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出典付き・公開プレビュー

第5章 公式過去問で準備を始める

東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻の院試対策講座から、現行120分・4問から2問の形式、2026年度4問、3年比較、旧8問制度、一般教育科目、本書独自類題を整理します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
1,992
参照資料
10
01

120分・4問から2問

選択ルールと公式出題意図の範囲を確認します。

大学公式の事実

大学公式:120分、4問から2問、3問以上は全問無効

2026年度公式問題の表紙・注意事項です。

2026年度マテリアル工学基礎は120分で4問から2問を選びます。3問以上に解答すると全問無効で、1問につき解答用紙1枚を使い、日本語または英語で答え、問題冊子は持ち帰れません。

大学公式の事実

大学公式:高度な研究に必要な四分野の基礎を確認

専攻が公表した2026年度マテリアル工学基礎の出題意図です。

専攻の公式出題意図は、未解決課題へ挑む高度な研究に必要な基礎を確認するため、熱力学・速度論、組織学、材料物性学、材料力学から各1問を出すと説明します。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:公式解答・配点・採点基準

公式過去問と出題意図に掲載されていない解答・評価情報です。

出題意図は科目全体の目的であり、問題別解説、大学公式の模範解答、小問別配点、採点基準、合格最低点は掲載されていません。本書の解法を公式解答と表示しません。

本書の提案

本書の提案:最初は4問を選ばず診断する

大学の指定解法ではなく、本書の過去問診断法です。

初回だけは時間無制限で4問すべてを読み、知識不足、図が読めない、立式できない、計算が遅い、短文説明が弱い、の五種類に分類してください。その後に主力2分野を決めます。

02

2026年度4問の設問構造

問題文を転載せず、テーマ・流れ・必要基礎を具体化します。

本書による説明

2026年度第1問:Ni-Cr相図、活量、酸化平衡、拡散

2026年度公式問題第1問を大量転載せず、設問構造と必要基礎へ要約しました。

状態図の読取りから融解エンタルピーと正則溶液の混合熱へ進み、H2/H2O平衡と酸素分圧、Cr酸化、アルミナ固溶体の活量、拡散係数、反応と拡散が競合する定常状態を扱います。必要基礎はGibbsエネルギー、活量、化学平衡、Fick則です。

本書による説明

2026年度第2問:均一・不均一核生成

2026年度公式問題第2問を大量転載せず、設問構造と必要基礎へ要約しました。

純液体から球状固体が生じるときの表面項と体積項、臨界半径、核生成障壁を導き、基板上の不均一核生成で接触角が障壁へ与える影響を考えます。必要基礎は表面積・体積、自由エネルギー、微分、界面エネルギー、濡れです。

本書による説明

2026年度第3問:グラフェン逆格子とフォノン分散

2026年度公式問題第3問を大量転載せず、設問構造と必要基礎へ要約しました。

グラフェンの基本並進ベクトル、逆格子、第1Brillouinゾーンを扱い、ばね定数が交互の一次元格子の運動方程式、固有値、フォノン分散へ進みます。必要基礎はベクトル、逆格子、連立微分方程式、行列式、格子振動です。

本書による説明

2026年度第4問:4点曲げとき裂のエネルギー条件

2026年度公式問題第4問を大量転載せず、設問構造と必要基礎へ要約しました。

4点曲げのせん断力・曲げモーメント、断面二次モーメント、曲率、最大応力を求め、内部き裂のエネルギー条件と、金属・セラミックスでのき裂抵抗の違いを説明します。必要基礎は静力学、はり理論、応力・ひずみ、エネルギー解放、破壊力学です。

03

2024~2026年度と旧8問制度

現行3年の共通能力と、2020年度以前の制度差を分けます。

大学公式の事実

大学公式:2025年度の四分野

2025年度公式問題の四分野と表紙規則です。

2025年度は、熱化学・反応拡散、状態図・XRD・TTT、時間依存Schrödinger方程式・強束縛近似、積層複合材の方向別弾性・二段降伏を扱いました。形式は120分・4問から2問です。

大学公式の事実

大学公式:2024年度の四分野

2024年度公式問題の四分野です。

2024年度は、Gibbs-Duhem・活量・反応速度、スピノーダル分解・共晶、Lennard-Jones・有限井戸型ポテンシャル、転位が受ける力・応力場・すべり系を扱いました。

本書による説明

本書の説明:物質名が変わっても基礎式から説明する

2024~2026年度公式問題を比較した本書の説明です。

三年間で対象材料やモデルは変わりますが、基礎式を導き、図へ結び付け、材料現象を短文で説明する流れは繰り返されます。特定の物質名を暗記するより、仮定と境界条件を言葉にする力が重要です。

大学公式の事実

大学公式:2020年度以前は旧8問構成

専攻公式過去問一覧に示された旧新制度差です。

過去問一覧では2021年度以降が四分野各1問ですが、2020年度以前は基礎物理化学・基礎無機化学・基礎有機化学と、力学・電磁気・量子力学・組織学・熱力学等を合わせた8問構成です。旧8問を現行形式の証拠へ使いません。

04

一般教育科目を有利不利で選ばない

数学・物理・化学の公式問題と解答数から、自分の再現性を比べます。

大学公式の事実

大学公式:数学・物理・化学の公式過去問

年度指定募集要項・専攻案内と一般教育科目公式過去問です。

工学系研究科は2026年度の数学、物理学、化学の公式問題を公開しています。マテリアル工学専攻の修士は、出願時にこの三科目から一つを選びます。

大学公式の事実

大学公式:解答数と時間が科目で異なる

年度指定専攻案内と公式過去問の解答構造です。

数学は150分で6問から3問、物理学は120分で2問すべて、化学は120分で3問すべてに答えます。問題数だけで簡単・難しいとは判断できません。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:科目別平均点・選択割合・有利不利

一般教育科目別の選抜統計は未公表です。

三科目間の平均点、合格者の選択割合、採点調整、科目別の有利不利は公表されていません。「化学が有利」などの断定を作りません。

本書の提案

本書の提案:2週間補習後の再現性で選ぶ

大学の科目選択基準ではなく、本書の比較手順です。

各科目の単位取得領域を数え、公式問題を時間無制限で1年分解き、失敗を知識・立式・計算速度へ分類します。2週間補習した後、制限時間で再度解き、点数の再現性が高い科目を候補にします。

05

本書独自の核生成類題と準備計画

公式問題の転載ではない独自例で、読み方・式・用語・失敗を一つにします。

本書の提案

本書の提案:独自問題の読み方

大学公表の過去問ではない本書独自問題で、公式採点基準ではありません。

大学が公表した過去問ではなく、本書が作成した独自練習です。半径rの球状固体が液体中にでき、単位体積当たりの自由エネルギー低下をg>0、界面エネルギーをσ>0とします。まず表面を作る損と、固体体積が増える得の符号を言葉で決めます。

本書の提案

本書の提案:答案の組み立て

独自問題の答案構造であり、大学の模範解答ではありません。

大学が公表した過去問ではなく、本書の独自練習です。1. 球の表面積と体積を書く、2. ΔG(r)=4πr²σ-(4/3)πr³gと置く、3. dΔG/dr=0を解く、4. 二つの解のうちr>0を選ぶ、5. 臨界半径の前後で核が消えるか成長するかを説明する、の順に書きます。

本書の提案

本書の提案:具体的な解答例

本書作成の独自解答例で、公式問題の正答・配点を示しません。

大学が公表した過去問ではなく、本書の独自練習です。微分するとdΔG/dr=8πrσ-4πr²g=4πr(2σ-rg)です。正の臨界半径はr*=2σ/g。r<rでは表面項の負担が大きく核は消えやすく、r>rでは体積項の利得が勝ち成長しやすくなります。

本書による説明

本書の説明:表面項r²と体積項r³

2026年度組織学問題の核生成概念を、本書独自問題の用語として説明しました。

半径を大きくすると表面積はr²、体積はr³に比例します。小さい核では表面を作る損が相対的に大きく、大きな核では体積による得が急速に増えます。臨界半径は、この二つの競争が切り替わる大きさです。

本書の提案

本書の提案:失点しやすい四点を点検する

本書独自問題の自己点検項目で、大学公式の採点基準ではありません。

大学が公表した過去問ではなく、本書の独自練習です。体積項の符号を逆にする、r=0と正の解を区別しない、極大・極小を確認しない、臨界半径の物理的意味を書かない、の四点を自己点検します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。