第3章 修了には原則2年・30単位以上・修士論文が必要
九州大学 大学院工学府 地球資源システム工学専攻の院試対策講座から、専攻の目的、科目群、修了要件、研究指導、学位論文、年度付きシラバスを確認します。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,640字
- 参照資料
- 7件
第3章 修了には原則2年・30単位以上・修士論文が必要
資源の発見・生産だけでなく、循環・環境修復・防災までを一つの教育体系で扱います。
大学公式の事実:探査から利用・循環・環境修復・防災までを扱う
専攻概要とディプロマ・ポリシーの教育目的を要約しました。
専攻は、鉱物・エネルギー資源について、地質、探査、開発、生産、利用、循環、環境修復を一続きの対象として扱います。さらに地殻災害の防止や地球環境保全を含め、持続可能で環境に適応した資源技術と、国際的に活動できる研究者・技術者の育成を掲げています。修了時に身につける力を定めたディプロマ・ポリシーも、資源を掘る工程だけに限定していません。
大学公式の事実:修士の授業は四つの科目群で構成される
現行専攻ページの科目群と年度ごとの開講情報を区別しました。
現行専攻ページは、修士課程の授業を高等専門科目、先端科目、能力開発科目、異分野科目の四群で説明しています。学士課程から高度で実践的な専門へ進み、最先端の知識、問題解決力、専門外の視点を組み合わせる構造です。2027年度に実際に開く個別科目は、年度の時間割・シラバスで別に確認する必要があります。
大学公式の事実:修了には原則2年以上・30単位以上・論文審査が必要である
最終改正2024年3月29日表示の工学府規則第12条を確認しました。
工学府規則では、修士課程に原則2年以上在学し、30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文の審査と最終試験に合格することが修了要件です。大学が優れた研究業績を認めた場合には在学期間を1年以上とする例外がありますが、通常課程を1年制と説明できる規定ではありません。
大学公式の事実:授与学位は修士(工学)である
2026年4月掲載のディプロマ・ポリシーで学位と学修目標を確認しました。
ディプロマ・ポリシーは授与学位を修士(工学)とし、資源探査から生産・利用・循環、環境修復、防災、環境保全までの専門知識、分析力、問題発見力、国際的な発想と行動力を学修目標に掲げます。専攻名が地球資源システム工学であっても、学位名称を修士(地球資源)とはしません。
大学公式の事実:研究室に所属し、指導教員の下で修士論文を作る
専攻ページの研究指導と学位論文基準を確認しました。
専攻ページは、学生が研究室の一つに所属し、指導教員の下で研究を進め、成果を修士論文として提出すると説明しています。学位論文では、先端知識の理解、既存概念の分析・評価・統合、自律的な研究計画と遂行、独創性、新しい知識への貢献、科学的に正確な説明、研究倫理などが評価対象として示されています。
大学公式の事実:七つの教育研究分野が資源の異なる段階を担う
現行専攻ページの七分野を正式名称で示しました。
現行専攻ページは、応用地質学、物理探査学、地球熱システム学、資源開発工学、岩盤・開発機械システム工学、資源処理・環境修復工学、エネルギー資源工学の七分野を掲載しています。入試の七専門科目名と近い分野もありますが、教育研究分野の名称をそのまま入試の詳細単元や研究室別出題範囲とはみなしません。
本書による説明:七研究分野と四科目群は別の分類である
公式の七研究分野と四科目群を照合し、役割の違いを説明しました。
専攻ページは、研究テーマを七つの教育研究分野に分ける一方、授業科目は高等専門・先端・能力開発・異分野の四群で説明しています。七分野すべてを一科目ずつ履修すれば30単位になる、七分野がそのまま必修科目名になる、という制度ではありません。研究分野、授業科目、修了要件を別の表で確認する必要があります。これは二つの公式分類を混同しないための本書の説明です。
本書の提案:履修計画は単位・研究予定・前提知識の順で作る
公式の修了要件と科目群を基に、本書の履修確認順を示しました。
最初に30単位以上という修了要件と、修士論文の中間・最終予定を置きます。次に、自分の研究で必要な高等専門・先端科目を選び、能力開発・異分野科目を加えます。最後に、各科目の前提知識、開講時期、重複時間を年度シラバスで確認します。これは本書の履修計画案で、大学が全学生へ指定した時間割ではありません。
大学公式の事実:2026年度シラバスには岩盤工学特論第一がある
2026年度の個別シラバスを年度付きの履修例として示しました。
2026年度の公式シラバスでは、岩盤工学特論第一はM1・M2対象、2単位、選択、高等専門科目で、英語・日本語併用とされています。資源や地下空間の開発で生じる岩盤工学上の問題と、岩盤構造物の設計・施工に必要な工学的方法を扱います。年度が明記された具体例であり、2027年度に同じ担当・時限・条件で開講する保証ではありません。
本書による説明:標準課程と地球資源システム工学グローバルコースは別枠である
募集要項と工学府規則を横断して二つの枠を整理しました。
工学府規則には、地球資源システム工学専攻の標準課程とは別に、地球資源システム工学グローバルコースが置かれています。募集人員20人にグローバルコース分を含むこととも整合します。標準課程の一般選抜について、すべての授業を英語だけで履修して学位を得られるとは確認できません。別コースの説明を一般選抜へ移しません。
本書による説明:本書が確認した公式公開資料では、2027年度の全科目・時限・担当者は分からない
制度、過年度実績、将来年度の開講情報を分けました。
専攻ページ、規則、2026年度の個別シラバスから教育の枠組みと一例は確認できますが、2027年度に実際に開講する全科目、曜日・時限、担当教員、履修制限、各研究室の受入れ人数は確認できません。過年度の科目名や区分を、2027年度の必修科目・担当へ自動的に引き継ぎません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項
九州大学大学院工学府|資料:2026年5月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:表紙、2~11頁、22頁、24頁、30頁。日程、募集人員、書類、英語、専門3科目、数学、作文、免除、第二志望、関連科目、実施状況。本書の確認対象には、科目別・口頭試問の時間と年度別問題本文への公開導線も含む。
- 九州大学大学院工学府規則
九州大学|資料:最終改正2024年3月29日|確認:2026-09-04|参照箇所:第6条、第7条、第7条の2、第12条。授業・研究指導、標準課程とグローバルコース、修士課程共通の修了要件。
- 工学府 地球資源システム工学専攻
九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:専攻概要、教育目標、四つの科目群、研究室・修士論文、学位論文基準、七つの教育研究分野、シラバス導線。本書の確認対象には、年度別問題本文への公開導線も含む。
- 地球資源システム工学部門 スタッフ
九州大学大学院工学研究院 地球資源システム工学部門|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:教授・准教授・助教の氏名、職位、専門分野。個別研究室ページとの食い違いを避ける現行スタッフ一覧。本書の確認対象には、研究設備の利用条件も含む。
- 地球資源システム工学専攻 ディプロマ・ポリシー
九州大学大学院工学府|資料:2026年4月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:1~3頁。修士(工学)、資源探査・開発・利用・循環・環境修復・防災と、分析・問題発見・国際性に関する学修目標。
- 2026年度 岩盤工学特論第一 シラバス
九州大学|資料:2026年3月14日更新|確認:2026-09-04|参照箇所:M1・M2対象、2単位、選択、高等専門科目、英語・日本語併用。資源・地下空間開発に関する岩盤構造物の設計・施工。
- 九州大学シラバス検索
九州大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:年度・科目別シラバスの公式検索入口。2027年度の専攻全科目は未取得。