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第4章 2026年度教育課程から見る入学後の学び

大阪大学 大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻の院試対策講座から、二コースの単位要件、代表科目、研究指導を、2027年度との年度差を明示して読みます。

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第4章 2026年度教育課程から見る入学後の学び

2026年度教育課程は参考資料であり、2027年度入学者への適用は新年度版で再確認します。

大学公式の事実

博士前期課程は研究課題を立てて進める2年間

専攻の教育システムに示された博士前期課程の研究過程です。

専攻の教育システムは、環境・エネルギー・資源問題を広い視点で位置づけ、実験と演習を重視し、問題を発見して解決へ導く能力の養成を掲げています。博士前期課程では、研究課題を立案し、約2年間かけて実験、調査、議論を行い、学会発表や学術誌への論文投稿を経験しながら修士論文をまとめて発表すると説明しています。これは、入試前に完成済みの研究成果が必要という意味ではありません。

大学公式の事実

環境工学の2026年度修了要件

2026年度教育課程表PDF47~48頁、冊子59~60頁の履修方法に基づきます。

2026年度入学者用教育課程表では、環境工学コースは、合計30単位以上を修得し、修士論文の審査に合格することが必要です。内訳として、専門教育科目20単位以上に必修6単位と選択14単位以上を含め、同じ科目表から高度国際性涵養教育科目2単位以上、さらに他コース・他専攻・他研究科を含む高度教養教育科目2単位以上を求めています。専門と高度国際性の両方に該当する科目の算入には教育課程表の注意があります。数字を足し合わせるだけでなく、区分と重複算入ルールを確認します。

本書による説明

環境工学は計画、情報、自然環境、エネルギー、材料を横断する

2026年度教育課程表の環境工学コース科目を、本書が内容領域ごとに整理しました。

2026年度教育課程表の科目は、次のような領域に分けて読めます。

  • 計画・制度:環境計画論、産業環境マネジメント論、共生都市環境論、共生環境デザイン論
  • 情報・モデル・自然環境:環境情報システム工学、環境動態学特論、環境モデリング学特論、生物環境工学特論、地球代謝循環学
  • エネルギー・材料:エネルギーマネジメント学特論、需要端エネルギーシステム工学、電力システム工学特論、環境材料循環プロセス学
  • 分野横断:フューチャー・デザイン

この群分けは読みやすくするための本書の整理です。科目名は研究テーマの候補を考える手掛かりになりますが、個別授業の到達目標、毎回の内容、評価法、2027年度の開講を科目名だけから補いません。

大学公式の事実

エネルギー量子工学の2026年度修了要件

2026年度教育課程表PDF50~52頁、冊子62~64頁の履修方法に基づきます。

2026年度入学者用教育課程表では、エネルギー量子工学コースも合計30単位以上と修士論文審査の合格を求めます。ただし区分の内訳は環境工学と異なり、専門教育科目14単位以上に必修4単位と選択10単位以上を含め、同じ科目表から高度国際性涵養教育科目8単位以上、さらに高度教養教育科目2単位以上が必要です。二コースを同じ単位内訳で説明してはいけません。これらは2026年度入学者用の値で、2027年度入学者用の表が公表されたら、2026年度版からの変更点を確認する必要があります。

本書による説明

エネルギー量子工学は原子力、熱流動、量子ビーム、レーザーへ広がる

2026年度教育課程表と現行研究領域一覧を資料別に確認し、本書が領域ごとに整理しました。

2026年度教育課程表には、次のような科目が掲載されています。

  • 原子炉・安全:原子炉物理学、原子炉熱工学、原子力安全特論、原子炉燃料・材料、原子力実習
  • 熱流動・システム:エネルギー流体工学、システムデザイン学
  • 量子ビーム・化学:量子ビームバイオ工学、放射線化学・原子炉化学、量子計測学
  • 核融合・レーザー:核融合炉工学、レーザーエネルギー工学

現行研究一覧には、二次電池、燃料電池、電力を水素など別のエネルギー形態へ変換するPower-to-X、電気化学を扱うエネルギー材料学領域もあります。上の群分けは本書の整理です。科目表と研究領域一覧は異なる資料なので、掲載教員が必ず特定科目を担当する、希望テーマが必ず開講科目になる、と読み替えません。

大学公式の事実

修士(工学)の取得には単位以外の要件もある

教育課程表、工学研究科規程、大学院学則、学位規程を役割別に照合しました。

2026年度教育課程表は、両コースについて所定の30単位以上に加え、修士論文の審査への合格を求めています。大阪大学大学院学則と工学研究科規程は、博士前期課程で所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文等の審査と最終試験に合格する枠組みを定めています。学位規程は修士の学位と、付記する専攻分野として工学を示します。したがって、授業科目の単位だけで学位が自動的に得られるとは説明しません。個別年度の単位内訳は教育課程表、学位の共通要件は学則・規程と、資料の役割を分けます。

大学公式で提供中・本書未取得

個別シラバス本文は公式に利用可能だが今回は未取得

公式シラバス入口は確認済みですが、本専攻の個別科目本文は今回取得していません。

大阪大学はKOAN外部公開シラバスへの公式入口を設け、授業の目的、進め方、授業計画などを確認できると案内しています。一方、2026年9月4日の今回の取得経路では認証エラーとなり、本専攻の個別科目について、到達目標、各回内容、成績評価、教科書、2026年度の具体的実施方法を取得できませんでした。これは大学にシラバスが存在しない、一般には非公開である、という意味ではありません。公式に利用できる入口と、本書が取得していない本文を分け、教育課程表の科目名から詳細を創作しません。

大学が公表していない情報

2027年度入学者用教育課程表は確認できない

2026年9月4日に確認した工学研究科の履修案内掲載年度に基づく限定的な未掲載情報です。

工学研究科の履修案内ページは、2026年9月4日時点で、2026年度、2025年度、2024年度入学者用の教育課程表を掲載しています。2027年度入学者用の表は今回確認した公式ページにはありません。そのため、本プレビューで扱う科目と単位要件には必ず「2026年度入学者用」と付けます。2027年度も同じ、変更はない、特定科目が必ず開講される、とは書きません。確認時点では未掲載でしたが、将来も公表されないとは限りません。新年度版の公表後は、単位区分、科目名、担当教員、研究指導コードを再照合します。

本書の提案

研究計画は対象・問い・方法・評価を一枚にする

専攻の研究課題立案方針と事前相談義務を背景にした本書独自の整理法です。

出願前相談の準備として、本書は次の七項目を一枚に整理する方法を提案します。

  1. 対象とする環境・エネルギー問題
  2. 既存研究で未解決の点
  3. 測定・実験・調査・モデル・数値計算のどれで確かめるか
  4. 取得するデータ
  5. 成否を判断する指標
  6. 安全・倫理・データ利用上の制約
  7. 第一志望領域との接点

環境工学なら空間・物質・エネルギー・制度の境界、エネルギー量子工学なら保存則・輸送現象・材料特性・安全性の境界を明示します。この書式は本書独自で、大阪大学指定の研究計画書様式や採点表ではありません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 大阪大学大学院工学研究科 博士前期課程 一般選抜 学生募集要項 <2027年4月入学>

    大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年3月|確認:2026-09-04|参照箇所:全29頁。表紙、PDF2~7頁、15~18頁、27頁。アドミッション・ポリシー、日程、82名の範囲、事前相談、出願書類、英語証明、試験時間割、筆記科目。

  • 教育システム

    大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:教育プログラム、実験・演習、博士前期課程2年間の研究課題立案、実験・調査・議論、学会発表、論文投稿、修士論文。

  • 研究内容・教員一覧

    大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:環境工学とエネルギー量子工学の柱、現行研究領域、掲載教員、各領域の研究概要。

  • 2026年度 工学研究科博士前期課程教育課程表

    大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年度版・掲載日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:PDF47~48ページ(冊子59~60ページ)に環境工学、PDF50~52ページ(冊子62~64ページ)にエネルギー量子工学の科目、単位区分、履修方法、研究指導。PDFビューアー表示49ページ(ファイル50/78・冊子62ページ)の『エネルギー変換材料』、コード280867、担当教員欄で山田裕貴教授を確認。

  • 大阪大学 KOAN外部公開シラバス

    大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:大学公式の公開シラバス入口。今回の取得経路では認証エラーとなり、本専攻の個別科目本文を取得していない。

  • 山田 裕貴 教授

    大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2022年2月3日|確認:2026-09-04|参照箇所:教員紹介、二次電池用材料、高濃度電解液、新型水系二次電池、電気化学理論、論文・著書リスト。現職は現行研究一覧でも照合。授業・科目担当、志願者の設備・データ利用条件、2027年度の指導・受入プログラムを確認する対象としても調査。

  • 大阪大学大学院工学研究科規程

    大阪大学|資料:2026年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:博士前期課程の単位、研究指導、試験、修士論文等、最終試験。

  • 大阪大学大学院学則

    大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:第15条。博士前期課程の在学期間、所定単位、研究指導、修士論文等の審査、最終試験。

  • 大阪大学学位規程

    大阪大学|資料:2025年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:第1~3条。修士の学位と、付記する専攻分野としての工学。

  • 大学院 履修案内・講義時間割

    大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:2026年度、2025年度、2024年度入学者用の教育課程表と、KOAN外部公開シラバスへのリンクを掲載。2027年度入学者用教育課程表は確認時点で掲載されていない。