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出典付き・公開プレビュー

第6章 公式過去問を安全に使い、独自問題で基礎を確かめる

九州大学 大学院工学府 船舶海洋工学専攻の院試対策講座から、公式過去問の公開範囲を確認し、本文を転載せず、静水中の沈下量を求める独自演習へ進みます。

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第6章 公式過去問を安全に使い、独自問題で基礎を確かめる

公式問題と本書独自問題を識別し、計算では力、質量、密度、面積の単位をそろえます。

大学公式の事実

大学公式の事実:専攻は令和8年度などの過去問題PDFを公開している

専攻の過去問一覧と募集要項優先の注意を示しました。

専攻の入試ページは、令和8年度、令和7年度などの大学院入試過去問題へのリンクを掲載しています。ページ自身が、掲載情報は案内であり、正式な受験条件は工学府の募集要項によると注意しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:令和8年度冊子で確認できる科目と、含まれないタイプII科目がある

取得した公式冊子の目次・科目表示だけを確認し、未収録分野も示しました。

取得して確認した令和8年度の冊子には、微分方程式、関数論、線形代数、材料力学(タイプⅠ/Ⅱ)、流体力学(タイプⅠ/Ⅱ)、船体強度、船体振動、船舶計算法・運動、抵抗・推進が含まれます。一方、タイプIIの候補である力学、制御工学、構造金属材料の問題本文はこの冊子で確認できません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:取得冊子には公式解答例・採点基準・合格答案がない

問題・解答用紙の公開と、模範解答・採点情報の公開を区別しました。

取得した令和8年度冊子は試験問題と記入用の解答用紙で構成され、公式解答例、配点の内訳、採点基準、合格答案は収録していません。専攻の過去問一覧にも、これらを別途公開するリンクは確認できません。

本書の提案

本書の提案:次の沈下量計算は大学が公表した過去問ではなく、本書の独自問題である

大学公式過去問と混同しないよう、独自問題であることを明記しました。

静水中で、水面に沿って船体を水平に切った面積(水線面積)をAwp=800 m²と近似する船に、重さW=1.20×10^6 Nを追加する。海水密度ρ=1,025 kg/m³、重力加速度g=9.81 m/s²とし、水線面積が変わらない小変位近似で平均沈下量を求めよ。この問題は大学が公表した過去問ではなく、本書が基礎確認用に作成したものです。

本書の提案

本書の提案:追加浮力と追加重量のつり合いから式を立てる

独自問題の力のつり合いと近似条件を示しました。

平均沈下量をΔTとすると、増えた排水体積はAwpΔT、追加浮力はρgAwpΔTです。静的につり合うのでρgAwpΔT=W、したがってΔT=W/(ρgAwp)と置きます。問題文のWはすでにNで与えた重量なので、もう一度gを掛けません。面積一定という仮定も式の前に書きます。

本書の提案

本書の提案:計算結果は約0.149 m、すなわち約14.9 cmである

独自問題の数値計算、単位、有効範囲を示しました。

ΔT=1.20×10^6/(1,025×9.81×800)=0.1492… mとなるため、与えた有効数字では約0.149 m、約14.9 cmです。分母の単位はkg/m³×m/s²×m²=N/mなので、Nを割るとmになります。実際の船では水線面積が喫水とともに変わるため、この値は小変位近似の結果です。

本書による説明

本書による説明:排水体積、水線面積、喫水を区別する

公式の試験分野・教育分野に関係する基礎用語を説明しました。

排水体積は水面下で船体が押しのけた水の体積、水線面積は水面で切った船体の水平面積、喫水は水面から船底側までの代表的な深さです。小さく沈むとき、排水体積の増分を水線面積×沈下量で近似します。これは募集要項の船舶計算法・流体分野を理解するための基礎用語整理です。

本書の提案

本書の提案:重量と質量、面積と体積、近似条件の三点を点検する

独自問題に対する誤りと自己点検順を示しました。

よくある誤りは、Nで与えられた重量へ再びgを掛けること、水線面積だけで浮力を求めること、0.149 mを0.149 cmと変換することです。式の左右をNでそろえ、AwpΔTがm³になることを確認します。最後に、水線面積一定・静水・小変位という条件を答案へ残します。

本書の提案

本書の提案:過去問は年度・方式・科目・制限時間・誤りの原因を一回ごとに記録する

公式過去問の公開範囲を保った学習手順です。

入手した公式過去問には、実施年度、タイプI・II、科目、実際に測った解答時間、未完箇所、誤りの原因を添えます。令和8年度冊子に収録されていないタイプII候補科目は、存在しないと決めず、専攻窓口への照会事項にします。問題本文や図は本書へ転載せず、大学の公開ページから正規に利用します。

サイト運用上の事実

サイト運用上の事実:購入後もサイト全文は開放せず、完成版PDFをメール送付する

購入前の公開範囲と、購入後のPDFメール納品を明示しています。

購入前に閲覧できるのは、この公開プレビューに表示された範囲です。購入後もサイト上の有料全文は開放しません。決済確認後、原則2日程度で、完成版PDFを購入時に指定したメールアドレスへ送付します。届かない場合は迷惑メールフォルダと受信拒否設定を確認し、受付番号・購入時のメールアドレス・対象講座名を添えて「運営・お問い合わせ」の窓口へ連絡してください。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項

    九州大学大学院工学府|資料:2026年5月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:表紙、3~12頁、19~21頁、24~25頁、27頁。共通日程、募集人員、英語証明、船舶海洋工学専攻の一般選抜タイプI・II、自己推薦型、研究分野。

  • 工学府 船舶海洋工学専攻

    九州大学工学部・大学院工学府・大学院工学研究院|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:専攻概要、教育目標、専攻ポリシー、構造・流体・制御・システム工学を基礎とする教育、代表的な研究課題、実験設備。

  • 船舶海洋工学専攻 入試情報・過去問題

    九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:大学院入試案内と令和8・7年度等の過去問題PDFへの導線。正式な受験条件は募集要項による旨も掲載。

  • 令和8年度 船舶海洋工学専攻 修士課程入学試験問題・解答用紙

    九州大学大学院工学府船舶海洋工学専攻|資料:令和8年度入試(実施日非掲載)|確認:2026-09-04|参照箇所:微分方程式、関数論、線形代数、材料力学(タイプⅠ/Ⅱ)、流体力学(タイプⅠ/Ⅱ)、船体強度、船体振動、船舶計算法・運動、抵抗・推進の問題・解答用紙。問題本文は本書へ転載しない。