院院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第1章 独立した社会人特別選抜として読む

東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木造建築コース(社会人特別選抜)の院試対策講座から、一般の生物材料科学専攻とは別の正本を使い、在職継続と実務経験の条件を最初に判定します。

01

第1章 独立した社会人特別選抜として読む

一般の生物材料科学専攻とは別の正本を使い、在職継続と実務経験の条件を最初に判定します。

大学公式の事実

大学公式の事実:木造建築コースだけ独立選抜が続く

研究科公式入試ページ、専攻入試ガイダンス、一般選抜案内、独立要項の適用範囲です。

2027年度から農学生命科学研究科は、木造建築コースを除く社会人特別選抜を廃止して一般入試へ統合した。生物材料科学専攻の一般入試案内も、木造建築コース社会人特別選抜の出願者は独立募集要項によるよう明記する。この講座の正本は9頁の木造建築コース修士課程学生募集要項であり、一般生物材料科学の8専門科目、出題言語選択、10月入学を置き換えて使うことはできない。

大学公式の事実

大学公式の事実:関連分野で社会人として2年以上

2027年度独立募集要項p.1の在職・実務・学歴条件です。

出願時に、このコースに関連する分野で社会人として2年以上の実務経験があり、官公庁、学校、会社等に在職中で、入学時以降も在職する見込みであることが必要である。「大学卒業後に2年以上」とは書かれていないため、卒業後という条件を加えない。学歴上も、日本の大学卒業、外国の16年課程、外国大学等の3年以上の学士相当課程、文部科学大臣指定、学位授与機構の学士、個別資格審査のいずれかを満たす。

大学公式の事実

大学公式の事実:対象外となる勤務状態

独立募集要項p.1注1に列挙された対象外例です。

社会人特別選抜による入学者は入学後も在職している必要がある。入学後に離職予定の者は一般選抜へ出願する。独立要項は、入学後に休職する場合、アルバイトまたは非常勤として雇用される場合、フリーランスとして働く場合、転職予定で入学後の職が確定していない場合などを対象外の例として挙げる。出願時に在職していても、入学後の勤務継続条件を満たさなければ、この選抜の対象とはならない。

大学公式の事実

大学公式の事実:4月入学・若干名

独立募集要項の入学時期、募集人員、資格審査、出願、試験、合格・手続日程です。

入学日は2027年4月1日、募集人員は若干名である。10月入学の募集ではない。個別入学資格審査を使う者は2026年5月7日までに大学院学生担当へ申し出る。Web出願は6月17日10時から6月23日17時、専門筆記は8月6日、口述は8月7日または8日、合格発表は9月1日10時である。入学手続案内は2027年2月下旬、手続は3月上旬の指定期間となる。

本書による説明

本書による説明:資格を三層で判定する

公式の複数条件を判断順へ整理した本書による説明です。

最初に学歴資格、次に関連分野で社会人として2年以上の実務、最後に出願時と入学後の在職継続を順番に確認する。一つを満たしても他を代替できない。例えば建築会社で長く働いていても学歴資格の確認は必要であり、学士を持っていても関連実務と在職継続がなければ社会人特別選抜には出願できない。勤務形態や休業が対象になるか曖昧な場合は、職務内容説明書を作る前に大学院学生担当へ具体的事実を示して相談する。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:関連実務の個別判定

独立募集要項から確定できない個別資格と募集状況の境界です。

取得した要項は、2年間が連続している必要、会社役員・経営者・非常勤に当たらない有期雇用の扱い、産休・育休・介護休業と休職の関係、どこまでがコース関連分野かを一律に示していない。若干名の具体的人数、志願者数、倍率、合格最低点も公表していない。自分の勤務歴を条文へ都合よく当てはめず、所属、雇用形態、期間、業務、入学後の勤務予定を示して大学へ確認する。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。