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第1章 専門職の原子力専攻を別制度として読む

東京大学 大学院工学系研究科 原子力専攻専門職学位課程の院試対策講座から、原子力国際専攻と混同せず、専門職学位・1年課程・実務教育という制度の骨格を確定します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
1,339
参照資料
12
01

正式名称・課程・学位

似た名称を、課程と学位で分けます。

大学公式の事実

大学公式:対象は原子力専攻専門職学位課程

大学公式資料に明記された事実です。

本講座の対象は、東京大学大学院工学系研究科の原子力専攻専門職学位課程です。大学院専門職学位課程規則は、工学系研究科の原子力専攻を専門職学位課程として列挙しています。

大学公式の事実

大学公式:学位は原子力修士(専門職)

大学公式資料に明記された事実です。

工学系研究科規則は、この課程の修了要件を満たした者へ原子力修士(専門職)を授与すると定めます。修士(工学)や博士(工学)とは名称も制度も異なります。

大学公式の事実

大学公式:原子力国際専攻は研究者養成型の別専攻

大学公式資料に明記された事実です。

専攻Q&Aは、専門職の原子力専攻を原子力専門家の育成、原子力国際専攻を通常の研究者養成型大学院として説明します。両者は教育面で連携しても、入試・課程・学位は一つではありません。

本書による説明

本書による説明:『原子力』の後ろを見る

複数の大学公式資料を本書が整理した説明です。

資料を開いたら、専攻名だけで判断せず、『専門職学位課程』『専門職大学院』『原子力修士(専門職)』の三語を探します。これらがある資料が本講座の制度側です。

02

誰を主な対象にするか

実務経験は主対象と出願資格を分けて読みます。

大学公式の事実

大学公式:主な対象は2年以上の実務経験者

大学公式資料に明記された事実です。

2027年度専攻入試案内は、社会人経験として2年以上の実務経験を有する者を入学者の主な対象とします。

大学公式の事実

大学公式:2年未満・新卒見込みも受け入れる

大学公式資料に明記された事実です。

同じ案内は、実務経験が2年に満たない者や2027年3月31日までに大学を卒業見込みの者も受け入れると明記します。

大学公式の事実

大学公式:経歴書は全員、在職証明は対象者

大学公式資料に明記された事実です。

全員が大学入学以降の学歴・職歴、所属部署と業務内容を記したA4自由様式の経歴書を提出します。在職のまま入学する者は、勤務先による在職・業務経験の証明書も追加します。

本書による説明

本書による説明:経験年数より経験の中身を言語化する

複数の大学公式資料を本書が整理した説明です。

新卒見込みでも出願できますが、口述では知識・興味・意欲・入学後の学習計画が問われます。社会人は業務の課題、新卒者は授業・実験・卒業研究等で得た問題意識を、同じ構造で説明できるようにします。

03

1年間の授業中心課程

修士論文型の二年間を前提にしません。

大学公式の事実

大学公式:標準修業年限は1年

大学公式資料に明記された事実です。

工学系研究科規則と2027年度専攻入試案内は、専門職学位課程の標準修業年限を1年とします。大学院専門職学位課程規則による通常の在学年限は標準年限に1年を加えた期間です。

大学公式の事実

大学公式:現行パンフレットは修士論文を課さない

大学公式資料に明記された事実です。

2026-2027年度パンフレットは、修業年限1年の説明と並べて修士論文は課さないと明記します。工学系研究科規則も、専門職学生を指導教員ではなく専攻長の指示で履修させます。

大学公式の事実

大学公式:修了は1年以上・30単位以上

大学公式資料に明記された事実です。

専門職学位課程規則と工学系研究科規則は、1年以上在学し、所要科目を履修して30単位以上を修得することを修了要件とします。2026年度便覧は、そのうち必修を合計19単位と示します。

本書の提案

本書の提案:科目・演習・実習を一週間の負荷で見る

大学指定の方法や合格保証ではなく、公式条件を守るための本書の提案です。

30単位を一年で履修するため、科目名の暗記ではなく、講義の予習、午後の演習、実験実習、レポート提出、資格試験に対応する復習を週単位で配置します。入試口述の学習計画も、この密度を踏まえて説明します。

04

資料の優先順位と版差

年度指定PDFを最上位に置きます。

大学公式の事実

大学公式:2027年度PDFが現年度条件の主根拠

大学公式資料に明記された事実です。

工学系研究科の募集要項ハブは、2026年7月31日に専門職学位課程の2027年度募集要項と専攻入試案内を別枠で掲載しました。変更は研究科と専攻のWebサイトで公表すると両PDFが案内します。

本書による説明

本書による説明:旧年度文言より2027年度PDFを優先

複数の大学公式資料を本書が整理した説明です。

現行入試ページの2027年度日程欄は更新されていますが、対象者説明には『2025年3月31日までに卒業見込み』という旧年度文言が残ります。本書では、年度指定された2027年度専攻入試案内p.3の『2027年3月31日まで』を採用します。

大学公式の事実

大学公式資料の適用範囲:一般TOEFL要項を流用しない

大学公式資料に明記された事実です。

2027年度の工学系TOEFL要項は修士課程と博士後期課程の区分を列挙し、専門職学位課程を列挙しません。専門職の専攻入試案内はTOEIC L&R公開テストを指定します。

本書の提案

本書の提案:資料名・年度・ページを答案準備にも残す

大学指定の方法や合格保証ではなく、公式条件を守るための本書の提案です。

入試条件をメモするときは、資料名、対象年度、公開または更新日、ページ・節を一緒に書きます。Webの古い一文と年度指定PDFが衝突した場合に、根拠をたどって修正できます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 一般入試・募集要項ダウンロード

    東京大学大学院工学系研究科|資料:2026-07-31|確認:2026-08-28|参照箇所:原子力専攻専門職学位課程の2027年度募集要項・専攻入試案内・更新情報への入口

  • 令和9(2027)年度 原子力専攻専門職学位課程 学生募集要項

    東京大学大学院工学系研究科|資料:2026-07|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF全7ページ。p.1目的、p.2出願資格、p.3日程・選抜・募集人員、pp.3-5提出書類、p.6合格発表・費用

  • 令和9(2027)年度 原子力専攻入試案内

    東京大学大学院工学系研究科 原子力専攻|資料:2026-07-31|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF全5ページ。p.3制度・資格、p.4試験科目・時間・標準問題、p.5TOEIC・追加書類

  • 入試関連情報

    東京大学大学院工学系研究科 原子力専攻|資料:2026-07-31(パンフレット欄は2026-08-05更新)|確認:2026-08-28|参照箇所:2027年4月入学者用日程、説明会、募集人員、標準問題の入手法。旧年度残存箇所も確認

  • 2026-2027年度 原子力専攻パンフレット

    東京大学大学院工学系研究科 原子力専攻|資料:2026-07-28(専攻Web掲載欄は2026-08-05更新)|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF全12ページ。p.2制度、pp.4-6方針・目標、p.7科目、pp.8-9時間割・施設、p.10資格

  • 令和9(2027)年度 工学系研究科入試 TOEFLスコア提出要項

    東京大学大学院工学系研究科|資料:2026-03(2026-07-28掲載版)|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF全2ページ。p.2の対象区分は修士・博士後期で、専門職学位課程を列挙しない

  • 東京大学大学院専門職学位課程規則

    東京大学|資料:2024-04-01施行改正まで|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF pp.1-4、第3-5条、第7-17条。専門職専攻、30単位、実践教育、在学年限

  • 東京大学大学院工学系研究科規則

    東京大学|資料:2026-04-01施行改正まで|確認:2026-08-28|参照箇所:PDF pp.1-4、第2条の2、第3条の2、第5条2項、第9条2項、第13条の2

  • 東京大学学位規則

    東京大学|資料:2026-08-28時点の現行規則集|確認:2026-08-28|参照箇所:工学系研究科原子力専攻専門職学位課程の学位名称

  • 2026年度 工学系研究科便覧

    東京大学大学院工学系研究科|資料:2026年度|確認:2026-08-28|参照箇所:PDFファイルp.309、印刷p.工-78。原子力専攻の科目表と必修19単位の内訳

  • 原子力実験・実習1 2026年度授業カタログ

    東京大学|資料:2026-08-26最終更新表示|確認:2026-08-28|参照箇所:科目3794-141、出町和之、2単位、実習テーマ、レポート、出席前提

  • 原子力専攻Q&A

    東京大学大学院工学系研究科 原子力専攻|資料:掲載日表示なし(2026-08-28確認)|確認:2026-08-28|参照箇所:原子力国際専攻との違い、対象者、学位・資格の説明