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出典付き・公開プレビュー

第4章 公式過去問と本書独自演習

東北大学 大学院工学研究科 化学工学専攻の院試対策講座から、過去問の出典・実施年を固定し、大学問題と本書の練習問題を明確に分けます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
1,521
参照資料
8
01

過去3年分の使い方

過年度の日付から現行日程や将来出題を作りません。

大学公式の事実

大学公式の事実:過去3年分を公開

公式過去問ページの掲載範囲です。

化学・バイオ系の公式ページは、2025年8月実施、2024年8月実施、2023年8月実施の基礎・専門問題を掲載しています。基礎は4題、専門は四分野14題の構成です。

本書による説明

本書による説明:過去問の実施日と現行日程を分ける

年度表記と実施日の関係を本書が整理しています。

「令和8年度」は2025年8月に実施された過去問の年度表示です。2027年度一般選抜は2026年8月実施なので、過去問ページの日付を現行試験日として使いません。

本書の提案

本書の提案:設問を四列で記録する

本書の過去問記録法です。

各問を「対象現象」「与条件」「求める量」「必要な支配式」の四列にします。同じ公式を使った回数ではなく、どの情報からモデルを選んだかを残します。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:模範解答と将来出題

取得済み過去問一式で公表を確認できない項目です。

確認した公式ページと問題PDFには、大学公式模範解答、採点基準、出題頻度に基づく2027年度予告は掲載されていません。

02

反応器を読む本書独自演習

公式問題の能力構造を使い、別条件で説明力を練習します。

大学公式の事実

大学公式の事実:槽列モデルが問われた

専門11問2の設定を短く要約しています。

2025年実施の反応工学では、実在反応器をN個の完全混合槽の直列として表し、一次不可逆反応の出口濃度と混合度を扱う問題が公開されています。

本書による説明

本書による説明:槽数Nは混合の表現

公式設問のモデル概念を本書が説明しています。

N=1なら反応器全体がよく混ざるモデルで、Nが大きいほど流れ方向の混合が弱いモデルへ近づきます。Nは実物の槽の個数と常に同じとは限らず、非理想流れを表すモデル量です。

本書による説明

本書による説明:用語を固定する

問題を読むための用語を本書が整理しています。

転化率は供給した反応物のうち反応した割合、滞留時間は流体が装置内にいる代表時間、完全混合槽は槽内濃度と出口濃度を等しいと置くモデルです。

本書の提案

本書の提案:独自問題の読み取り

公式問題の転載・予想問題ではなく、本書が作成した独立演習です。

本書独自演習:体積一定の槽列反応器にAを供給し、一次反応でAが減るとします。総体積と総流量を固定したままNを1、2、4と変えたとき、出口転化率の増減を式と文章で説明してください。これは大学が公表した過去問ではありません。

本書の提案

本書の提案:答案の構造

本書独自演習の構成案です。大学公式解答ではありません。

最初に各槽の体積を総体積/N、各槽の滞留時間を総滞留時間/Nと置きます。次に一槽の定常物質収支を作り、出口濃度の比をN回掛けます。最後にNを変えた結果を、逆混合の強さと反応物濃度の保たれ方で説明します。

本書の提案

本書の提案:独自解答の要点

本書独自演習に対する本書の解答例です。大学公式解答ではありません。

一次反応速度をkC_Aとすると、一槽ごとの出口比は1/(1+kτ/N)です。N槽後はC_A,out/C_A,in=(1+kτ/N)^{-N}となります。Nを増やすと出口濃度比は小さくなり、転化率は高くなる方向です。前提は定常、定密度、各槽完全混合、同じ総体積・総流量です。

本書の提案

本書の提案:よくある誤り

本書独自演習の誤答防止メモです。

各槽に総滞留時間τを与える、濃度比と転化率を同じ記号で扱う、Nが増える理由を「槽が多いから」だけで終える、モデルの前提を書かない、の四つを避けます。

03

液滴内粒子を読む本書独自演習

原著論文から、測定・モデル・限界の説明を練習します。

本書の提案

本書の提案:論文型の独自問題

原著の方法を学習用に再構成した独立演習で、大学公表の入試問題ではありません。

本書独自演習:液滴衝突時のフレーク粒子移動を調べる研究で、底面画像の明るさから粒子高さを推定し、無次元式で最大移動距離を予測しました。測定量、仮定、検証方法、非ニュートン流体へ拡張するときの注意を各1文で説明してください。これは大学の過去問ではない本書独自問題です。

本書の提案

本書の提案:読む順番

本書独自演習の読解手順です。

目的、直接観測した量、画像から推定した量、モデル入力、比較対象、適用範囲の順で読みます。「測った高さ」と「明るさから推定した高さ」を同じ強さで書かないことが重要です。

本書の提案

本書の提案:四文の構造

本書独自演習の答案設計です。

一文目で明るさと粒子軌跡、二文目で粒子が液滴流れに追従する等の仮定、三文目で実験と数値計算の比較、四文目で有効粘度を使う非ニュートン拡張とその適用範囲を述べます。

本書の提案

本書の提案:独自解答例

原著を要約した本書独自演習の解答例で、大学公式解答ではありません。

底面画像の明るさを校正して粒子の三次元位置を推定し、衝突後の最大移動距離を追跡する。粒子が内部流れとともに動く範囲を対象とする。無次元予測式を実験および数値計算と比較する。非ニュートン流体では一般化Reynolds数に基づく有効粘度を用いるが、別流体への適用は流動特性の確認を要する。

本書による説明

本書による説明:用語の役割

原著の用語を本書が平易に整理しています。

無次元数は単位の異なる系を比で比較する道具、有効粘度は非ニュートン流体の状態を代表値で扱う道具、検証はモデル計算と観測結果の一致・不一致を比べる手続です。

本書の提案

本書の提案:誇張を避ける

研究説明の主張強度を保つための本書の注意です。

一つの実験条件で一致したことを全塗料へ一般化しない、推定量を直接測定と呼ばない、モデルの信頼性を合否対策の正解と結び付けない、の三点を守ります。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 博士課程前期2年の課程学生募集要項〔一般選抜〕

    東北大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF物理pp.4,7-10,16。募集人員、TAO、書類、英語、検定料、日程、化学・バイオ系別表。全19物理頁を取得

  • 過去の大学院入試問題

    東北大学大学院工学研究科・工学部 化学・バイオ系|資料:令和8年度問題は2025年8月26・27日実施|確認:2026-08-28|参照箇所:過去3年、基礎4題、専門4分野14題、個別PDFへの公式リンク。本文取得済み

  • 令和8年度 基礎科目・化学工学

    東北大学 化学・バイオ系|資料:2025年8月実施|確認:2026-08-28|参照箇所:全2物理頁。問1-3、管内流れ、熱交換器、熱風乾燥。取得・全頁目視済み

  • 令和8年度 専門科目11 反応工学

    東北大学 化学・バイオ系|資料:2025年8月実施|確認:2026-08-28|参照箇所:全2物理頁。回分反応器の定容・定圧比較、槽列モデル。取得・全頁目視済み

  • 令和8年度 専門科目12 機械的単位操作

    東北大学 化学・バイオ系|資料:2025年8月実施|確認:2026-08-28|参照箇所:全3物理頁。沈降・凝析・遠心分離、粒子分散流体の粘度。取得・全頁目視済み

  • 令和8年度 専門科目13 分離工学

    東北大学 化学・バイオ系|資料:2025年8月実施|確認:2026-08-28|参照箇所:全3物理頁。CO2吸収、膜分離、蒸留。取得・全頁目視済み

  • 令和8年度 専門科目14 プロセスシステム

    東北大学 化学・バイオ系|資料:2025年8月実施|確認:2026-08-28|参照箇所:全4物理頁。設備投資、硝酸濃縮フロー、一次遅れ+むだ時間制御。取得・全頁目視済み

  • Three-dimensional tracking and modeling of flake particle migration during droplet impact

    Chemical Engineering Science|資料:2026年1月、DOI 10.1016/j.ces.2025.122503|確認:2026-08-28|参照箇所:Abstract、Highlights、3D画像計測、無次元モデル、ニュートン・非ニュートン流体。出版社本文取得済み