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出典付き・公開プレビュー

第5章 研究分野と教員研究を読む

名古屋大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻の院試対策講座から、現行スタッフ、研究者総覧、原著論文を使い、受入れ保証や入試予告へ飛躍せず研究像を具体化します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
2,158
参照資料
11
01

現行スタッフの研究単位

九つの研究内容とスタッフ表示の対応を確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:空力・推進の研究単位

2026年8月29日に確認した専攻スタッフ表示です。

現行スタッフページは、流体力学に野々村拓教授・永田貴之助教、衝撃波・宇宙推進に杵淵紀世志准教授、推進エネルギーシステム工学に笠原次郎教授・松岡健准教授を表示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:構造・創製の研究単位

現行スタッフページの構造・創製分野です。

構造力学には荒井政大教授・後藤圭太准教授・橋本樹慶助教、生産工学には社本英二教授・早坂健宏准教授・李炅耆助教、NCC協力の先進複合材料には吉村彰記教授・藤田雄紀助教が表示されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:飛行・制御と寄附講座

現行スタッフページの飛行・制御・寄附講座表示です。

宇宙航空機運動システム工学には砂田茂教授・稲守孝哉准教授、制御システム工学には原進教授・椿野大輔准教授・佐々木康雄助教、オークマ工作機械工学寄附講座には佐藤隆太特任教授・宇土誠一特任助教が表示されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:JAXA連携は別枠で表示

専攻カリキュラム・スタッフページの連携講座表示です。

専攻ページはJAXAとの連携協定を2008年7月4日に締結し、2009年度から連携大学院を開始したと説明しています。スタッフページではJAXA客員教員を「JAXA連携講座」として別枠表示しています。

本書による説明

本書による説明:現行表示は2027年度受入れの保証ではない

スタッフ表示の利用範囲を限定する説明です。

現在氏名が載っていることは、2027年度に在籍する、学生を募集する、主指導を担当する、希望者が配属される、特定設備を使える、という個別保証ではありません。研究内容の入口として読み、受入れ条件とは分けます。

02

野々村拓:空力・流体制御を読む

無次元数、剥離、計測、データ駆動のつながりを見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:野々村拓の所属と職名

専攻スタッフページと研究者総覧の現行表示です。

現行スタッフページは野々村拓を流体力学研究グループの教授と表示します。研究者総覧は大学院工学研究科航空宇宙工学専攻・空力推進の教授、大学院工学研究科担当と表示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:研究キーワードと現行課題

研究者総覧の研究キーワード・現在の研究課題欄です。

研究者総覧のキーワードには縮約モデル、流体音響、流体力学、流体制御、実験空気力学があります。現行課題にはデータ駆動型スパース流体制御、センサ・アクチュエータ位置最適化、流体場の時空間超解像計測が掲げられています。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度に航空宇宙流体力学を担当

2026年度個別シラバスと研究者総覧の記載です。2027年度担当を保証しません。

2026年度シラバスでは、野々村拓が航空宇宙流体力学を担当し、次元解析、Mach数・Reynolds数、実験・計測、数値解析、データ駆動解析を扱います。

本書による説明

本書による説明:プラズマアクチュエータ研究の問い

出版社公開要旨を18歳向けに言い換えた研究説明です。

2020年の原著論文は、翼周りの流れが剥がれる現象をDBDプラズマアクチュエータで制御し、Reynolds数が10の3乗から10の6乗まで変わるときの共通機構を調べます。小さな模型から異なる条件へ、制御則がどう通用するかを問う研究です。

本書による説明

本書による説明:入試範囲との接点は境界層と無次元数

入試範囲・講義・論文の概念上の接点だけを示しています。

剥離制御を理解する入口には、境界層、粘性、Reynolds数、運動量輸送があります。これらは流体力学の公表範囲や2026年度講義に現れます。ただし論文内容が2027年度入試に出るとは言えません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:野々村研究室の2027受入れ・設備利用

現行プロフィール等で確認できない個別受入れ・設備条件です。

確認した公式資料では、2027年度の研究室別受入人数、主指導の可否、学生が利用できる設備一覧、希望者の配属確率は公表されていません。所属・講義・論文の確認を、受入れ承諾へ置き換えません。

03

笠原次郎:デトネーション推進を読む

急速な燃焼波と宇宙飛行実証の研究を、熱・流体へ結び付けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:笠原次郎の二つの所属表示

専攻ページと研究者総覧の所属・職名表示です。

専攻スタッフページは笠原次郎を推進エネルギーシステム工学研究グループの教授と表示します。研究者総覧は未来材料・システム研究所教授で大学院工学研究科担当と表示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:航空宇宙推進とデトネーション

研究キーワードは総覧掲載内容です。用語の基本的区別を同じ範囲で述べています。

研究者総覧のキーワードは航空宇宙推進工学、デトネーション、デトネーションエンジンです。

本書による説明

本書による説明:S-520-34飛行研究の構成

出版社書誌・公開要旨に基づく研究内容の説明です。

2026年の原著論文は、液体エタノールと亜酸化窒素を使う円筒型回転デトネーションエンジンを観測ロケットS-520-34で宇宙環境作動させ、圧力・温度履歴などを評価した研究です。地上の理論だけでなく、飛行環境で作動を測る段階まで含みます。

本書による説明

本書による説明:熱・流体・推進が交わる

論文・シラバス・入試範囲の概念を統合した説明です。

燃料と酸化剤の反応は熱工学、衝撃波と高速流れは圧縮性流体、推力と性能評価は推進システムにつながります。一つの装置でも複数の保存則を同時に使うため、専門三科目を完全に孤立させず学ぶ価値が見えます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:笠原担当の2027年度講義

取得したシラバスとプロフィールから確認できない2027年度担当です。

確認した2026年度の推進システム特論シラバスは杵淵紀世志担当で、笠原次郎が2027年度に担当する授業名・曜日・評価方法は確定できません。研究者総覧の大学院担当表示だけから個別講義を割り当てません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:笠原研究室の2027受入れ・設備利用

現行スタッフ・総覧・論文で確認できない個別条件です。

研究室別の2027年度受入人数、主指導の可否、飛行実証設備や実験装置を学生が利用できる条件、配属の可否は、確認した公開資料では公表されていません。論文著者であることと学生の参加保証を分けます。

04

稲守孝哉:衛星編隊と軌道・姿勢連成を読む

位置と向きを別々にせず設計する研究を、状態・制約の言葉で見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:稲守孝哉の所属と職名

専攻スタッフページと研究者総覧の現行表示です。

現行スタッフページは稲守孝哉を宇宙航空機運動システム工学研究グループの准教授と表示します。研究者総覧は大学院工学研究科航空宇宙工学専攻・飛行制御の准教授、大学院工学研究科担当と表示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:小型衛星・編隊・連成が研究対象

研究者総覧の研究課題・論文欄に基づきます。

研究者総覧の研究課題・論文欄には、小型衛星、編隊飛行、軌道運動と姿勢運動の連成、宇宙プラズマを用いた軌道制御などが掲載されています。

本書による説明

本書による説明:位置と姿勢を同時に扱う理由

出版社公開要旨を平易にした研究説明です。

2026年の原著論文は、ピコ衛星編隊の相対位置運動と姿勢運動を別々にせず、互いの影響を含む境界値問題として周期的な編隊を求めます。小さな衛星では姿勢変化が位置関係にも効く場合があり、分離した設計の誤差を減らす狙いがあります。

本書による説明

本書による説明:クォータニオンと自動微分

論文要旨の主要概念を入門向けに説明しています。

クォータニオンは三次元の向きを特異な角度表現に頼らず扱う四成分の表現で、長さを1に保つ制約があります。論文はこの制約と自動微分を計算へ組み込みます。自動微分は式の微分を計算機が規則通り追跡する方法です。

本書による説明

本書による説明:数学・機械力学・制御との接点

研究論文と公表試験範囲の概念上の接点です。入試出題を予告しません。

衛星編隊の研究には、状態をまとめる線形代数、時間変化を表す微分方程式、剛体運動を扱う機械力学、目標状態へ導く制御が交わります。入試科目の式が、研究では複数分野を結ぶ道具になる例です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:稲守担当の2027講義・受入れ・設備

現行プロフィールと論文から確認できない2027年度の個別条件です。

確認した公開資料では、稲守孝哉が2027年度に担当する個別授業、研究室別受入人数、主指導の可否、衛星や試験設備の学生利用条件、配属確率は公表されていません。論文テーマを志願者の研究課題として予約できるとは扱いません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.2、p.6、pp.7-22、pp.25-26、p.28、pp.33-34。募集人員、A/B選抜、出願、英語、試験日程・範囲、研究内容、修了要件

  • 航空宇宙工学専攻の教育プログラム・カリキュラム

    名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻|資料:ページ上に一括更新日表示なし|確認:2026-08-29|参照箇所:見出し「航空宇宙工学専攻の教育プログラム」「JAXA連携講座」「航空宇宙工学専攻教員が担当する講義」。6テーマ、講義一覧、連携協定

  • 2026年度 航空宇宙流体力学シラバス

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:時間割コード2853101。科目名、2単位、春・水曜1限、担当、目的、到達目標、授業計画

  • 2026年度 推進システム特論シラバス

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:時間割コード2853501。科目名、2単位、春・火曜5限、杵淵紀世志、目的、到達目標、授業計画

  • 航空宇宙工学専攻 スタッフ紹介

    名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻|資料:ページ上に一括更新日表示なし|確認:2026-08-29|参照箇所:見出し「スタッフ紹介」。空力・推進、構造・創製、飛行・制御、寄附講座、JAXA連携講座の研究単位・氏名・職位

  • 野々村拓 研究者総覧

    名古屋大学|資料:更新表示2026-03-29|確認:2026-08-29|参照箇所:ページ見出し「野々村 拓」、基本情報の所属・職名、研究キーワード、現在の研究課題、論文欄(HTML lines 95-168付近)

  • Unified mechanisms for separation control around airfoil using plasma actuator with burst actuation over Reynolds number range of 10^3-10^6

    Physics of Fluids / AIP Publishing|資料:2020-02・Physics of Fluids 32, 025102|確認:2026-08-29|参照箇所:出版社書誌・公開要旨。題名、著者、DOI、Reynolds数範囲、DBDプラズマアクチュエータ、剥離制御

  • 笠原次郎 研究者総覧

    名古屋大学|資料:更新表示2026-06-26|確認:2026-08-29|参照箇所:ページ見出し「笠原 次郎」、基本情報の所属・職名、大学院担当、研究キーワード、論文欄、科研費欄(HTML lines 107-176付近)

  • Space Flight of Liquid Rotating Detonation Engine Using Sounding Rocket S-520-34

    Journal of Spacecraft and Rockets / AIAA|資料:2026-03・Vol.63 No.2, pp.579-596|確認:2026-08-29|参照箇所:出版社書誌・公開要旨。題名、著者、DOI、液体エタノール・亜酸化窒素、回転デトネーションエンジン、S-520-34飛行

  • 稲守孝哉 研究者総覧

    名古屋大学|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:ページ見出し「稲守 孝哉」、基本情報の所属・職名・大学院担当、研究課題、論文欄。小型衛星、編隊飛行、軌道・姿勢連成

  • Pico-satellite formation configuration method accounting for relative position-attitude coupling

    Acta Astronautica / Elsevier|資料:2026・Vol.238, pp.86-97|確認:2026-08-29|参照箇所:出版社書誌・公開要旨。題名、著者、DOI、相対位置・姿勢連成、クォータニオン制約、自動微分、周期編隊