第3章 入学後の学び―修了要件・授業・研究指導
東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻 教育学専修 教育学コースの院試対策講座から、最新の2026年度便覧を使い、2027年度未公表資料とは年月を分けて説明します。
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 2026年8月24日
- 公開本文
- 1,345字
- 参照資料
- 8件
30単位をどう積み上げるか
学位、修了単位、論文指導、最新の授業、長期履修を具体的に読みます。
大学が公表していない情報|2027年度便覧とシラバス
大学が公表していない情報です。閲覧した一次資料からは確定できません。
2026年8月24日時点で、2027年4月から始まる授業の便覧とシラバスは公表されていません。現在読める最新資料は、2026年4月から2027年3月までの2026年度便覧と2026年度授業カタログです。以下の科目名と担当教員は2026年度の事実であり、2027年度も同じだとは断定しません。
大学公式の事実|修士課程の修了要件と学位
大学公式の事実です。出典の年度と掲載箇所を本文末の資料一覧で示しています。
修士課程は合計30単位です。2026年度便覧の2026年4月1日以後入学者用の表では、基本研究4単位、特殊研究6単位、論文指導4単位、同じ総合教育科学専攻の他コースの基本研究・特殊研究、または学校教育高度化専攻の理論研究・実践研究から4単位、選択科目12単位を修得します。標準修業年限は2年で、研究指導を受け、修士論文の審査と最終試験に合格する必要があります。研究科規則には、優れた研究業績がある場合の修業年限特例も定められています。 修了者に授与される学位は修士(教育学)です。教育学研究科は1年を4学期に分けています。学部科目やグローバル教育センターの科目を修了単位へ入れられる上限は合計6単位です。
本書による説明|2026年度の科目から見える学び
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
2026年度は、山名淳教授の「教育哲学演習Ⅰ・Ⅱ」、平石晃樹准教授の「教育倫理学演習Ⅰ・Ⅱ」、片山勝茂准教授の「教育人間学基本演習」、隠岐さや香教授の「高等教育・研究の歴史Ⅰ・Ⅱ」、大塚類教授の「臨床現象学Ⅰ・Ⅱ」、全教員が参加する「基礎教育学総合演習」などがあります。山名教授の「教育哲学演習Ⅰ」は、ナラティヴを人間形成との関係で検討し、文献報告、討論、関連施設の訪問・観察まで行います。
本書による説明|研究指導の仕組み
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
各専門分野に修士課程用と博士課程用の論文指導科目があり、通年・隔週で2単位として開講されています。個別指導だけでなく、コース全体の総合演習があるため、異なる分野の教員と大学院生から意見を受ける仕組みです。研究科規則上、履修科目は指導教員の指導の下で決め、修士論文は指導教員を通じて提出し、審査後に口述の最終試験を受けます。
本書による説明|実際の研究テーマと学びの到達点
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
公式の修士論文一覧は、思想家の概念研究、戦後教育史、障害児教育や平和教育の史的研究、居場所や支援実践の現象学的研究などを掲載しています。2025年度には、ケアの倫理、青少年の居場所、1950~60年代の保健教育、震災の記憶継承、路上生活者支援などが扱われました。コース公式ページは修士論文の標準を400字詰原稿用紙換算で200枚程度と説明しています。
2025年度修士論文には、マイケル・スロートのケア倫理、文京区青少年プラザの現象学、1950~60年代の中学校保健教育、ジュディス・バトラーを手がかりにした平和教育、東日本大震災の記憶継承などがあります。この広さから分かるのは、題材が自由ということではなく、哲学・歴史学・人間学・臨床現象学のどの方法で、どの資料を読み、何を明らかにするかを明示する必要があるということです。
本書による説明|共通して利用できる研究環境
本書による説明です。複数の一次資料を受験生向けに読みほどいています。
教育学研究科所属者は教育学部図書室を利用でき、教育学・哲学・心理学・社会学等の資料、統計コーナー、視聴覚ブース、マイクロデジタルスキャナー、拡大読書器などを使えます。教育史料や思想文献を使う研究では、所蔵場所と利用条件を研究計画の段階で調べることが重要です。ただし、各教員の研究室が所蔵する未公開資料や、特定のアーカイブへの優先利用は公式資料に書かれていません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 東京大学大学院教育学研究科規則
東京大学|資料:現行規則(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:第1条の2、第2条、第2条の2、第3条~第8条、第11条~第14条、別表
- 東京大学学位規則
東京大学|資料:現行規則(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:第2条、第3条第1項第2号(教育学研究科の修士学位)
- 2026年度 東京大学大学院教育学研究科便覧
東京大学大学院教育学研究科|資料:2026年4月(2026年4月~2027年3月の授業科目表)|確認:2026-08-24|参照箇所:修了要件表、33~44頁の授業科目表、45~46頁の教員氏名。2026年4月1日以後入学者に適用する表を使用
- 関連施設
東京大学大学院教育学研究科・教育学部|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:教育学部図書室、学校教育高度化・効果検証センター等の施設紹介
- 東京大学大学院教育学研究科・教育学部図書室 利用案内
東京大学大学院教育学研究科・教育学部図書室|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:教育学研究科・教育学部所属者の利用区分、館内設備、学位論文利用
- 教育学コース
東京大学大学院教育学研究科・教育学部|資料:現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:コースの特色、人文学的な方法、大学院での研究領域
- 教育学コース 修士論文のテーマ
東京大学大学院教育学研究科・教育学部|資料:2025年度題目を含む現行ページ(2026年8月24日閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:修士論文の標準的な分量、2021~2025年度の修士論文題目
- 教育哲学演習Ⅰ(2026年度)
東京大学授業カタログ|資料:2026年度(最終更新2026年4月1日)|確認:2026-08-24|参照箇所:授業目標、ナラティヴと人間形成、担当教員、授業計画、関連施設の訪問・観察