院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第5章 過去問の公開範囲と本書独自演習

東京大学 大学院薬学系研究科 共通案内(薬科学専攻・薬学専攻の出願先選択)の院試対策講座から、入手できた公式情報と独自問題を混ぜません。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月24日
公開本文
1,738
参照資料
9
01

過去問で確定していること

所蔵範囲、入手方法、試験形式を分けます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:過去問本文と公式答案

2026年8月24日時点の大学公開資料では確認できないため、推測で補っていません。

東京大学薬学図書館は、修士、薬科学博士、薬学博士の最近10年分を平日9時から17時まで館内で閲覧・複写できると案内しています。学外者は紹介状や事前連絡が不要ですが、来館者記名票と館内貸出票を記入します。図書館は複写代行・発送をせず、文学部複写センターが販売・発送を扱います。

本バッチでは図書館原本または販売物を取得していないため、実施日・課程・入試区分・分野・問題番号を結び付けた問題本文、大学公表の解答例、出題意図は掲載していません。問題を想像で作って過去問として表示していません。

大学公式の事実

大学公式の事実:2027年度に公表された出題範囲

この段落は大学公式の事実です。

2027年度募集要項は、問題本文ではなく問題プールと指定教科書を公表しています。有機化学3題のうち1題はJ. G. Smith『Organic Chemistry』第5版、分子細胞生物学3題はAlbertsら『Molecular Biology of the Cell』第6版、物理化学2題はAtkins・de Paula『Physical Chemistry for the Life Sciences』第2版の内容から出題します。修士は12題から3題、博士課程は社会薬学・医療薬学を加えた14題から2題を選びます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:作問者の個人名

2026年8月24日時点の大学公開資料では確認できないため、推測で補っていません。

大学は2027年度の各問題を誰が作成・採点したかを公表していません。本バッチは過去問題本文も取得していないため、在籍時期、授業、論文、問題文の一致を比較する前提がありません。したがって、特定教員を作問者候補として推定せず、別候補の列挙もしません。研究テーマと試験分野が近いだけでは作問担当を示せません。

02

本書独自演習:三つの出願先を選ぶ

制度表を使って誤った出願先を除く練習です。

本書の提案

本書の提案:独自問題と読み方

大学が指定する答案や準備手順ではなく、公開資料に基づく本書の提案です。

以下は大学が公表した過去問ではなく、本書が出願先の選択を練習するために作った独自問題です。

独自問題:Aさんは4年制大学の生命科学科を2027年3月に卒業予定で、脂質の質量分析を用いる基礎研究を2年間行い、修士号を得たい。Bさんは薬科学修士を修了予定で、同じ研究を深めて博士号を得たい。Cさんは6年制薬学部卒業予定で、臨床薬物動態と医薬品適正使用を4年間研究したい。三人について、出願する専攻・課程、募集人員、専門問題の選択数、学位の専攻分野、出願前に行うことをそれぞれ示しなさい。

読むときは、現在の学位、希望年数、研究領域、得たい学位を一人ずつ線で結びます。「薬学」という日常語だけで判断せず、制度上の専攻名を答えます。

本書の提案

本書の提案:答案の組み立て

大学が指定する答案や準備手順ではなく、公開資料に基づく本書の提案です。

一人につき、①現時点の出願資格、②専攻・課程、③2027年度募集人員、④筆記の選択数、⑤学位、⑥第1志望教員との面談、の六点を同じ順序で書きます。最後に、研究対象が似ていても課程が異なる理由を一文でまとめます。表にすると比較軸がずれません。

本書の提案

本書の提案:具体的な解答例

大学が指定する答案や準備手順ではなく、公開資料に基づく本書の提案です。

Aさんは薬科学専攻修士課程です。学士取得見込みで、2年間の基礎研究と修士(薬科学)を希望するためです。募集100名、専門12題から3題を選びます。Bさんは薬科学専攻博士後期課程です。修士取得見込みで、標準3年の博士(薬科学)を目指します。募集50名、専門14題から2題を選び、研究業績概要・志望理由・研究計画と、所定時期の修士論文等も必要です。Cさんは薬学専攻の4年制薬学博士課程です。6年制薬学の学歴と医療・適正使用を含む研究目的に合い、博士(薬学)を目指します。募集10名、専門14題から2題です。三人とも出願前に第1志望教員と面談し、研究方針と受入可能人数を話し、出願可否をメール等で確認します。

本書による説明

本書による説明:用語を短く定義する

複数の一次資料を受験生が比較しやすい形に言い換えた本書による説明です。

修士課程は学士等を入口とする標準2年の課程です。博士後期課程は修士等を入口とする標準3年の課程です。4年制博士課程は薬学・医学など所定の6年制課程等を入口とする標準4年の博士課程です。専攻分野は学位に付記される名称で、東京大学薬学系研究科では修士は薬科学、博士は薬科学または薬学です。

本書の提案

本書の提案:失点しやすい書き方

大学が指定する答案や準備手順ではなく、公開資料に基づく本書の提案です。

第一は、Aさんを「薬学研究科修士」と書き、薬科学専攻を落とすことです。第二は、Bさんの8月20日発表を4月入学の最終合格と書くことです。第三は、Cさんが6年制薬学卒という一点だけで薬学博士課程とし、研究目的を説明しないことです。第四は、募集人員と専門問題の選択数を取り違えることです。第五は「教員へ連絡する」とだけ書き、研究方針、進路、受入人数を話し、出願可能であることを確認する制度上の意味を書かないことです。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。