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第4章 2026年度教育課程と修了要件

大阪大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻の院試対策講座から、入試科目より広い大学院科目と、単位・研究指導・学位の条件を読みます。

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第4章 2026年度教育課程と修了要件

2026年度表を2027年度の確定表とせず、確認できた範囲を示します。

大学公式の事実

確認できたのは2026年度教育課程表

2026年度教育課程表の年度・注意書きと公式シラバス入口です。

現在参照しているのは、2026年度の工学研究科博士前期課程教育課程表です。2027年度の確定時間割ではありません。教育課程表には、科目配置が変わる場合があること、個別授業の詳細はKOAN〔履修登録やシラバス確認に使う大阪大学の学務情報システム〕で確認することが記されています。

大学公式で提供中・本書未取得

個別シラバスは全科目分を取得していない

公式シラバス入口は確認済みですが、対象全科目の個別シラバス本文は取得していません。

公式シラバスの入口があることは確認しましたが、今回は機械工学専攻の全科目について個別シラバス本文を取得していません。したがって、教育課程表の科目名や担当者から、各授業の詳細や2027年度の開講状況を補いません。公式に利用できる情報と、本書が未取得の範囲を分けています。

本書による説明

基礎から専門へ段階を置く科目構成

教育課程表の科目・担当を三群へ整理し、教員例を選んだ理由を示しました。

2026年度教育課程表の科目は、次のように読み分けられます。

  • 基礎:機械創成工学、基礎数学I・II、連続体力学、解析力学、プロダクトデザイン方法論など
  • 解析・設計:マルチフィジックス解析、計算流体力学、非線形動力学、ロバスト制御、機械制御など
  • 材料・熱・応用:分子熱流体学、機械材料学、反応輸送学、宇宙機工学、人間支援工学など

中村暢伴教授は、後の研究例で取り上げる現職教員です。教育課程表では振動波動論の担当者としても記載されています。科目と研究例の接点を確かめられるため、本プレビューで扱います。

大学公式の事実

合計30単位だけでは修了要件を満たさない

2026年度機械工学専攻の履修方法に記載された正式な区分名と要件です。

2026年度表では、合計30単位以上に加えて区分ごとの条件があります。

区分条件
基盤科目12単位以上(必修6単位を含む)
展開科目少なくとも1科目
展開科目+専門科目12単位以上
専門教育科目22単位以上
高度国際性涵養教育科目2単位以上
高度教養教育科目2単位以上
合計30単位以上

合計だけでなく、必修と各区分の下限を同時に満たす必要があります。

大学公式の事実

研究指導と修士論文等の審査がある

教育課程表、研究科規程、大学院学則の修了要件です。

教育課程表は機械工学専攻の研究指導コードを285008とし、2年次の初めにKOANで登録するよう示しています。研究科規程と大学院学則では、所定単位の修得だけでなく、必要な研究指導を受け、修士論文等の審査と最終試験に合格することを課程修了の条件とします。博士前期課程の標準的な在学期間は原則2年以上です。優れた研究業績について特に認められた場合に限り、例外規定があります。

本書による説明

修了と学位は規程に基づく別の手続

大学院学則、工学研究科規程、学位規程の役割を本書が分けて説明しました。

大阪大学学位規程は、授与する学位に修士を含み、修士の学位に付記する専攻分野の一つとして工学を掲げています。教育課程表は科目と単位、大学院学則と研究科規程は課程修了の条件、学位規程は学位授与の枠組みを扱います。したがって、30単位だけで自動的に修士号が出るのではなく、研究指導、論文等の審査、最終試験を含む条件として読む必要があります。後半は複数の規程の役割を本書が整理した説明です。

本書による説明

設備利用と2027年度受入は未確認

確認した公式ページの範囲と、そこからは判断できない設備・受入事項を明示しました。

本書が確認した大阪大学公開の公式資料(機能構造学系一覧と中村暢伴教授の研究者総覧)では、志願者個人の設備利用条件と2027年度の学生指導・受入可否を見つけられませんでした。これは確認したページの範囲での結果です。別の公式資料や個別回答にも情報がない、という意味ではありません。

本書の提案

本書の提案:科目を研究準備の地図として使う

公式の科目表・シラバス・研究領域を結ぶ本書独自の準備方法です。

志望領域について、公式研究紹介から「対象・方法・検証」を一つずつ抜き出し、教育課程表から対応しそうな基盤科目と展開科目を探します。例えば、超音波による材料評価なら波動、材料、計測、解析の知識が関係し得ます。ただし、科目名が似ていることだけで履修必須や研究室配属条件とは判断しません。個別シラバスを確認し、入学後の履修指導で最終決定するための質問を作る道具として使います。これは大学公式の履修モデルではなく、本書独自の読み方です。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2026年度 工学研究科博士前期課程教育課程表

    大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年3月13日更新|確認:2026-09-04|参照箇所:印刷34~35頁。機械工学専攻の科目、履修方法、研究指導コード285008。

  • 大阪大学大学院工学研究科規程

    大阪大学|資料:2026年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:博士前期課程の単位、研究指導、試験、修士論文等、最終試験。

  • 大阪大学シラバス公開ページ

    大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:公開シラバスの入口。今回、個別科目の授業詳細は取得していない。

  • 機械工学専攻 機能構造学系

    大阪大学大学院工学研究科|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:固体力学、機能材料力学、材料評価工学等の領域と掲載教員。志願者個人の設備利用条件は確認できない。

  • 研究者総覧 中村暢伴

    大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:機械工学専攻教授としての所属と、SERS、水素センサー、ナノメカニクス、共振、超音波等の研究キーワード。志願者個人の設備利用条件は確認できない。

  • 大阪大学大学院学則

    大阪大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:第15条。博士前期課程の在学期間、所定単位、研究指導、修士論文等の審査、最終試験。

  • 大阪大学学位規程

    大阪大学|資料:2025年4月1日施行|確認:2026-09-04|参照箇所:第1~3条。修士の学位と、付記する専攻分野としての工学。