第4章 教員・専門分野・副専攻を混同しない
東京大学 大学院農学生命科学研究科 農学生命科学研究科 共通出願・専攻選択ガイドの院試対策講座から、出願時の志望先、入学後の副専攻、教員との事前相談を別々の制度として理解します。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
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- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,042字
- 参照資料
- 8件
第4章 教員・専門分野・副専攻を混同しない
出願時の志望先、入学後の副専攻、教員との事前相談を別々の制度として理解します。
大学公式の事実:2027年度教員一覧が出願の基準
2027年度修士課程用教員一覧と公式入試ページの位置づけです。
公式入試ページは、修士課程用の「教員並びに専門分野一覧」を2026年6月9日更新として掲示する。そこには専攻ごとに教員名、専門分野、注記が並び、専攻別案内はWeb出願での志望専門分野と志望指導教員の入力にこの一覧を参照させる。一般の教員紹介ページに名前があっても、旧年度資料や学部所属だけで2027年度の選択可能性を確定できない。出願直前には更新版を再取得し、氏名、分野、受入に関する注記を同じ版で確認する。
大学公式の事実:事前連絡の規則は専攻別
共通募集要項、公式入試ページ、三つの専攻別案内が示す事前連絡・長期履修の違いです。
共通募集要項は、通常出願での教員連絡や承諾を11専攻一律の条件にはしていない。専攻別案内では、生物・環境工学は必ず第一志望教員へ連絡し、森林科学は第一志望教員への連絡と受入承諾書を求め、応用生命化学・応用生命工学A日程は第一・第二志望教員の確認書を求めるなど、手続が異なる。また2027年度からの長期履修制度は、出願前に志望指導教員へ相談し、内諾を得た場合にWeb出願で希望を示せるが、その後に研究科の審査と許可が必要である。通常出願の連絡と長期履修の内諾を混同しない。
大学公式の事実:副専攻は第二志望入試ではない
公式副専攻ページと共通募集要項を区別した明記事項です。
農学生命科学研究科の副専攻は、入学後に主専攻に加えてもう一つの分野を履修する教育制度である。副専攻演習2単位と、その専攻の講義科目6単位以上を履修し、副専攻演習の担当教員の許可を得る。一方、共通募集要項は同一日程で研究科内の二つ以上の専攻への出願を禁止する。副専攻は、出願時に第二志望専攻を置く仕組みでも、不合格時に別専攻へ自動配属される仕組みでも、第二の修士号を保証する制度でもない。
本書の提案:教員適合を研究の動詞で比べる
大学指定の採点基準ではなく、本書が提案する研究適合の確認方法です。
教員候補を探すときは「食」「環境」「森林」の名詞一致だけで選ばず、その研究が何を測定し、どの尺度で比較し、どの方法で因果や関連を検討しているかを一文にする。公式プロフィール、研究者データベース、原著論文を読み、自分の問いについて対象、データ、装置・フィールド、解析、倫理、安全のうち何が一致するかを書く。連絡時には、募集の可否を決めつけず、自分の背景、関心、読んだ研究、相談したい具体点を簡潔に示し、専攻別案内が指定する手順を守る。
大学が公表していない情報:個々の教員の受入可能性
公開名簿から先へ推測できない受入情報の境界です。
2027年度教員一覧に氏名があることは、出願時の候補を確認する根拠になるが、各教員の年度内の空き枠、他の志願者、研究費、設備利用枠、共同指導の可否、最終的な配属を一律に保証しない。逆に、一般教員ページに氏名があるだけで2027年度の志望入力候補と断定もできない。メールの返信速度や面談の印象から合否確率を作る公式根拠もないため、取得できない情報は推測せず、指定窓口と教員へ事実を確認する。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 入試案内・募集要項
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度資料を掲示・教員一覧は2026-06-09更新|確認:2026-08-30|参照箇所:募集要項と専攻別案内の併読指示、11専攻の専攻別導線、獣医学博士課程の別要項、過去問、得点開示、長期履修制度
- 令和9(2027)年度 修士課程学生募集要項
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2026年4月|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-7。出願資格、入学時期、選抜方法、出願期間、試験期日、11専攻の募集人員、TOEFL、提出書類、合格発表
- 専攻のご紹介―12の専攻と100の研究室
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:現行表示・更新日表示なし|確認:2026-08-30|参照箇所:12専攻の名称、専攻と副専攻の区別、教育研究内容の相談導線
- 令和9年度 教員並びに専門分野一覧(修士課程用)
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2026-06-09更新|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF全体。2027年度修士課程で入力候補となる専攻別の教員、専門分野、注記
- 副専攻について―複眼思考のすすめ
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:現行表示・更新日表示なし|確認:2026-08-30|参照箇所:副専攻制の趣旨、副専攻演習2単位と講義6単位以上、担当教員の許可
- 令和9(2027)年度 応用生命化学専攻・応用生命工学専攻 修士課程入試案内
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度入試用|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-6。A・B日程の志望教員確認書、総合型選考、専門科目、提出書類
- 令和9(2027)年度 森林科学専攻 修士課程入試案内
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度入試用|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-4。第1志望教員への事前連絡、受入承諾書、研究計画書、A・B選抜
- 令和9(2027)年度 生物・環境工学専攻 修士課程入試案内
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度入試用|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-4。第1志望教員への必須連絡、志望入力、A・B選抜、専門科目