院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第4章 入学後の教育と公式過去問

名古屋大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻の院試対策講座から、総合工学としての教育目的、科目情報の不一致、修了要件、過去問の年度を確認します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,492
参照資料
11
01

航空宇宙は要素を統合する工学

流体・推進・構造・制御などを一機のシステムとして見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:九つの研究内容を基盤にする

募集要項物理p.33にある航空宇宙工学専攻の研究内容です。

募集要項は研究内容として、流体力学、衝撃波・宇宙推進、推進エネルギーシステム、構造力学、生産工学、制御システム、宇宙航空機運動システム、先進複合材料、工作機械工学の九つを掲げます。

大学公式の事実

大学公式の事実:現象の定式化とモデル化を重視

教育目的PDF物理p.1の内容です。

専攻の教育目的は、航空宇宙に関わる物理現象を理解し、数理的に定式化・モデル化する力、個別の要素技術を統合する力、修士研究と論文によって課題を解く力を育てる構成です。

本書による説明

本書による説明:モデルは現実を目的に合わせて切り取る

教育目的の定式化・モデル化を具体化した説明です。

モデル化とは現実を丸ごと複製することではありません。たとえば翼を剛体とみなすか変形体とみなすか、空気を非圧縮とするか圧縮性を残すかは、知りたい量と条件で変わります。仮定を明示すると、答えが使える範囲も見えます。

大学公式の事実

大学公式の事実:カリキュラムは研究へ段階的につながる

教育目的PDF物理p.2のカリキュラムツリーです。

カリキュラムツリーは、基礎科目、専門講義、セミナー、実験・演習、研究指導、修士研究・修士論文を接続して表示します。

02

科目情報の時点差を読む

推進システム特論の開講期・担当差を隠さず示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026教授要目は博士前期課程科目を掲げる

2026年度教授要目物理pp.75、77-78の範囲です。

2026年度教授要目の航空宇宙工学専攻部分は、博士前期課程の講義、セミナー、実験・演習、研究関係科目を掲げます。

大学公式の事実

大学公式の事実:教授要目p.76は異常頁

全96物理頁を画像確認した際の文書状態です。

取得した教授要目の物理p.76は本文がほぼなく、フッター「-80-」だけが見えます。物理p.80にも実ページ番号「-80-」があります。

大学公式の事実

大学公式の事実:専攻ページは推進システム特論を秋と表示

専攻ページと教授要目の各表示です。

専攻カリキュラムページは推進システム特論を秋開講、佐宗章弘・杵淵紀世志担当と表示します。2026年度教授要目も秋・杵淵紀世志担当と読めます。

大学公式の事実

大学公式の事実:個別シラバスは春・杵淵紀世志と表示

時間割コード2853501の個別シラバス記載です。

2026年度個別シラバスは同科目を2単位、春・火曜5限、杵淵紀世志担当と表示し、ジェット、ロケット、電気推進、性能評価、実用例、プロジェクトマネジメントを扱います。

本書による説明

本書による説明:開講期・担当差は未解消

三種類の公式情報を対照した未解消事項です。

専攻ページ・教授要目の秋表示と、個別シラバスの春表示は一致しません。佐宗章弘は現行スタッフ一覧に見当たりません。更新差や担当変更を説明する公式文書は取得できていないため、2026年度の実態や2027年度予定を推測で一つに決めません。

03

修了要件と研究指導

単位、指導教員、学修計画、論文、学位試験を一つの流れで見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:30単位以上と研究指導

募集要項物理p.34の教育課程・修了要件です。

募集要項は博士前期課程について、所定の授業科目を30単位以上修得し、必要な研究指導を受け、修士論文を提出し、学位試験に合格することを修了要件として示します。授与される学位は修士(工学)です。

大学公式の事実

大学公式の事実:指導教員と学修計画

現行規程第6条・第7条の内容です。

研究科規程は指導教員を定め、学生が入学等から1か月以内に指導教員の指導を受けて学修計画を立てることを定めます。

大学公式の事実

大学公式の事実:他専攻等の科目や既修得単位に規程がある

現行規程第8-15条の制度です。個別認定結果を示しません。

規程は他専攻・他研究科等の授業科目、入学前に修得した単位の認定、論文、試験、成績評価を定めています。

本書による説明

本書による説明:入試の得意科目と研究分野は一対一ではない

試験科目、研究内容、教育課程を別の制度要素として説明しています。

専門試験では三科目を選びますが、入学後の研究は九つの研究内容と講義・研究指導の組合せです。たとえば制御を選んだから制御研究室へ自動配属される、流体を選ばないと空力研究ができない、とは公表資料から言えません。

04

公式過去問の年度境界

2026年度表示と2025年実施を取り違えず、分かることを限定します。

大学公式の事実

大学公式の事実:公式サイトが問題と解答例を提供

公式過去問ページと取得済みPDFの提供状態です。

工学研究科の過去問詳細ページは、航空宇宙工学専攻の2026年度について、試験問題と「出題の意図,正解・解答例」への公式導線を掲載しています。

本書による説明

本書による説明:2026年度は入学年度、実施は2025年

一覧表示と問題冊子表紙の日付を本書が対照した説明です。

一覧の「2026年度」は2026年4月入学を指します。問題冊子では基礎が2025年8月19日14時30分から16時30分、専門が8月20日9時から12時に実施されています。2026年8月実施問題ではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:数学四問全問、専門五問から三問

公式問題冊子・出題意図と2027年度募集要項の構成を対照しています。

2025年実施問題では基礎の数学四問を全問解答し、専門は熱、流体、機械力学、制御、材料力学に対応する五問から三問を選びました。2027年度募集要項の科目構成も数学全問・専門五科目中三科目です。

本書による説明

本書による説明:一年度から頻出や合格点は決められない

取得した過去問から言える範囲と言えない範囲を分けた説明です。

一年度の実物は、設問の長さ、記号の定義、解答欄、出題意図を学ぶ資料です。しかし一回の出題から、2027年度の頻出分野、難度、配点、合格最低点、作問担当を推定する根拠にはしません。

本書の提案

本書の提案:過去問は三回に分けて使う

取得済み公式過去問を学習に使う方法の提案です。

一回目は時間を測らず用語と前提を読み、二回目は科目ごとに途中式まで自力で書き、三回目は選択三科目を3時間で解きます。最後に公式解答例と照合し、結論だけでなく、保存則・境界条件・符号・単位の違いを記録します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.2、p.6、pp.7-22、pp.25-26、p.28、pp.33-34。募集人員、A/B選抜、出願、英語、試験日程・範囲、研究内容、修了要件

  • 名古屋大学大学院工学研究科規程

    東海国立大学機構/名古屋大学|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:第5条、第5条の2、第6-15条。授業科目・単位、指導教員、学修計画、他専攻等、論文、試験、成績

  • 航空宇宙工学専攻 教育目的・カリキュラムツリー

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:PDF本文に発行日表示なし・メタデータ2026-03-12|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.1は教育目的と対象分野、物理p.2は基礎科目・専門講義・実験演習・研究指導・修士研究のカリキュラムツリー

  • 2026年度 工学研究科博士課程教授要目

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.75、pp.77-78は航空宇宙工学専攻の教育目的・博士前期課程科目。p.76はフッターだけの異常頁、pp.79-80は博士後期課程

  • 航空宇宙工学専攻の教育プログラム・カリキュラム

    名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻|資料:ページ上に一括更新日表示なし|確認:2026-08-29|参照箇所:見出し「航空宇宙工学専攻の教育プログラム」「JAXA連携講座」「航空宇宙工学専攻教員が担当する講義」。6テーマ、講義一覧、連携協定

  • 2026年度 航空宇宙流体力学シラバス

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:時間割コード2853101。科目名、2単位、春・水曜1限、担当、目的、到達目標、授業計画

  • 2026年度 推進システム特論シラバス

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:時間割コード2853501。科目名、2単位、春・火曜5限、杵淵紀世志、目的、到達目標、授業計画

  • 航空宇宙工学専攻 スタッフ紹介

    名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻|資料:ページ上に一括更新日表示なし|確認:2026-08-29|参照箇所:見出し「スタッフ紹介」。空力・推進、構造・創製、飛行・制御、寄附講座、JAXA連携講座の研究単位・氏名・職位

  • 航空宇宙工学専攻 公式過去問一覧・2026年度詳細

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:一覧表示2026年度・2025年8月実施分|確認:2026-08-29|参照箇所:詳細ページの見出し「航空宇宙工学専攻・2026年度」、試験問題、出題の意図・正解/解答例への公式導線

  • 2026年度 公式試験問題(2025年8月実施)

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入学・2025-08-19基礎/2025-08-20専門|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.1は基礎部門、p.6は専門部門、pp.11-12は専門問題4制御工学。全13物理頁を画像確認

  • 2026年度 出題意図・正解/解答例(2025年8月実施分)

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入学・2025年8月実施分|確認:2026-08-29|参照箇所:物理pp.1-6は正解・解答例、p.7は問1熱、問2流体、問3機械力学、問4制御、問5材料力学の出題意図