第5章 入学後の履修と研究指導から逆算する
大阪大学 大学院 国際公共政策研究科 国際公共政策専攻の院試対策講座から、出願専攻、入学後の指導教員、単位、授業形式、修士論文の関係を公式資料で整理します。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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国際公共政策専攻で二年間に行うこと
入試上の専攻選択と、入学後の学際的な履修・指導制度を混同しません。
入学後は専攻を越えて指導教員を選べる
大学公式の事実です。
履修概要は、入学後の指導教員を、特任、客員、招へい、非常勤などを除くOSIPP専任教員から、所属専攻にかかわらず選べると説明しています。博士前期課程2年次からは副指導教員を定めます。2026コース・ハンドブックも、研究内容と教員との合意を基礎に指導教員を定め、変更には新しい教員の同意が必要だと示しています。出願時の第一希望と入学後の制度は同じではありません。国際公共政策専攻で入学した学生が、比較公共政策専攻の専任教員を入学後の指導教員に選ぶ場合にも、この専攻横断の規則が適用されます。出願時に国際公共政策専攻を選んだ事実が、入学後の選択範囲を同専攻だけに固定する規則ではありません。
修了は30単位以上と修士論文・口頭試問
大学公式の事実です。
博士前期課程では、所定の授業を30単位以上修得し、必要な研究指導を受け、修士論文を提出して審査と口頭試問に合格することが学位取得要件です。授与される学位は修士(国際公共政策)です。2026コース・ハンドブックは、専門教育科目26単位以上、高度国際性涵養教育科目2単位以上、高度教養教育科目2単位以上という内訳を示しています。標準の修業期間は24か月です。修士論文が国際人権法、外交、紛争、平和構築などを主題にしていても、要件を満たして授与される学位名は修士(国際公共政策)です。法学または政治学という研究方法の違いごとに、別の学位名を設ける記載はありません。
授業形態は講義・演習・プロジェクト演習
大学公式の事実です。
公式履修概要は、講義、演習、プロジェクト演習という授業形態を説明しています。演習は報告・討論を中心にしたゼミナール形式で、プロジェクト演習では研究プロジェクトを進めます。通常は2単位ですが、1単位や4単位の科目もあります。オンライン、週末、集中形式もある一方、二年制修士では平日日中の受講が必要です。2026年度科目表のうち、国際法や国際関係論の講義・演習に加えて、交渉や国連政策を扱う実務寄りの科目も掲載されています。
2026年度科目表から学問の基礎を読む
複数の公式資料を整理した本書による説明です。
2026年度科目表には、公共政策のための法学、国際関係論などの基礎科目、国際法、国際人権法、EU法、外交、国際機構、国際関係の理論・方法・歴史、交渉や国連政策などの専門・実務科目が並びます。これらは2026年度の開講科目表に基づく例です。科目名からは、公共問題を一つの分野だけでなく、法、政治、経済、データ、実務という複数の観点から学ぶ構成が分かります。ただし、2027年度の開講、担当教員、曜日・時限が同じだと保証する資料ではありません。
履修上限、GPA、研究演習の時期
大学公式の事実です。
履修登録は年間32単位が上限で、半期16単位が目安です。2026年度入学者からGPA制度が適用され、取消期間内に取り消さず履修を放棄した科目はFとしてGPAへ算入されます。研究演習I・IIは原則として二年次生だけが履修でき、修了そのものの必修ではないものの、単位を得るには登録が必要です。国際法・人権法・国際関係論などを選ぶ場合も、年間32単位の上限と研究演習I・IIの学年条件は共通です。
科目表と個別シラバスは役割が違う
複数の公式資料を整理した本書による説明です。
コース・ハンドブックの科目表は教育課程の全体像、公開シラバスは各授業の目的、内容、履修条件、評価方法などを調べる入口です。2026年9月5日時点の公開情報だけでは、2027年度の全科目と候補教員別時間割を確定できません。出願時に確認した年度の科目情報を研究計画の準備知識として使い、実際に入学する年度の開講情報と混ぜないことが重要です。国際人権法や国際関係論という科目名だけでは、条約解釈、事例比較、統計分析のどれを中心にする授業かは確定しません。2027年度の科目が公開された後に、授業目的と評価方法を個別シラバスで確かめる必要があります。
不足科目を基礎・方法・応用の三列で洗い出す
大学の指定や評価基準ではない本書の提案です。
学部の成績表とシラバスを見ながら、基礎理論、研究方法、政策応用の三列を作ります。各列で『説明できる』『授業で学んだが再確認が必要』『未学習』に分け、研究計画に必要な順で補います。法学中心でも統計の読み方、経済学中心でも制度・法源の読み方が必要になる場合があります。異分野出身であること自体を弱点と決めず、何をどこまで補うかを具体化する本書の提案です。国際公共政策専攻向けには、基礎欄へ国際法・国際関係論、方法欄へ法源の読み方・事例比較・統計、応用欄へ人権・紛争・国際機構などを置くと、法学と政治学の不足を別々に確認できます。
入試の研究計画を二年間の作業へ変換する
大学の指定や評価基準ではない本書の提案です。
入学前から一学期は基礎科目と文献探索、二学期は問いの絞込みと資料の試行、二年次前半は研究演習、副指導、主要分析、後半は論文執筆と口頭試問という仮の工程を置きます。各段階に、成果物、必要なデータ、相談相手、失敗した場合の縮小案を付けます。これは大学の標準時間割ではありません。30単位、平日日中授業、論文審査という公式条件から、実行可能性を点検するための本書の工程例です。法学型なら早い段階で条約・判例・国家実行の資料表を作り、政治学型なら概念、事例、データの比較表を試す工程にします。両方を用いる場合は、法的評価と政治過程の説明を別の成果物として管理する案です。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 博士前期課程 学生募集要項
大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年4月(入試ページでは2026年4月30日更新)|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF全16ページ。p.1アドミッション・ポリシー、p.2募集人員・第一希望教員と専攻・日程、p.4~6英語・研究計画書・検定料、p.7~9選抜・オンライン口述・発表、p.11願書を確認した。出願前の教員連絡・承諾をすべての志願者に求める記載と、受験者ごとの口述開始時刻・所要時間は確認できない。
- 大阪大学大学院国際公共政策研究科規程
大阪大学|資料:2026年4月1日施行|確認:2026-09-05|参照箇所:第1条の目的、第2条の前期2年と国際公共政策・比較公共政策の二専攻、第4条の授業・研究指導、第6条の指導教員、第7条の30単位、第13条の修士論文審査・口頭試験を確認した。
- 入学案内・研究分野
大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:「入試情報」「研究分野」「法学分野」「政治学・国際関係論」「経済学分野」「8つの特徴」。法・政治・経済の対象と方法、学際性、実践性を確認した。
- 履修概要/研究支援
大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:「01 指導教員」「02 学位取得要件」「03 開講科目」。入学後の指導教員、30単位以上、修士論文と口頭試問、講義・演習・プロジェクト演習、履修上限とGPAを確認した。
- 2026 Course Handbook
大阪大学大学院国際公共政策研究科|資料:2026年4月|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF p.5~8(冊子p.1~4)の2026年度博士前期課程授業科目、冊子p.43・46~50の履修方法、30単位の内訳、GPA、研究演習、指導教員を確認した。掲載は2026年度科目であり、2027年度の教員別担当授業・時間割ではない。
- 大阪大学シラバス 公開検索
大阪大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:大学公式の授業・科目・担当・時間割を検索する入口。2026年9月5日の確認では、本文で主に扱う教員の2027年度担当授業・科目・時間割を特定できなかった。