第3章 一般選抜と自己推薦型を分けて読む
九州大学 大学院工学府 水素エネルギーシステム専攻の院試対策講座から、自己推薦型の対象、事前審査、日程、口頭試問を一般選抜と混同せずに確認します。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
- 公式情報確認
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第3章 一般選抜と自己推薦型を分けて読む
7分・3分・25分という公開形式は自己推薦型だけに適用されます。
大学公式の事実:自己推薦型は一般選抜とは別の選抜である
募集要項17頁の自己推薦型を一般選抜から独立して示しました。
自己推薦型は、機械工学出身者以外にも入学の機会を開く趣旨で設けられています。募集要項は対象分野を機械系以外の理系分野とし、特に環境・エネルギー、材料科学、物理化学・電気化学を例示します。一般選抜と同じ専攻への選抜でも、対象、提出物、審査日程、口頭試問の形式が異なります。
大学公式の事実:自己推薦型の募集は若干名で、事前相談が必要である
募集人数表現と事前相談要件をそのまま残しました。
自己推薦型の募集人数は「若干名」です。出願前に希望指導教員と相談しなければなりません。35人という専攻全体の募集人員欄から自己推薦型の人数は逆算できません。機械系以外の出身だからといって、出願資格を自動的に満たすわけではありません。また、出願資格を満たしても合格が保証されるわけではなく、所定の書類を提出して審査を受けます。
大学公式の事実:事前審査は小論文・成績・英語スコアで行う
自己推薦型の審査資料と小論文の対象を確認しました。
自己推薦型では、卒業研究テーマまたは関心のある研究テーマと志望動機を書く小論文、成績証明書、英語資格試験のスコアにより事前審査を行います。小論文はA4用紙で2枚程度です。卒業研究がまだ始まっていない場合は、「関心のある研究テーマ」について書けます。未実施の研究結果を書く必要はありません。
大学公式の事実:事前審査と口頭試問には独自の日程がある
自己推薦型固有の日付を一般選抜の日程から分けました。
自己推薦型の事前審査書類は、2026年5月28日から6月8日正午までに提出する日程でした。結果は6月12日までに通知され、通過者の口頭試問は7月11日、合格発表は7月27日の予定です。一般選抜の6月出願・8月試験・9月発表とは別の時系列なので、願書作成を始める時期も同じではありません。
大学公式の事実:自己推薦型の口頭試問は7分・3分・25分が目安である
募集要項が自己推薦型について公表した時間配分を示しました。
発表は二つあります。卒業研究または関心のある研究テーマについて7分、志望動機について3分が目安です。その後、両発表への質疑と、本人が学んだ専門分野の科目に関する試問を25分程度行います。これらは自己推薦型について募集要項が示した時間であり、一般選抜の口頭試問時間ではありません。
大学公式の事実:発表ファイルと英語スコア原本を持参する
持参物と方式ごとの書類差を募集要項で確認しました。
自己推薦型の受験者は、発表用ファイルをノートPCやUSBメモリなどで持参します。また、英語スコアの原本も試験日に提出します。一般選抜で必要な志望専攻届は自己推薦型の対象書類ではありません。
本書による説明:自己推薦型の25分は一般選抜の口頭試問時間ではない
二つの選抜方式を横断し、流用できない情報を明確にしました。
同じ専攻の口頭試問でも、自己推薦型は時間配分と内容が公開され、一般選抜は詳細が公開されていません。自己推薦型の25分を一般選抜の面接時間として転記したり、一般選抜にも研究発表が必須だと書いたりすると、公式情報の範囲を越えます。本書では見出し、日程、提出物を方式別に分け、共通点だけを共通事項として扱います。
本書の提案:出願方式は学部名ではなく、要件と準備時間で比較する
公式要件を基にした本書の意思決定手順です。
自己推薦型を検討するときは、①自分の専攻・履修科目が対象趣旨に合うか、②希望教員と研究接点を説明できるか、③小論文と二つの発表を期限までに作れるか、④自分の専門科目の試問へ答えられるか、の四点を確認します。発表ファイルは、大学が禁止していないことを確認したうえでPCとUSBの両方に保存し、PDF版も用意して別端末で開くか確かめる案を示します。ただし、大学が指定していない機材仕様や投影環境を本書は保証しません。一般選抜については五つの筆記科目を仕上げる時間も見積もります。これは本書の比較・準備手順で、大学による出願方式の推薦ではありません。
本書による説明:本書が確認した公式公開資料では、自己推薦型の配点と評価ルーブリックは分からない
公表された選抜構造と、本書が確認した公開資料では分からない採点方法を区別しました。
小論文、成績、英語、研究テーマ発表、志望動機発表、専門科目試問の個別配点、足切り、評価観点、合格最低点は、確認した公開資料では分かりません。発表時間が長い項目ほど配点が高いとも断定できません。過年度の自己推薦型で実際に問われた内容や、教員別の質問も確認できていません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項
九州大学大学院工学府|資料:2026年5月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:表紙、2~11頁、15~17頁、24頁、30頁。日程、募集人員、出願書類、英語証明、一般選抜・自己推薦型、第二志望、試験科目、実施状況。本書の確認対象には、一般選抜の科目別時間と口頭試問の所要時間も含む。
- 令和9年度 機械工学専攻・水素エネルギーシステム専攻 修士課程入学者選抜試験 試験科目およびキーワード
九州大学大学院工学府 機械工学専攻・水素エネルギーシステム専攻|資料:2026年4月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:2頁。材料力学、機械力学、熱工学、流体工学、数学、英語、口頭試問と、筆記5科目のキーワード。本書の確認対象には、科目別時間と口頭試問の所要時間も含む。
- 工学府 水素エネルギーシステム専攻
九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:専攻概要、教育目標、入学者受入方針、教育研究分野、機械工学を基盤とする教育。本書の確認対象には、2027年度の全担当授業と時間割も含む。
- 入試情報・工学府指導教員連絡方法
九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:出願前の希望指導教員への連絡、プレアドミッションサポートデスク対象者と直接連絡の分岐、内諾を保証しない旨。本書の確認対象には、研究設備の利用条件も含む。