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出典付き・公開プレビュー

第4章 四研究室で見る専攻の幅

東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻の院試対策講座から、大学公式プロフィールが直接記す職位・分野と、原著論文の報告内容を本書が要約するブロックを厳密に分けます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
2,074
参照資料
19
01

阿部英司教授:軽量合金・微細構造

金属の強さを原子配列、転位、相分離、計算から調べる研究例です。

大学公式の事実

大学公式:阿部英司教授の職位・分野

専攻指導教員一覧と大学公式個人プロフィールが直接記す職位・研究分野です。

現職は教授です。専攻公式プロフィールは、金属物性、軽量合金、電子顕微鏡法、計算材料科学を分野とし、Al・Mg合金の微細強化相、ミルフィーユ構造、多変量解析、機械学習を用いた材料設計などを掲げます。

本書による説明

本書の説明:材料名だけで強さは決まらない

大学公式プロフィールの研究語を18歳向けに説明しました。

同じ合金名でも、少量元素がどこへ集まり、結晶境界や転位がどう並ぶかで変形しやすさは変わります。電子顕微鏡像と計算を組み合わせ、原子・微細組織・強度の関係を調べる研究です。

本書による説明

原著論文の報告内容を本書が要約:3Dプリント高エントロピー合金

原著論文の報告内容を本書が要約。数値・解釈は論文と大学公式プレス説明に基づき、大学公式プロフィールの事実とは分けています。

2025年の原著論文は、レーザー粉末床溶融で作ったTi-Zr-Nb-Mo-Ta合金に、転位ネットワークと相分離が組み合わさるセル界面が形成されたと報告しました。セル界面による強化を約960 MPaと評価し、単純加算より大きい相乗効果と解釈しています。実用化済みという意味ではありません。

大学公式の事実

大学公式:阿部・江草グループの修士最大受入目安は3

年度指定専攻案内の教員別修士最大受入人数です。

年度指定専攻案内は、阿部・江草の指導グループについて修士課程最大受入人数の目安を3とします。人数は志望状況により若干変動し得て、空席や合格保証ではありません。

02

柴田直哉教授:原子と電磁場を見る

粒界中の原子移動を電子顕微鏡と計算で追う研究例です。

大学公式の事実

大学公式:柴田直哉教授の職位・分野

専攻指導教員一覧と大学公式個人プロフィールが直接記す職位・研究分野です。

現職は教授です。専攻公式プロフィールは、走査透過型電子顕微鏡、セラミックス、粒界・界面、機能元素、次世代電子顕微鏡、電磁場観察を研究分野として示します。

本書による説明

本書の説明:粒界は原子配列と性質が変わる境目

大学公式プロフィールの研究対象を18歳向けに説明しました。

粒界は結晶どうしの境目で、原子配列が完全な結晶内部と異なります。その違いが強度、拡散、電気・磁気の性質を変えるため、原子の位置だけでなく電場・磁場まで観察する価値があります。

本書による説明

原著論文の報告内容を本書が要約:アルミナ粒界のHf拡散

原著論文の報告内容を本書が要約。大学公式プロフィールが直接記す研究分野とは分けています。

2025年の原著論文は、アルミナΣ31粒界中のHf添加原子を時間分解・原子分解能STEMで追い、Al空孔との交換と粒界の隙間を通る二つの移動経路を報告しました。機械学習ポテンシャル計算では、協調移動により隙間経路の活性化エネルギーが0.5 eVまで下がると示しました。

大学公式の事実

大学公式:柴田・関グループの修士最大受入目安は3

年度指定専攻案内の教員別修士最大受入人数です。

年度指定専攻案内は、柴田・関の指導グループについて修士課程最大受入人数の目安を3とします。研究室の現在の残席数や合格可能性を示す数値ではありません。

03

醍醐市朗教授:資源循環・LCA

社会全体の材料をフローとストックで数える研究例です。

大学公式の事実

大学公式:現職は醍醐市朗教授

現行の大学公式個人プロフィールと専攻一覧が直接記す職位・分野です。

現行個人プロフィールと専攻一覧は醍醐市朗氏を教授とし、経歴は2025年10月の教授就任を明記します。研究分野はマテリアルフロー・ストック、動的LCA、持続可能な生産・消費・リサイクルです。

大学公式の事実

大学公式ページの更新差:旧ページにAssociate Professorが残る

同一大学内の現行個人プロフィールと旧肩書ページの更新差です。

RCASTの別の英語ページには旧肩書Associate Professorが残ります。現行個人プロフィールと専攻一覧は教授で、2025年10月教授就任の経歴もあるため、本プレビューは教授を現職として表示し、旧ページは更新遅延として注記します。

本書による説明

原著論文の報告内容を本書が要約:セメントのCO2吸収モデル

原著論文の報告内容を本書が要約。モデル推計を観測値やセメント全体のカーボンニュートラルへ拡張していません。

2025年の原著論文は、日本のセメント・コンクリートの炭酸化によるCO2吸収を1870~2070年のストック・フローモデルで推計しました。2020年を約260万トン、石灰石焼成由来CO2の13.9%相当とし、その86.8%を使用中コンクリート由来と推計しています。将来部分は観測済み事実ではありません。

大学公式の事実

大学公式:醍醐教授の修士最大受入目安は2

年度指定専攻案内の教員別修士最大受入人数です。

年度指定専攻案内は醍醐教授について修士課程最大受入人数の目安を2とします。これは研究室別倍率や現在の空席ではなく、志望者数により変動する可能性があります。

04

宮田完二郎教授:核酸を運ぶ材料

高分子ナノ材料で核酸医薬を守り、届ける研究例です。

大学公式の事実

大学公式:宮田完二郎教授の職位・分野

専攻一覧・個人プロフィール・東京大学本部プロフィールが直接記す職位・分野です。

現職は教授です。大学公式プロフィールは、バイオマテリアル、ドラッグデリバリー、ナノ医薬、核酸医薬を分野とし、高分子ナノ材料による核酸医薬送達、mRNA材料、疾患部位を狙う送達系を掲げます。

本書による説明

本書の説明:核酸を守る小さな容器を設計する

大学公式プロフィールの研究語を18歳向けに説明しました。

mRNAやアンチセンス核酸は体内で分解されやすく、狙った細胞へ届きにくい物質です。高分子の電荷、硬さ、疎水性、分解性、粒子サイズを設計し、核酸を守りながら目的地へ運ぶ材料を作ります。

本書による説明

原著論文の報告内容を本書が要約:約10 nm動的ポリプレックス

原著論文の報告内容を本書が要約。マウスモデルの前臨床結果をヒト治療効果へ拡張していません。

2025年の原著論文は、ASO 1分子とカチオン性ポリペプチド2分子を主成分とする約10 nmの動的ポリプレックスを設計し、センチネルリンパ節への送達と標的遺伝子抑制を改善したと報告しました。乳がんマウスモデルで術後再発と肺転移を抑制しましたが、ヒトの有効性・安全性を示す結果ではありません。

本書による説明

本書による説明:原著論文と大学公式プレスを併読する

原著論文と大学公式プレスの役割を本書が整理した説明です。研究結果自体は次のブロックで原著論文の要約として示します。

動的ポリプレックス研究の正式な論文情報はDOI先の原著論文で確認し、研究の背景と大学による説明は工学系研究科の公式プレスで補いました。どちらも約10 nmの粒子を用いたマウスでの前臨床研究を扱っており、人での有効性や安全性を示した資料ではありません。

大学公式の事実

大学公式:宮田教授の修士最大受入目安は2

年度指定専攻案内の教員別修士最大受入人数です。

年度指定専攻案内は宮田教授について修士課程最大受入人数の目安を2とします。個別テーマ、臨床研究参加、設備利用を保証する数値ではありません。

05

四候補を研究方法で比べる

職位・分野・原著論文・受入目安・未公表条件を一つの表へ整理します。

本書による説明

本書の説明:プロフィールと原著論文は事実の種類が違う

原著論文の報告内容を本書が要約する際の分類境界を説明しました。

大学公式プロフィールが直接記す職位・所属・研究分野は大学公式です。一方、出版社やDOI先の原著論文が報告する数値・実験結果は、大学所属著者の論文であっても、本書による説明として表示します。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:四候補の2027年度担当授業

教員別の2027年度担当授業は未公表です。

2027年度に四候補が担当する全授業、曜日時限、評価方法は確定資料がありません。2026年度科目表や個人プロフィールから翌年度担当を補いません。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:設備利用・個別テーマ・残席

研究室別の個別条件・残席・選抜数値は未公表です。

公開資料は研究分野と修士最大受入人数の目安を示しますが、設備の利用条件、入学者の個別テーマ、2026年8月28日以後の残席、教員別倍率、配属確率は公表していません。

本書の提案

本書の提案:材料・現象・手法・不足科目の四列で比較する

大学の配属基準ではなく、本書の志望教員比較法です。

公式研究テーマ、自分が扱いたい材料・現象、使いたい手法、自分の不足科目の四列を作り、最近の原著論文を一つだけ深く読んでください。受入人数の多さだけで順位を決めない構成にします。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。