第1章 2027年度選抜の入口を固定する
名古屋大学 大学院工学研究科 総合エネルギー工学専攻の院試対策講座から、対象課程、二専攻合同選抜、筆記免除と一般選抜、研究グループ希望、日程、英語を資料単位で読み分けます。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 2,391字
- 参照資料
- 6件
対象は総合エネルギー工学専攻の博士前期課程
募集人員18名と、隣接するエネルギー理工学専攻との境界を確認します。
大学公式の事実:2027年4月入学の博士前期課程
課程・入学年度・専攻・系は2027年度募集要項の表記です。
本プレビューの対象は、名古屋大学大学院工学研究科の2027年4月入学、博士前期課程、総合エネルギー工学専攻です。募集要項は、エネルギー理工学専攻と総合エネルギー工学専攻をエネルギー理工学系として同じ表に載せています。
大学公式の事実:募集人員は各専攻18名
募集人員と合格者数に関する二つの公式記載です。18名を合格保証人数とは表現していません。
2027年度募集要項の募集人員は、エネルギー理工学専攻18名、総合エネルギー工学専攻18名です。専攻注意事項は、入試結果により合格者数が募集人員と若干異なる場合があるとも記します。
大学公式の事実:AとBの二つの選抜区分
募集要項PDFの先頭から数えた6ページ以降のA/B選抜手続を要約しています。
両専攻にはA「筆記試験免除者選抜」とB「一般選抜」があります。Aは書類選考と面接を経て筆記免除の可否が決まり、免除者にも8月の口頭試問があります。免除されなかった人は再出願・検定料の再払込みなしで、Bの筆記試験と口頭試問へ移ります。
本書による説明:合同選抜でも専攻は同じではない
入試手続を示す専攻注意事項と、専攻組織を示す公式概要ページに基づいて整理した本書の説明です。
二専攻が合同で選抜されることと、研究組織が同一であることは別です。総合エネルギー工学専攻は、核融合、原子力安全、計測、同位体、資源循環などを研究内容に含みます。本書は共通試験と専攻固有の教育・研究を別の資料から説明します。
専攻順位と研究グループ第1〜第3志望
第1志望グループの所属が専攻順位へ影響する手続を読みます。
大学公式の事実:第1志望グループの所属で専攻順位を考える
2027年度専攻注意事項PDFの先頭から数えた1ページの志望研究グループと志望専攻の記載です。
専攻注意事項は、第1志望の研究グループがどちらの専攻に所属するかを確認し、入学志願票の専攻志望順位を記入するよう求めています。グループ名だけでなく所属専攻まで読む必要がある手続です。
大学公式の事実:志望調書は第1〜第3志望
2026-04-25版注意事項の期限です。旧版の8月19日を流用していません。
出願者には研究グループ志望調書がメールで送られます。第1志望から第3志望まで記入し、2026年8月18日17時までに指定先へメール添付で提出します。筆記免除者で筆記を受けない人も同じ期限です。
大学公式の事実:外部志願者には事前連絡を強く推奨
事前連絡は専攻が示す強い推奨であり、本書が必須条件へ変更していません。
専攻注意事項は、外部からの志願者に対し、研究内容を正しく把握するため、説明会またはメール等で出願前に担当教員へ連絡することを強く勧めています。専攻ページは研究室見学や面談希望をメールで受け付ける案内も載せます。
大学が公表していない情報:グループ別の受入れ人数
確認した公式資料に掲載がない項目を限定して示しています。
確認した募集要項、専攻注意事項、研究グループページには、2027年度の研究グループ別受入れ人数、個々の教員が何人を受け入れるか、希望順位ごとの配属確率は掲載されていません。
本書の提案:連絡文は三点だけ具体化する
専攻の事前連絡推奨を実行に移すための本書の提案です。文面自体は大学指定ではありません。
教員への連絡では、①自分が学んだ基礎、②公式ページで読んだ研究テーマのどこに関心があるか、③見学または面談で尋ねたい点、を短く書きます。受入れを当然視せず、日程候補と所属・氏名を明記します。
出願から合格発表までの日付
Aの免除結果と最終合否を分け、Bの出願・試験・発表を並べます。
大学公式の事実:Aの登録・郵送・面接
2027年度募集要項の筆記試験免除者選抜日程です。
AのWeb登録と検定料払込は2026年5月18日から6月4日14時59分、郵送受付は6月1日から6月4日です。書類選考結果は6月25日発送、面接は7月18日、筆記免除結果は7月23日発送です。
大学公式の事実:Bの登録と郵送
2027年度募集要項の一般選抜出願期間と郵送条件です。
BのWeb登録と検定料払込は2026年6月15日から7月3日14時59分、郵送受付は6月29日から7月3日です。国内からは最終日消印有効、海外からは最終日必着です。Web登録だけでは出願は完了しません。
大学公式の事実:筆記は8月18・19日、口頭は20日
エネルギー理工学系の日程欄と表全体の注記を分けて記載しています。
一般選抜の基礎は2026年8月18日13時30分から16時30分、専門は8月19日9時から11時30分、口頭試問は8月20日の後日通知時刻です。日程表には一部専攻で8月21日に口頭試問を行う場合があるとの注記がありますが、対象専攻名は示されていません。
大学公式の事実:検定料と最終合格発表
募集要項の検定料、A志願者の扱い、合格発表日です。
入学検定料は30,000円で、別に決済手数料が必要です。Aで筆記免除にならなかった人が8月の試験を受ける場合は、再出願と検定料の再払込みは不要です。最終合格発表は2026年9月4日正午です。
大学公式の事実:提出記述物を生成AIで作らない
生成AI禁止と提出書類の条件分岐はいずれも募集要項の記載です。
募集要項は、出願時に提出を求める記述物を生成AIで作成してはならないと明記しています。志願票、学修希望調書、英語関係書類などは、選抜区分と本人の学歴・国籍等により必要物が変わります。
英語外部試験を二つの公式文書で読む
対象試験、二つのTOEFL提出経路、Aで筆記免除にならなかった場合の再提出を分けて確認します。
大学公式の事実:TOEIC公開L&RかTOEFL iBT
英語通知と募集要項に共通する対象試験です。
英語は筆記問題を会場で解く方式ではなく、TOEIC公開テストListening & ReadingまたはTOEFL iBTのスコアを用います。TOEFL Home Editionは対象に含まれ、TOEIC IPとTOEFL ITPは対象外です。
大学公式の事実:Test Dateは2024年6月1日以降
スコア到着日ではなくTest Dateの条件と、選抜別のTOEIC最終実施月です。
利用できるスコアのTest Dateは2024年6月1日以降です。専攻ページと英語通知は、筆記免除希望者のTOEICは2026年4月まで、一般選抜は5月までに受験するよう示します。
大学公式の事実:未提出でも出願はできるが英語は評価されない
募集要項の未提出者の扱いです。無評価を不合格と同義にはしていません。
一般選抜では、指定スコアを出願時に用意できなくても出願自体はできます。ただし、所定の英語関係書類を提出しなければ英語の評価は受けられません。
大学公式の事実:TOEFLは二経路を両方満たす
2027年度募集要項に明記された二つの提出経路、コード、使用スコア、欠落時の扱いです。
募集要項は、①期限までにETSから大学へ届くInstitutional Score ReportまたはOfficial Score Reportのいずれかと、②出願書類へ入れるTest Taker Score Reportのコピーの両方を求めます。Institution CodeはD377、Department Codeは69 Engineering, otherです。Test Date Scoresを用い、MyBest Scoresは使いません。片方が欠けると英語関係書類を提出した扱いになりません。
大学公式の事実:Aで筆記免除にならなかった場合だけ英語スコアを再提出できる
2027年度募集要項のA非免除者向け再提出特則に記載された対象者、対象スコア、期限、郵送方法です。B一般選抜の全志願者向け追加期限ではありません。
Aで筆記試験免除にならなかった人に限り、TOEICは2026年5月31日までに実施された公開テスト、TOEFLは2026年7月3日までに発行済みのスコアを、2026年7月29日17時までに再提出できます。簡易書留で郵送し、封筒表面へ赤字で『スコアシート在中』と記します。
大学公式の事実:A・Bで提出書類と封筒数が異なる
2027年度募集要項のA・B別提出書類表を要約しています。出願資格番号ごとの条件と公式様式一式を提出前に照合してください。
Web出願登録と検定料の払込みだけでは出願は完了しません。A・Bとも志願票、二専攻の順位を付ける入学志願票、写真票、選抜区分に対応する学修希望調書、類型該当性の自己申告書などを郵送します。学修希望調書はA・Bで様式が異なり、指定の長形3号封筒はAで3通、Bで1通です。外国大学の卒業者・卒業見込者や名古屋大学工学部以外の国内大学出身者などには、成績証明・卒業関係資料や、Aで卒業・進級要件、授業科目一覧、GPA算出方法を確認する追加資料が求められる場合があります。
本書の提案:スコアを四つの欄で管理する
二つの公式提出経路の取り違えを減らすための本書の管理方法です。
受験日、選抜区分、提出する書類名、大学への到着・提出方法を一行にまとめます。TOEFLは、ETSから大学へ直送する成績票と、出願書類へ同封する受験者用成績票コピーを別々の確認欄にし、双方の完了日を記録します。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項
名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-30|参照箇所:PDFの先頭から数えた2、6、7~22、25、28、33~34ページ。禁止事項、募集人員、A/B選抜、出願、英語、日程・範囲、研究内容、修了要件
- 2027年度入試における英語外部検定試験の取扱い
名古屋大学大学院工学研究科|資料:2025-12-25|確認:2026-08-30|参照箇所:PDFの先頭から数えた1~2ページ。対象試験、Test Date、TOEIC最終実施月、筆記試験免除希望者の提出時期
- 2027年度 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻 博士前期課程受験に際しての注意事項
名古屋大学 エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻|資料:2026-04-25|確認:2026-08-30|参照箇所:PDFの先頭から数えた1ページの専攻・研究グループ志望、提出期限、事前連絡、過去問、遅刻と、2ページの専門4分野の主な出題範囲
- 受験生の方へ―大学院入学試験
名古屋大学 エネルギー理工学科・二専攻|資料:2027年度情報・説明会2026-04-25|確認:2026-08-30|参照箇所:見出し「エネルギー理工学専攻・総合エネルギー工学専攻大学院入学試験」「過去問題」「その他」「大学院入学試験説明会」
- 学科・専攻の概要
名古屋大学 エネルギー理工学科・二専攻|資料:現行掲載・確認日2026-08-30|確認:2026-08-30|参照箇所:見出し「大学院での研究の領域」。エネルギー理工学専攻の3講座8グループと総合エネルギー工学専攻の別枠表示
- 総合エネルギー工学専攻 研究グループ紹介
名古屋大学 エネルギー理工学科・二専攻|資料:2026-08-30確認|確認:2026-08-30|参照箇所:核融合プラズマ理工学、核融合炉工学、エネルギー資源循環科学、原子核計測工学、応用同位体科学、エネルギー環境計測工学、原子核エネルギー制御工学の各グループと教員・役職を確認。