覧、2026年度教育課程表を照合しました。
大阪大学研究者総覧は、落合秀樹氏を2024年4月から教授として掲載し、ワイヤレス通信・通信理論等を研究分野に挙げています。情報通信工学系の公式一覧ではワイヤレスシステム工学領域の教授として掲載され、2026年度教育課程表では無線通信工学の担当者として記載されています。現在の所属、研究分野、科目担当は確認できますが、2027年度受入人数、設備利用、学生ごとの研究テーマまでは確定できません。
本書の提案:科目と研究を層でつなぐ
公式科目表・シラバス・研究例を結ぶ本書独自の準備方法です。
研究テーマを、材料・デバイス、回路、信号処理、通信路、ネットワーク・制御のどの層で扱うかに分け、教育課程表から対応する基礎科目を探します。例えば信号推定なら確率、線形代数、信号処理、通信理論が関係し得ます。ただし、科目名が似ているだけで履修必須や配属条件とは判断しません。個別シラバスと研究室の説明を読み、入学後に何を補う必要があるか質問するための地図として使います。これは本書独自の読み方です。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度4月入学 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程一般選抜 学生募集要項
大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年3月|確認:2026-09-04|参照箇所:PDF5~7頁、15~18頁、22頁、27頁。4コース、141名、志望順位、英語証明、日程、連絡先、筆記科目。
- 2026年度 工学研究科博士前期課程教育課程表
大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年3月13日更新|確認:2026-09-04|参照箇所:印刷48~56頁。電気、情報通信、量子情報エレクトロニクス、イノベーションデザインの科目・履修方法・研究指導。
- 大阪大学大学院工学研究科規程
大阪大学|資料:2026年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:博士前期課程の単位、研究指導、試験、修士論文等、最終試験。
- 大阪大学シラバス公開ページ
大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:公開シラバスの入口。今回、個別科目の授業詳細は全件取得していない。
- 情報通信工学系 研究室一覧
大阪大学大学院工学研究科電気電子情報通信工学専攻|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:ワイヤレスシステム工学等の研究領域と落合秀樹教授・高橋拓海准教授。志願者個人の設備利用条件と2027年度の学生指導・受入可否は確認できない。HTTPで閲覧。
- 研究者総覧 落合秀樹
大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:電気電子情報通信工学専攻教授としての所属、2024年4月からの職位、ワイヤレス通信・通信理論等の研究分野。志願者個人の設備・データ利用条件と2027年度の学生指導・受入可否は確認できない。
- Discrete-Valued Signal Estimation via GAMP under Finite-Sized Highly Correlated GLMs
IEEE ICC 2026|資料:2026年|確認:2026-09-04|参照箇所:有限サイズ・強相関・モデル不整合の一般化線形モデルで、離散値信号推定のGAMP改良を報告。
- 大阪大学大学院学則
大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:第15条。博士前期課程の在学期間、所定単位、研究指導、修士論文等の審査、最終試験。
- 大阪大学学位規程
大阪大学|資料:2025年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:第1~3条。修士の学位と、付記する専攻分野としての工学。