第4章 教育課程と受入研究室を照合する
名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻の院試対策講座から、教育目的、2026年度科目、規程、5研究室、志望順を年度・資料目的つきで読みます。
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 2026年8月29日
- 公開本文
- 1,528字
- 参照資料
- 9件
生命分子工学が育てる力と修了
分子から生命現象、物質生産・環境・医用、修士までの経路を読みます。
大学公式の事実:分子機能を理解し再構築・利用する
専攻カリキュラムと教育目的A3の記載です。
教育目的は、生命現象を分子レベルで解明し、生体分子の機能を化学的に理解し、人工的に再構築・利用する領域を掲げます。核酸、タンパク質、糖鎖、遺伝子工学、物質生産、環境化学、医用工学が示されています。
本書による説明:専攻名は生物だけを意味しない
教育目的と5研究室の対象を18歳向けにまとめた説明です。
ここでの生命分子工学は、生体分子を観察するだけでなく、合成・改変し、測定し、細胞や環境プロセスで働かせる工学まで含みます。核酸化学、化学生物学、計測デバイス、生物化学工学が同じ専攻に並ぶ理由を説明できます。
大学公式の事実:修了は30単位以上、研究指導、論文、試験
募集要項の工学研究科概要にある修了要件です。
博士前期課程は標準2年で、所定の学科目30単位以上を修得し、研究指導を受け、論文を提出し、学位試験に合格すると修士(工学)が授与されます。
大学公式の事実:指導教員と学修計画
確認日時点で施行中の研究科規程第6・7・13-15条です。
工学研究科規程は指導教員を定め、入学または進学後1か月以内に、指導教員を経て学修計画を研究科長へ提出すると定めます。学位論文の提出、試験、成績評価も別条で規定されます。
2026年度科目を年度境界つきで読む
科目群、セミナー、実験演習、個別シラバスを2027保証にしません。
大学公式の事実:基礎論と専門講義の構成
2026年度教授要目とA3カリキュラムツリーの科目名です。
2026年度資料には、生命分子工学基礎論、有機・高分子化学基礎論、応用物質化学基礎論に加え、生体分子応用化学、生命超分子化学、化学遺伝学、生物化学工学、分子生命環境プロセス、生命分子工学特論I・IIが並びます。
大学公式の事実:セミナーと特別実験及び演習は各2系列
2026年度教授要目物理p.20の博士前期課程科目名です。
2026年度教授要目は、分子生命化学セミナー1Aから1Dと生命システム工学セミナー1Aから1Dの2系列、および分子生命化学特別実験及び演習1から4と生命システム工学特別実験及び演習1から4の2系列を掲載します。
大学公式の事実:2026生体分子応用化学の内容
2026年度個別シラバスの授業情報です。
2026年度の生体分子応用化学は2単位、秋学期木曜2限、村上裕教授担当です。RNA・タンパク質工学、進化分子工学、合成生物学、核酸、ペプチド・タンパク質、エピジェネティクスを扱い、原著論文の読解と発表も含みます。
大学が公表していない情報:2027年度の開講・担当
2026年度資料を翌年度保証へ広げないための境界です。
2027年度教授要目と個別シラバスは確認時点で採用資料に含まれません。2026年度の科目名、単位、曜日、担当から、2027年度も同じ条件で開講されるとは確定できません。
5研究室と協力グループを分ける
現行組織と2027受入一覧を突き合わせ、6番目を作りません。
大学公式の事実:現行5研究グループと2027受入5研究室
現行専攻ホームと2026年3月紹介資料の研究グループ名、2027年度案内の教員名研究室を、資料別に照合した記載です。
現行専攻ホームは、生体分子応用化学、生命超分子化学、化学遺伝学、創発計測化学、分子生命環境プロセスの5研究グループを掲げます。2026年3月紹介資料物理p.1は、それぞれを村上、浅沼、清中、安井、堀研究室に対応づけます。2027年度案内物理p.20が受入側として掲載するのは、この5教員名の研究室です。
大学公式の事実:現行ページの表示教員
2026年8月29日に閲覧した専攻ホームの教員表示です。
現行ページは、村上・林・稲垣、浅沼・樫田・村山、清中・堂浦・八塚、安井・清水・阿尻・秋山、堀・鈴木・中谷・吉本を各5グループの教員として表示します。
大学公式の事実:細胞分子情報学は受入5研究室に含まれない
現行組織ページと2027受入一覧を資料目的ごとに比較した事実です。
専攻ホームには創薬科学研究科との協力側として細胞分子情報学も表示されます。しかし2027年度案内の生命分子工学専攻受入一覧は村上、浅沼、清中、安井、堀の5研究室で、細胞分子情報学を6番目に掲載していません。
大学が公表していない情報:5研究室ごとの受入人数
専攻全体の募集人員から研究室別枠を割り出さないための境界です。
確認した2027年度案内、専攻ホーム、紹介資料には、5研究室それぞれの新規受入人数、内部生・外部生別枠、希望超過時の研究室別境界点は掲載されていません。
志望順位を研究課題へ落とす
第1希望の専攻境界と、後続希望の専攻横断を使い分けます。
大学公式の事実:第1希望とその後の希望範囲
化学生命3専攻案内物理pp.17,21の志望・配属説明です。
一般選抜の研究室希望調査では、第1希望を第1志望専攻内から選び、その後は専攻を問わず希望順に記入します。成績順に希望研究室へ配属するという案内です。
本書による説明:学問上の近さと制度上の順位は別
教育・研究資料と志望順規定の役割を分けた説明です。
核酸、タンパク質、計測、微生物のどれに近いかという学問上の一致と、第1志望専攻・研究室希望順という制度上の入力は別です。研究テーマが近くても、最初の希望欄のルールは変わりません。
本書の提案:志望理由を三つの対応で書く
研究内容を自分の学修計画へ具体化する本書の方法です。
自分の問い、研究室の方法、修士で身につけたい能力を三行に分けます。たとえば「細胞外小胞を測る問い」「ナノデバイスによる分離・計測」「分析と設計を往復する能力」のように、名詞の一致だけでなく方法まで対応させます。
本書の提案:教員へ聞く前に一次資料を一件示す
未公表の志望先条件を尋ねるための本書の連絡方法です。
連絡する場合は、読んだ研究室ページか論文を一件示し、自分が理解した問いと確かめたい点を分けます。「受入れますか」だけでなく、想定課題、必要な基礎、利用する測定・解析、2027年度の受入可否を短く尋ねます。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程学生募集要項
名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全35物理頁。pp.2,6-7,12-23,26,28,32,34。生命分子工学28名、A/B、検定料、出願、英語、試験、合格発表・入学手続、研究内容、修了要件を照合。
- 化学生命工学系三専攻 2027年度大学院入試案内
名古屋大学大学院工学研究科 化学生命工学系三専攻|資料:表紙2026年5月・PDFメタデータ2026-04-30|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全25物理頁。pp.4,9-11,13-17,20-21,24。共同選抜、変更、受入5研究室、志望順、AI禁止を確認。
- 生命分子工学専攻 2026年3月紹介資料
名古屋大学大学院工学研究科 生命分子工学専攻|資料:表紙2026年3月・PDFメタデータ2026-03-09|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全11物理頁。p.1の5研究室、pp.2-11の各研究室紹介を照合。
- 生命分子工学専攻 現行研究グループ
名古屋大学大学院工学研究科 生命分子工学専攻|資料:2026-08-29閲覧時点|確認:2026-08-29|参照箇所:5研究グループと表示教員、協力側の細胞分子情報学を確認。
- 生命分子工学専攻 カリキュラム
名古屋大学大学院工学研究科 生命分子工学専攻|資料:2026-08-29閲覧時点|確認:2026-08-29|参照箇所:分子レベルの生命理解、再構築・利用、物質生産、環境、医用への教育目的を確認。
- 名古屋大学大学院工学研究科規程
東海国立大学機構|資料:確認時点現行・2026-10-01施行予定改正は未適用|確認:2026-08-29|参照箇所:第5条、第5条の2、第6条、第7条、第13-15条を確認。
- 2026年度 工学研究科博士課程教授要目
名古屋大学大学院工学研究科|資料:SYLLABUS 2026|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF物理pp.19-22。博士前期課程はpp.20-21。科目群と30単位以上の表を照合。
- 生命分子工学専攻 教育目的・カリキュラムツリー A3
名古屋大学大学院工学研究科|資料:PDFメタデータ2026-03-12・本文施行日なし|確認:2026-08-29|参照箇所:全2頁。教育目的、核酸・タンパク質・糖鎖等、科目から研究指導への関係を確認。
- 2026年度 生体分子応用化学 シラバス
名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:2単位、秋木2、村上裕担当。RNA・タンパク質工学、進化分子工学、合成生物学、論文読解等を確認。