院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第5章 四つの研究室を教員・論文から読む

名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻の院試対策講座から、村上、浅沼、清中、安井の各研究室を、現職・研究領域・原著論文・未公表条件に分けます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,678
参照資料
14
01

村上研究室:翻訳系でペプチドをつくる

遺伝暗号、tRNA、無細胞翻訳、単一分子解析をつなぎます。

大学公式の事実

大学公式の事実:村上裕教授と生体分子応用化学

現職・研究語・研究室の現行説明です。

研究者総覧は村上裕氏を教授として掲載し、ペプチド、タンパク質、リボソーム、非天然アミノ酸、遺伝暗号、翻訳、単一分子ペプチド配列決定を研究語に挙げます。研究室は化学生物学と生物工学を使った分子創製を説明します。

本書による説明

本書による説明:tRNAを組み替えて翻訳の対応表を変える

大学の代表指定ではなく、本書による論文題名と研究領域の接続説明です。

本書が選んだ2024年Nature Communications論文は、天然tRNAと試験管内転写tRNAを組み合わせ、SerとLeuの対応を入れ替えた無細胞翻訳系を題名に掲げます。遺伝暗号を固定表ではなく、構成要素を替えて検証する工学として読めます。

本書の提案

本書の提案:翻訳を四つの部品で説明する

村上研究室の研究を理解するための本書の事前学習です。

mRNA、tRNA、アミノアシルtRNA合成酵素、リボソームを別々に定義し、どの対応を変更すると生成ペプチドが変わるかを図にします。非天然アミノ酸を入れる場合も、変えた部品と観測した産物を一対一で示します。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:村上研究室の2027個別条件

研究紹介と学生の受入・設備・担当条件を分ける境界です。

確認した専攻ホーム、研究者総覧、研究室ページには、2027年度の新規受入人数、学生ごとの課題、無細胞翻訳・単一分子装置の利用条件、費用、安全教育、2027授業担当は掲載されていません。

02

浅沼研究室:人工核酸と定年境界

核酸の骨格・機能と、2027年3月末以後の未確定事項を分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:浅沼教授、樫田准教授と退職時点

現行教員表示と2027年度案内の受入一覧・脚注です。

現行ページは生命超分子化学に浅沼浩之教授、樫田啓准教授、村山恵司助教を掲載します。2027年度受入案内は浅沼研究室を5研究室の一つに置く一方、浅沼教授が2027年3月末に定年を迎え、樫田准教授が在籍すると脚注で説明します。

大学公式の事実

大学公式の事実:核酸化学・光化学・人工核酸

研究者総覧と研究室ページの現行研究領域です。

研究者総覧は浅沼教授の研究語として核酸化学、光化学、高分子化学を示し、光応答DNA/RNA、蛍光プローブ、人工核酸に関する研究を掲載します。研究室ページは核酸の構造と機能を人工的に設計する方向を説明します。

本書による説明

本書による説明:核酸の骨格を変えて標的RNAへ働かせる

論文題名と研究領域を平易化した本書の説明で、治療効果を一般化しません。

本書が選んだ2026年Molecular Therapy - Nucleic Acids論文は、非環状核酸で修飾したsiRNAによりCAG反復配列を標的とする研究を題名に掲げます。塩基配列だけでなく、核酸骨格の化学構造も安定性や分子認識を設計する変数になる例です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2027年4月以後の体制

退職時点と将来の指導・受入体制を分ける未解消境界です。

確認した資料には、浅沼教授の定年後に誰が研究室を代表するか、研究室名称を維持するか、2027年4月入学者を何名受け入れるか、2027授業担当、設備利用条件は掲載されていません。樫田准教授の在籍だけから後任体制を推定しません。

03

清中研究室:化学で受容体を可視化する

化学遺伝学、蛍光プローブ、神経受容体の観察をつなぎます。

大学公式の事実

大学公式の事実:清中茂樹教授と化学遺伝学

現職・研究領域・研究室の現行説明です。

研究者総覧は清中茂樹氏を教授として掲載し、ケミカルジェネティクス、ケミカルバイオロジー、神経科学を研究領域に挙げます。研究室ページは、化学的な道具をつくり、神経系や受容体の働きを解析する研究を説明します。

本書による説明

本書による説明:速く戻せる蛍光で同じ受容体を繰り返し見る

大学の入試指定ではなく、論文題名と研究領域を対応づけた本書の説明です。

本書が選んだ2025年Science Advances論文は、AMPA受容体を迅速かつ可逆的に標識し、シナプス可塑性の途中で反復スナップショットを撮る蛍光プローブを題名に掲げます。分子を光らせるだけでなく、時間変化を何度も測る設計が要点です。

本書の提案

本書の提案:プローブ性能を五つに分ける

化学遺伝学の論文を読むための本書の評価軸です。

標的選択性、結合の速さ、外れる速さ、明るさ、細胞への影響を別々に評価します。可逆という語を見たら、何秒・何分で戻るか、同じ試料を何回見られるか、対照条件は何かを論文の図から探します。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:清中研究室の2027個別条件

研究実績から個人の受入・実験条件を推定しないための境界です。

確認した公式ページには、2027年度の新規受入人数、学生が扱う受容体や動物・細胞系、プローブ合成設備の利用条件、安全教育、2027授業担当、配属課題は掲載されていません。

04

安井研究室:ナノ材料で微小な情報を測る

細胞外小胞、microRNA、デバイス、送達材料を分けて読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:安井隆雄教授と創発計測化学

現職・研究語・研究室の現行説明です。

研究者総覧は安井隆雄氏を教授として掲載し、ナノワイヤ、ナノバイオデバイス、分析化学、細胞外小胞、microRNA、リキッドバイオプシーを研究語に挙げます。研究室ページは微小粒子・分子を分離・計測する材料とデバイスを説明します。

本書による説明

本書による説明:吸収されるナノファイバーで小胞を局所送達する

論文題名と研究領域を説明したもので、ヒトへの有効性や安全性を補っていません。

本書が選んだ2026年Cell Reports Physical Science論文は、生体吸収性ナノファイバーシートを使った治療用小胞の局所・持続送達を題名に掲げます。測る技術だけでなく、材料の構造と分解、放出時間、置く場所を設計する研究例です。

本書の提案

本書の提案:計測系を試料から出力まで描く

創発計測化学の研究を工程として理解する本書の方法です。

試料、前処理、分離、捕捉、検出、信号処理、判定を一本の流れにします。各段階で回収率、選択性、検出限界、再現性、必要時間のどれを改善する研究かを一つずつ印づけます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:安井研究室の2027個別条件

研究紹介と学生の検体・設備・受入条件を分ける境界です。

確認した公式ページには、2027年度の新規受入人数、臨床検体への学生アクセス、ナノ加工・分析設備の利用条件、費用、安全教育、2027授業担当、学生テーマは掲載されていません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。