院院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第4章 三領域の授業・研究指導・修了

大阪大学 大学院 基礎工学研究科 機能創成専攻の院試対策講座から、規程と2026年度学生便覧を使い、領域別科目と2027年度について確認できていない点を示します。

01

3領域の授業と修了要件を研究計画へつなぐ

30単位、必修研究、論文評価、個別シラバスをそれぞれの根拠で確認します。

大学公式の事実

博士前期課程は2年、学位は修士(工学)

研究科規程、博士前期課程履修案内、学位規程に基づきます。

研究科規程は博士課程の前期を2年とし、機能創成専攻に3領域を置きます。教育は授業科目と学位論文作成などの研究指導によって行われ、学生ごとに指導教員が定められます。博士前期課程では所属領域所定の必修を含む30単位以上を修得し、修士論文を提出して論文審査と最終試験に合格する必要があります。大阪大学学位規程の表では、基礎工学研究科の修士に付記する専攻分野は工学です。この組み合わせの学位表記は「修士(工学)」です。

大学公式の事実

論文は研究能力・寄与・説明力で評価される

研究科の学位論文評価基準と履修案内を要約しました。

学位論文評価基準は、専攻分野における研究能力または高度専門職に必要な能力を示すこと、専攻分野の発展へ寄与する研究内容を含むこと、論文が明確に記述されることを求めます。さらに領域の修士論文発表会・審査会で、学術研究にふさわしい発表と討論を行います。

大学公式の事実

2026年度の3領域には共通の修了単位要件がある

根拠:2026年度学生便覧PDFの131~139ページ(3領域の修了要件)

2026年度学生便覧では、三領域とも合計30単位以上、専門教育科目の基盤科目20単位以上、境界科目2単位以上、高度国際性涵養教育科目1単位以上、高度教養教育科目1単位以上を求めます。各領域のゼミナールI~IVは各1単位、研究I~IVは各2単位で、表上の必修合計は12単位です。これは2026年度入学者用の表です。2026年度学生便覧は、2027年度の科目・単位・担当を示す資料ではありません。

大学公式の事実

非線形力学は流れ、熱、材料、構造を横断

2026年度便覧と非線形力学の公式組織説明に基づきます。

2026年度の非線形力学には、乱流力学特論、乱流伝熱特論、非線形力学特論、流体力学特論、ナノ構造物性学、実験力学特論、弾性力学特論、振動波動特論などがあります。振動波動特論は科目表に掲載されていますが、同年度は「開講せず」と記載されています。研究組織では熱工学、流体力学、材料物性、固体力学、高分子物理へつながります。

大学公式の事実

機能デザインは流体・ロボット・固体を設計へ結ぶ

2026年度便覧、専攻概要、組織一覧を照合しました。

2026年度の機能デザインには、分子流体工学特論、混相流工学特論、流体工学特論、ロボット工学特論、制御知能情報学特論、固体力学特論、計算力学特論、バイオナノデバイス特論があります。推進工学と制御生産情報の講座に対応し、分子スケールの流れから身体運動制御、材料の計算まで方法が異なります。

大学公式の事実

生体工学は力学・計測・情報・倫理を含む

2026年度便覧と生体工学の公式組織・研究内容を確認しました。

2026年度には、バイオエシックス、バイオメカニクス、生体固体力学、計算生体力学、ニューロメカニクスなどがあります。ほかに、医療生体データ科学、Biosystem Engineering、生体機能工学、科学計測学、医用バーチャルリアリティ論があります。バイオイメージング論は同年度「開講せず」と表示されています。

本書による説明

2027年度の開講可否はまだ確認できない

確認範囲:2026年9月5日時点の大学公式公開資料

大阪大学の公開シラバス検索システム「KOAN」では、2026年9月5日時点で2027年度「乱流力学特論」の該当時間割を確認できませんでした。同じ検索条件で2026年度は、博士前期課程、春~夏、水曜2限、時間割コード29E637、河原源太教授の1件があります。この結果だけでは、2027年度の未開講、廃止、担当変更、全科目の公開状況は判断できません。

本書の提案

研究テーマをモデル・測定・設計へ分ける

公式科目と論文評価基準を材料にした本書独自の研究設計です。

装置や技術名だけで終わらせず、問い、比較、測定、誤差、限界を第三者が追える形にします。非線形力学なら支配方程式、境界条件、数値・実験の検証を分けます。機能デザインなら要求仕様、物理モデル、制御・試作、評価指標をつなぎ、どの現象をどの方法で扱うかを書きます。生体工学なら対象者・試料、計測、信号処理、統計、倫理、安全、個人データ、実験参加者の負担を1列にします。2026年度の科目名から必要な基礎を逆算しますが、2027年度の履修指定としては扱いません。修士論文の評価観点に沿い、2年間で何を根拠として残すかを決める本書の計画法です。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 機能創成専攻について

    大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:機械・生体を仕組みとして理解し機能へつなげる専攻説明と3領域。

  • 機能創成専攻 組織

    大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:非線形力学、機能デザイン、生体工学の領域・講座・研究グループを掲載。研究室別の2027年度指導・所属・受け入れ条件は確認できない。

  • 大阪大学大学院基礎工学研究科規程

    大阪大学|資料:2026年4月1日施行改正|確認:2026-09-05|参照箇所:前期2年、3領域、研究指導、30単位、論文審査・最終試験。

  • 2026年度 大学院学生便覧

    大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年度|確認:2026-09-05|参照箇所:PDFの131~139ページ。3領域の科目、必修研究・ゼミナール、修了要件。

  • 博士前期課程の履修方法

    大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:30単位以上、指導教員、修士論文、審査、最終試験。

  • 基礎工学研究科における学位審査及び学位論文評価基準

    大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:修士論文の能力・寄与・記述と、発表・討論。

  • 大阪大学 KOAN公開シラバス

    大阪大学|資料:2026年9月5日確認|確認:2026-09-05|参照箇所:公開シラバスを検索すると、2026年度「乱流力学特論」は1件、2027年度は該当なし。この結果だけでは2027年度の開講可否、担当変更、全科目の公開状況は判断できない。

  • 各専攻・領域の研究内容 2026年7月現在

    大阪大学大学院基礎工学研究科|資料:2026年7月現在|確認:2026-09-05|参照箇所:PDF2ページ。3領域の教員、研究キーワード、変更可能性の注記を掲載。研究室別の2027年度指導・所属・受け入れ条件は確認できない。

  • 大阪大学学位規程

    大阪大学|資料:2025年4月1日施行|確認:2026-09-05|参照箇所:修士の学位と、基礎工学研究科で付記される専攻分野『工学』。