院院試クラウド
出典付き・公開プレビュー

第6章 公式過去問・参考サンプル・独自演習

名古屋大学 大学院工学研究科 総合エネルギー工学専攻の院試対策講座から、三種類を同じものとして扱わず、2026年度公式問題から問われ方を確認します。

01

2026年度公式問題の構造

基礎V、専門I、専門II-1〜II-4を目視確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:総合エネルギー工学の年度別一覧

名古屋大学工学研究科の公式過去問公開導線とPDF全頁を確認しています。

工学研究科の総合エネルギー工学一覧から2026年度一般選抜の詳細ページへ進むと、試験問題PDFと、正解・解答例・出題意図PDFが公開されています。問題PDFは25ページ、解答側は16ページです。

大学公式の事実

大学公式の事実:基礎Vはベンゼンπ電子

2025年実施の公式問題・解答例を要約し、2027年度の予告とは扱いません。

2026年度問題の基礎Vは、ベンゼンのπ電子を円周上の自由電子として近似し、周期境界条件、離散的なエネルギー準位、電子配置、最大吸収波長を問います。公式解答例は最大吸収波長213 nmという計算と、可視域吸収との関係を示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:専門I必答・専門IIを1問選択

2025年8月20日実施の公式専門問題を要約しています。

専門Iは発電コスト・統合コストと洋上風力の論述、および太陽放射・核融合・太陽光パネル面積の計算を含みます。専門IIは、材料・量子、原子核・原子炉・放射線、流体・熱・材料力学、回路・電磁気・プラズマの4大問から1問を選ぶ構成です。

大学公式の事実

大学公式の事実:専攻サイトのPDFは参考サンプル

専攻公式ページ上の表示名に基づく公開範囲の区別です。

専攻の受験生ページの『過去問題』欄には、教員または入試窓口へ過去問題を請求する案内と、年度を特定しない基礎・専門PDF『〈参考〉大学院入試問題サンプル』という、別々の表示があります。

大学公式で提供中・本書未取得

大学公式で提供中・本書未取得:請求型の過去問題資料

大学が案内する提供経路と本書の未取得状態を両方明示しています。

専攻公式の受験生ページは、過去問題を各担当教員または入試窓口へ問い合わせて入手する方法を案内しています。本書は、この請求型の過去問題資料一式を未取得です。取得済みの工学研究科Web公開2026年度『エネルギー理工学』問題・解答PDFや、年度不詳の参考サンプルとの年度・構成・重複関係を推測で補いません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2027年度の問題・配点・採点基準

公式公開済み資料と未公表事項の境界です。

2026年度の問題・解答例・出題意図は公表されていますが、2027年度の実問題、図表、字数、分野別配点、部分点、採点基準、合格最低点は公表されていません。

02

本書独自の発電所エネルギー収支

読解、式、答え、用語、誤りを具体化します。

本書の提案

本書の提案:大学公表の過去問ではない独自問題

大学公表問題の転載ではない本書独自演習です。

これは大学が公表した過去問ではなく、本書が公式範囲から作った独自問題です。定常運転する発電所へ900 MWの熱が入り、発電機端で315 MWの電力を得ます。このうち35 MWを所内で使います。発電端(gross)熱効率、送電端・正味熱効率、発電機端までの変換段階で捨てる熱流率を求めてください。さらに、所内消費電力が最終的に所内で熱へ変わり、他の外部仕事・蓄積がないと仮定し、発電所全体から外部へ出る熱流率も求め、二つの境界を説明してください。

本書の提案

本書の提案:二つの境界を先に描く

独自問題の条件と境界を読む本書の提案です。

発電機端までの変換段階と、所内設備まで含む発電所全体を別の境界として描きます。前者では熱入力900 MWが発電機端電力315 MWと変換段階の排熱に分かれます。後者では外へ送る正味電力280 MWだけが電力出力で、所内消費35 MWは境界内部に残ります。

本書による説明

本書による説明:発電端効率と正味効率

エネルギー収支で使う用語を説明しています。

発電端(gross)熱効率は発電機端電力を熱入力で割った割合、送電端・正味熱効率は所内消費を差し引いた外部送電可能電力を熱入力で割った割合です。所内ポンプ、送風機、計測・制御などが電力を使うため、正味効率は発電端効率より低くなります。

本書の提案

本書の提案:出力の段階を矢印で分ける

独自演習の答案構造に関する提案です。

答案は三つの収支を分けます。①発電機端まで:900=315+585、②発電機端電力:315=280+35、③発電所全体:900=280+620です。③は所内消費35 MWが最終的に所内で熱へ変わり、他の外部仕事・蓄積がないという問題文の仮定に基づきます。

本書の提案

本書の提案:独自問題の具体的な解答

本書独自問題に対する具体的な計算・説明例です。

発電端熱効率は315/900=0.350、つまり35.0%です。正味出力は315−35=280 MW、正味熱効率は280/900=0.311…、約31.1%です。発電機端までの変換段階の排熱は900−315=585 MWです。発電所全体から外へ出る熱は、上の仮定の下で900−280=620 MWであり、585+35とも一致します。所内設備が35 MWを使うため、外へ送れる割合は約3.9ポイント低くなります。

本書の提案

本書の提案:境界・単位・百分率を検算する

独自演習の典型的な誤りと検算です。

585 MWと620 MWは境界が違うため、どちらか一方を無条件に『発電所の排熱』と書きません。35 MWを620 MWへもう一度足すと二重計上です。MWとMWhを混同しない、0.35を0.35%と書かない、効率差を35 MWそのものと書かないことも確認します。

03

準備順と更新され得る情報

基礎全問、専門選択、研究確認を順に進めます。

本書の提案

本書の提案:基礎5問を先に診断し専門1分野を深める

2027年度試験構造に合わせた本書の学習順です。

数学2・物理2・化学1は全問型なので、公式範囲の標準小問を一巡します。専門は総合問題を毎週1題書き、材料・原子核・機械・電気から最も穴の少ない1分野を軸にします。公式過去問では計算だけでなく、図表の読み取りと文章の根拠を採点者が追える形にします。

大学公式の事実

大学公式の事実:教授3名を公募

2026年6月の公募記事に記載された募集件数・分野と、記事から確定できない事項を示しています。

専攻公式ニュースは2026年6月、教授3名の公募を掲載し、そのうち総合エネルギー工学専攻に関係する分野として核融合工学とエネルギーシステム工学を示しました。公募記事は、着任者、着任日、既存教員の異動、学生受入人数を確定していません。

本書による推定

本書による推定:出願前に現行教員を再照合する必要性が高い

公募という公式事実から導いた本書の推定です。

教授公募が行われたため、本書は2027年度の教員表示が確認時点から変わる可能性があり、出願前の再照合が特に重要と推定します。誰が着任するか、既存教員が異動するかを推定するものではありません。

サイト運用上の事実

サイト運用上の事実:購入後の提供方法

院試クラウドの閲覧範囲、購入物、送付と未着対応を示すサイト運用上の事実で、名古屋大学の制度ではありません。

購入前に閲覧できるのは、この公開プレビューに表示された範囲です。購入後もサイト上の有料全文は開放しません。決済確認後、原則2日程度で、完成版PDFを購入時に指定したメールアドレスへ送付します。届かない場合は迷惑メールフォルダと受信拒否設定を確認し、受付番号・購入時のメールアドレス・対象講座名を添えて「運営・お問い合わせ」の窓口へ連絡してください。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-30|参照箇所:PDFの先頭から数えた2、6、7~22、25、28、33~34ページ。禁止事項、募集人員、A/B選抜、出願、英語、日程・範囲、研究内容、修了要件

  • 2027年度 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻 博士前期課程受験に際しての注意事項

    名古屋大学 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻|資料:2026-04-25|確認:2026-08-30|参照箇所:PDFの先頭から数えた1ページの専攻・研究グループ志望、提出期限、事前連絡、過去問、遅刻と、2ページの専門4分野の主な出題範囲

  • 受験生の方へ―大学院入学試験

    名古屋大学 エネルギー理工学科・二専攻|資料:2027年度情報・説明会2026-04-25|確認:2026-08-30|参照箇所:見出し「エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻大学院入学試験」「過去問題」「その他」「大学院入学試験説明会」

  • エネルギー理工学専攻および総合エネルギー工学専攻における教員(教授3名)の募集について

    名古屋大学 エネルギー理工学科・二専攻|資料:2026-06-08|確認:2026-08-30|参照箇所:本文(1)-(3)。エネルギー理工学専攻エネルギー材料工学1名、総合エネルギー工学専攻2名の教授公募

  • 大学院入試問題サンプル 基礎

    名古屋大学 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻|資料:専攻ページで現行掲載・作成年度の明記は目視確認できず|確認:2026-08-30|参照箇所:全6ページを画像化し目視。I=極限・積分・行列、II=常微分方程式・ベクトル解析、III=ばね単振動、IV=平行板コンデンサ・誘電体、V=水素スペクトル・二次反応・NaCl結晶

  • 大学院入試問題サンプル 専門

    名古屋大学 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻|資料:専攻ページで現行掲載・作成年度の明記は目視確認できず|確認:2026-08-30|参照箇所:全22ページを画像化し目視。I=白書資料読解・排出量計算・記述提案、II-1=量子井戸/統計、II-2=pn接合/金属間化合物、II-3=放射壊変/計測、II-4=燃料/原子炉、II-5=梁/管流/冷凍機、II-6=RC/電磁場中イオン

  • 総合エネルギー工学 公式試験問題集一覧

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026-08-30確認|確認:2026-08-30|参照箇所:2026年度・2025年度の公式詳細ページへの一覧。

  • 2026年度 博士前期課程一般選抜 総合エネルギー工学

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試|確認:2026-08-30|参照箇所:問題PDFと正解・解答例・出題意図PDFへの公式詳細ページ。

  • 2026年度 博士前期課程一般選抜 エネルギー理工学 試験問題

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・専門は2025-08-20実施|確認:2026-08-30|参照箇所:全25ページを画像化し目視。PDFの先頭から数えた1〜2ページは基礎V、3ページは専門表紙(9:00〜11:30、専門I必答・II-1〜II-4から1問)、4〜23ページは問題、24〜25ページは下書き用紙

  • 2026年度 エネルギー理工学 正解・解答例・出題の意図

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・同年度の試験問題に対応|確認:2026-08-30|参照箇所:全16ページを画像化し目視。PDFの先頭から数えた1〜14ページは正解・解答例、15〜16ページは出題の意図で、16ページは前ページからの継続