第1章 研究科は11専攻とGPSSで構成される
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 共通出願・専攻選択の院試対策講座から、3研究系・11専攻・独立教育プログラムの境界と、出願前に一つへ絞る必要を整理します。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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最初に出願単位を正しく数える
研究科名だけで出願先を決めず、組織と入試の単位を一致させます。
大学公式の事実:11専攻と独自入試のGPSSがある
組織数と募集要項内の用語定義は、2027年度募集要項に直接記載された内容です。
2027年度修士課程募集要項は、新領域創成科学研究科に11専攻があり、それとは別に独自の入試を行う教育プログラムとしてサステイナビリティ学大学院プログラム、略称GPSSがあると説明します。募集要項内では文章を短くするため、単に「専攻」と書いた場合にGPSSを含めると定義しています。しかし、これはGPSSが組織上の専攻になったという意味ではありません。出願先として数えると11専攻とGPSSの計12単位、組織上は11専攻と1教育プログラムです。
大学公式の事実:基盤3、生命2、環境6の11専攻
研究系・専攻・プログラムの並びは研究科公式の専攻紹介に基づきます。
基盤科学研究系には物質系、先端エネルギー工学、複雑理工学の3専攻があります。生命科学研究系には先端生命科学、メディカル情報生命の2専攻があります。環境学研究系には自然環境学、海洋技術環境学、環境システム学、人間環境学、社会文化環境学、国際協力学の6専攻があります。ここに、研究系をまたぐ教育プログラムとしてGPSSが加わります。国際協力学専攻を落としたり、GPSSを環境学研究系の第7専攻として足したりしません。
大学公式の事実:研究科へ入ってから専攻を選ぶ方式ではない
同時出願の禁止は、2027年度募集要項の「併願の禁止」に基づきます。
募集要項は、研究科内の2つ以上の専攻へ同時に出願すること、またはGPSSと他専攻へ同時に出願することを禁止しています。したがって、研究科へ共通出願して合格後に専攻を選ぶ制度ではありません。志願者は出願前に一つの専攻またはGPSSを選び、その単位が定める選抜区分、追加書類、英語、試験を準備します。同じ日程で一般選抜と外国人等特別選考へ重複出願することもできません。
本書による説明:専攻内の群やコースを12単位へ加算しない
複数の組織・募集資料を、階層の違いが分かるよう本書が整理した説明です。
メディカル情報生命専攻にはメディカルサイエンス群、情報生命科学群、医療イノベーションコースがありますが、これらは一つの専攻内で選ぶ群・コースです。別専攻として12単位へ追加しません。また、GPSSの募集人員は環境学研究系6専攻の定員枠内で決まりますが、GPSS自体は独立教育プログラムです。「研究テーマの分類」「入試の出願単位」「入学後のコース」の三つを同じ階層として数えないことが重要です。
大学公式の事実:研究科が求める五つの力
求める学生像と評価項目は研究科の募集要項・入学者受入方針に記載されています。
研究科の修士課程は、志望分野と関連分野の基礎知識、論理的に思考し説明する能力、英語でコミュニケーションする能力、課題を自ら発見し解決する能力、多様な分野を能動的に学ぶ意欲を総合的に評価すると示します。研究科の目的は、学融合を通じて新たな学問領域を創り、領域横断的な視点と高度な問題解決能力をもつ国際性豊かな人材を育てることです。個別専攻はこの共通方針を、それぞれ異なる筆記・口述・書類で評価します。
本書による説明:専攻選択は四つを一緒に選ぶ作業
研究科・各専攻の目的を、志願者が比較しやすい四要素へ本書が言い換えています。
18歳向けに言い換えると、大学院では大学名だけでなく、①何を明らかにしたいか、②実験・観測・計算・調査など何を使うか、③数学・物理・化学・生物・情報・社会科学のどれを基礎にするか、④どの入試方式を準備するか、を一緒に選びます。「環境に関心がある」の一言だけでは、自然環境学、環境システム学、社会文化環境学、国際協力学、GPSSなど複数候補が残ります。題材より、問いと方法を具体化すると候補を分けられます。
本書の提案:最初は3候補まで残す
3候補と5資料で比較する方法は本書独自の提案です。
12単位をいきなり一つへ決めず、研究科公式の専攻紹介を読み、問いと方法が近い3候補を残してください。各候補について、研究室ページ1本、教員プロフィール1本、原著論文1本、2026年度シラバス1科目、2027年度入試案内1本をそろえます。5資料が同じ研究方法でつながる候補を優先し、知名度だけで選ばないようにします。最後に入試準備が現実的かを比べて一つへ絞ります。この比較表は大学への提出物ではありません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 修士課程学生募集要項
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026-03-23掲載|確認:2026-09-01|参照箇所:PDF物理p.2は11専攻と独自入試のGPSS、pp.2-3は出願資格、pp.4-5はA/B募集表、pp.5-7は提出物・英語・併願禁止、pp.10-11は関連日程。
- 新領域創成科学研究科 専攻紹介
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:基盤科学研究系3専攻、生命科学研究系2専攻、環境学研究系6専攻、プログラムとしてGPSSを列挙し、各単位の教育研究分野を説明する。
- 組織・運営:目的・組織図
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:修士課程の教育研究上の目的、学位授与方針、教育課程の編成・実施方針、入学者受入方針と、各専攻の教育研究上の目的。
- 令和8(2026)年度 東京大学大学院便覧(新領域創成科学研究科)
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026年度|確認:2026-09-01|参照箇所:全78頁。研究科規則、11専攻・GPSSの修了要件と科目表、学位表、2026年度教員一覧。2027年度の不変を保証しない。
- 授業・履修・日程等
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2026年度、ページ更新2026-08-26|確認:2026-09-01|参照箇所:11専攻・GPSS別の2026年度S/A科目表、英語授業、大学院便覧、授業日程への公式入口。シラバスはUTASで確認する旨を表示する。
- 新領域創成科学研究科 研究室一覧
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:研究系・専攻別の研究室入口。掲載は2027年度の受入可否、研究室別定員、配属保証を意味しない。
- 新領域創成科学研究科 教員検索
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:現行の所属・職名・研究キーワードを探す入口。当年度の志望可否は専攻・GPSSの2027年度入試資料を優先する。
- 出題の意図(修士)
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:current; checked 2026-09-01|確認:2026-09-01|参照箇所:全1頁。基礎知識、論理的説明、英語コミュニケーション、課題発見・解決、多様な分野を学ぶ意欲の5項目。公式解答・採点表ではない。