第2章 二コースの試験構造と公式出題範囲
大阪大学 大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻の院試対策講座から、環境工学とエネルギー量子工学で異なる、試験日、問題選択、準備範囲を整理します。
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- 院試クラウド編集部
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第2章 二コースの試験構造と公式出題範囲
環境工学は基礎1科目と専門2題、エネルギー量子工学は数学・物理・化学の各群で2題です。
環境工学は小論文、基礎・専門、口頭試問を3日間で実施
中央募集要項と環境工学コース入試ページの日付、開始・終了時刻、試験名を照合しました。
環境工学コースの2027年度日程は、2026年8月18日13時から14時30分が小論文、19日13時から15時30分が基礎科目・専門科目、20日9時からが口頭試問でした。英語の当日筆記はありません。指定されたTOEICまたはTOEFLの証明を出願時に提出します。基礎科目と専門科目は同じ150分枠に置かれていますが、各部分の配点や時間配分は確認した公式資料にありません。本書は「基礎90分・専門60分」などの配分を大学公式情報として作りません。
小論文は環境知識の暗記だけを測る試験ではない
現行試験説明と取得済み2026年小論文・出題意図が示す試験目的を要約しました。
公式説明では、小論文は環境問題に対する認識、問題を発見する力、研究計画を立案する力などを問う論述形式です。実際の2026年4月入学問題の設問内容と字数は、第3章で確認します。ここでは、用語の暗記だけではなく、環境問題を多面的に捉えて論理的に文章を構成する力が公式の出題意図に含まれることを押さえます。
基礎科目は数学・物理・化学から試験中に1科目
募集要項の筆記科目表と環境工学コースの出題範囲・参考図書ページに基づきます。
環境工学コースの基礎科目は、数学、物理、化学の三つから一つを試験中に選びます。願書への選択科目記入は不要です。数学の範囲は解析学、線形代数学、確率・統計、物理は力学、熱力学、電磁気学の基本法則、化学は物理化学と無機化学の基礎です。「三科目から二科目」でも「出願時に一科目を固定」でもありません。公式参考図書は専攻ページに科目・分野ごとに掲載されています。過去問を解く際も、古い年度の題名だけで現行選択ルールを推定せず、2027年度募集要項と現行説明を先に確認します。
専門科目は6題から2題を試験中に選ぶ
現行の6分野、2題選択、制度変更年を、中央募集要項と専攻ページで照合しました。
環境工学コースの専門科目では、都市計画、土木建築情報学、水環境の科学と水質工学、大気科学、都市エネルギーシステム、環境システムの六分野から各1題、計6題が出され、そのうち2題を試験中に選んで解答します。願書への選択記入は不要です。2024年度入試から内容が変更され、2026年度入試から6題構成になったと専攻ページが明示しています。同じページ下部には2023年度までの旧範囲も残っているため、旧分類を現在の出題科目として転記しません。
六分野は名称より広い
環境工学コースの現行専門科目表にある各分野の説明を、旧制度欄と分けて要約しました。
公式範囲では、都市計画は法定都市計画、地域計画、都市デザイン、市民参加、交通・都市経済までを含みます。土木建築情報学は、設計・施工・維持管理で使う情報通信技術(ICT)と情報科学を扱います。水環境は水の性質、循環、指標、汚染、保全技術に加えて土壌汚染との相互作用、大気科学は組成・構造、気象の熱力学・放射・運動、汚染物質の排出・輸送・反応・除去を扱います。都市エネルギーは冷凍サイクルと有効エネルギー、環境システムは環境・経済モデル、管理、シナリオ分析、環境影響評価までが範囲です。
口頭試問は入学後の研究内容などに関する試問
口頭試問の公式説明と出願前相談義務が支える範囲を限定しました。
専攻の公式説明は、環境工学コースの口頭試問について「入学後の研究内容など」に関する試問を行うとしています。一方、一人当たりの時間、面接官数、質問数、スライド使用、筆記との配点比率、過去の定番質問までは示していません。第一志望領域との事前相談で研究テーマを確認する必要があることと、口頭試問で必ず同じ質問が出ることは別です。
エネルギー量子工学は基礎科目と口頭試問
中央募集要項とエネルギー量子工学コースの入試・出題範囲ページを照合しました。
エネルギー量子工学コースの2027年度日程は、2026年8月19日13時から15時30分が基礎科目、20日9時からが口頭試問でした。環境工学コースにある小論文と環境工学専門科目は、このコースの試験科目としては列挙されていません。英語はTOEICまたはTOEFLの証明提出です。口頭試問は入学後の研究内容などに関する試問と説明されています。数学・物理・化学は150分の試験枠に置かれていますが、大学が一問ごとの時間配分を指定した資料は確認していません。
数学・物理・化学の各科目で3題中2題を解く
募集要項、コース入試ページ、出題範囲ページの同じ選択文言を照合しました。
エネルギー量子工学コースでは、数学、物理、化学が出題科目です。数学は解析学、線形代数学、確率・統計から3題が出され2題を選択、物理は力学、熱力学、電磁気学から3題が出され2題を選択、化学は物理化学・無機化学から3題が出され2題を選択します。三科目のうち二科目だけを受ける方式ではありません。数学・物理・化学の各科目群で3題中2題を解きます。選択は試験時で、願書への記入は不要です。得意分野が一つあっても、三科目群を横断した基礎準備が必要です。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 大阪大学大学院工学研究科 博士前期課程 一般選抜 学生募集要項 <2027年4月入学>
大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年3月|確認:2026-09-04|参照箇所:全29頁。表紙、PDF2~7頁、15~18頁、27頁。アドミッション・ポリシー、日程、82名の範囲、事前相談、出願書類、英語証明、試験時間割、筆記科目。
- 博士前期課程一般入試 環境工学コース
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:2027年4月入学者対象。試験日程、志望領域申請書、英語、小論文、基礎科目、専門科目、口頭試問。
- 博士前期課程一般入試 エネルギー量子工学コース
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:2027年4月入学者対象。試験日程、志望領域申請書、英語、数学・物理・化学の問題選択、口頭試問、出願前相談。
- 大学院博士前期課程一般入試 環境工学コース 試験科目・出題範囲・参考図書・過去問
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:現行試験内容、小論文の目的、基礎3科目、専門6分野、公式参考図書、過去問・出題意図へのリンク。2024年度からの変更と2026年度からの6題化。
- 大学院博士前期課程一般入試 エネルギー量子工学コース 試験科目・出題範囲・参考図書・過去問
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:数学、物理、化学の現行出題範囲、各3題中2題の選択、公式参考図書、過去問・出題意図へのリンク。
- 2026年4月入学一般選抜 小論文 過去問題
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内10_essay_env_2026.pdf。問1・問2、各600字。2022~2026年分を収録。
- 2026年4月入学一般選抜 小論文 出題の意図
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内10_essay_env_2026_iq.pdf。多面的理解、対応策、論理的文章構成等の出題意図。
- 2026年4月入学一般選抜 数学 過去問題
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内01_mathematics_2026.pdf。解析、線形代数、確率・統計の3題。2022~2026年分を収録。
- 2026年4月入学一般選抜 物理 過去問題
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内02_physics_2026.pdf。力学、熱力学、電磁気学の3題。2022~2026年分を収録。
- 2026年4月入学一般選抜 化学 過去問題・解答
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内03_chemistry_2026.pdf。水素原子、結晶構造、水素製造の3題。水電解についてF、ΔG°、ΔH°、1.65 Vを与え、318.5 kJ/mol・約74.4%とする解答頁を含む。一部の配点と詳細な採点基準の有無を確認する対象として調査。
- 2026年4月入学一般選抜 環境工学専門科目 過去問題
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内21_EnvEng_2026.pdf。都市計画、土木建築情報学、水環境、大気科学、都市エネルギー、環境システムの6題。2024~2026年分を収録。
- 2026年4月入学一般選抜 環境工学専門科目 出題の意図
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:2026年4月入学問題・公開日表示なし|確認:2026-09-04|参照箇所:ZIP内21_EnvEng_2026_iq.pdf。6分野ごとの知識、モデル化、説明、思考力の出題意図。
- 研究内容・教員一覧
大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻|資料:更新日表示なし・2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:環境工学とエネルギー量子工学の柱、現行研究領域、掲載教員、各領域の研究概要。