第5章 30単位と研究工程を具体化する
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻の院試対策講座から、修了要件、専攻別単位配分、2026年度科目の年度境界を理解し、二年間の研究準備へ変換します。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,085字
- 参照資料
- 12件
第5章 30単位と研究工程を具体化する
修了要件、専攻別単位配分、2026年度科目の年度境界を理解し、二年間の研究準備へ変換します。
大学公式の事実:標準2年・30単位・論文と最終試験
現行の東京大学大学院学則と農学生命科学研究科規則です。
東京大学大学院学則は修士課程の標準修業年限を2年とし、2年以上在学して30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文の審査と最終試験に合格することを修了要件とする。優れた業績による在学期間の特例はあるが、一般の一年修了を約束する制度ではない。農学生命科学研究科規則は、指導教員の指示による授業履修・研究指導と、論文・最終試験の手続を置き、修了者へ修士(農学)を授与する。
大学公式の事実:専攻の最低単位内訳
2026年度大学院便覧p.11の専攻別教育課程表です。
2026年度大学院便覧の生物・環境工学専攻修士課程は、講義16単位以上、特別研究I 8単位、実験実習3単位、演習3単位で最低30単位とする。講義例には、生物環境基礎工学、農地環境工学特論、水利環境工学特論、土壌物理学特論、生物環境工学特論、生物機械工学特論、生物加工システム工学、生物プロセス工学特論、エコロジカル・セイフティー学特論などがある。講義は原則隔年開講とされる。
大学公式の事実:他部局等の単位算入には上限がある
2026年度専攻別教育課程表の単位算入条件です。
2026年度便覧は、指導教員の許可を前提に、学部・グローバル教育センターの講義を上限2単位、他専攻・研究科共通等の科目を上限6単位、外国大学院で得た単位を教育会議の手続を経て上限4単位まで算入できるとする。これらの合計算入上限は8単位である。研究関心が隣接分野へ広がっても、主専攻の必修、研究指導、論文作業を置き換えられるとは限らない。
大学が公表していない情報:2027年度シラバス
大学が公表していない2027年度開講情報の境界です。
確認時点の具体的教育課程は2026年度便覧であり、2027年度の便覧、科目担当、曜日時限、授業言語は公表されていない。便覧も講義を原則隔年開講とするため、2026年度の科目名から2027年度の開講を保証できない。教員異動や科目変更の可能性もある。入学後の時間割を確定する際は、2027年度便覧と授業カタログの公開後に最新版へ更新する必要がある。
本書の提案:研究を五段階へ分ける
公式の単位要件と研究例から作る本書の工程案です。
二年間の案を、①基礎科目と先行研究、②測定・実験・データ取得の設計、③予備実験または予備解析、④本実験・本調査と誤差評価、⑤論文と最終試験、に分ける。農地・水では季節と現地許可、施設園芸では環境条件と反復、機械・食品では安全と装置校正、情報では教師データ・検証データ・再現性を置く。どの講義や演習が各段階を支えるかを教員候補と相談する。これは入学後の指導により変わる本書の計画案である。
本書による説明:科目選択と研究計画を往復する
入試科目、教育課程、研究例を結びつけた本書による説明です。
入試の2専門+1基礎は合格のためだけの暗記科目ではなく、研究方法の土台と対応づけると理解しやすい。水・土壌を扱うなら微積分と物理量、植物・生物を扱うなら生理と環境応答、機械・食品を扱うなら熱・物質収支と制御、画像・データを扱うなら線形代数・統計・検証が重要になる。ただし第2群の選択は出願時に一つへ固定するため、志望分野の指示と自分の基礎を早期に照合する。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 入試案内・募集要項
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度資料を掲示・教員一覧は2026-06-09更新|確認:2026-08-30|参照箇所:募集要項、専攻別案内、教員一覧、2026年度A・B過去問と出題の意図への公式導線
- 生物・環境工学専攻 修士課程入試案内
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2027年度用|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-2 A日程、pp.3-4 B日程。2+1科目、出題言語、口述、10月入学なし、志望入力、必須事前連絡
- 令和9年度 教員並びに専門分野一覧(修士課程用)
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2026-06-09更新|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理p.3。生物・環境工学専攻の15名と専門分野
- 生物・環境工学専攻
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:現行表示・更新日表示なし|確認:2026-08-30|参照箇所:専攻の目的、地域環境工学・生物システム工学・生物環境情報工学の3領域
- 東京大学大学院学則
東京大学|資料:2026-08-30確認時の現行配布版|確認:2026-08-30|参照箇所:第2条第5項、第5条。標準2年、30単位以上、研究指導、論文、最終試験
- 東京大学大学院農学生命科学研究科規則
東京大学|資料:2026-03-12改正を含む現行配布版|確認:2026-08-30|参照箇所:研究科の目的、授業科目、研究指導、修了認定、修士(農学)の授与
- 令和8(2026)年度 東京大学大学院便覧
東京大学|資料:2026年度版|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理p.11。講義16単位以上、特別研究I 8、実験実習3、演習3、科目例と算入上限
- 2026年度入学 修士A日程 生物・環境工学 公式過去問
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2025年度実施・2026年度入学|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF全16頁。表紙、専門7科目、基礎4科目を確認
- 2026年度入学 修士B日程 生物・環境工学 公式過去問
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2025年度実施・2026年度入学|確認:2026-08-30|参照箇所:画像PDF全5頁を目視。生物機械、生物環境情報、数学、日英併記表紙
- Growth of cucumber seedlings under emulated sunlight with artificially reproduced fluctuations in photosynthetic photon flux density
日本農業気象学会・J-STAGE|資料:2023年・DOI 10.2480/agrmet.D-23-00019|確認:2026-08-30|参照箇所:キュウリ苗、同じ日積算光量、一定光と日射変動模擬光の比較、成長・同化反応
- Efficient Mapping of Agricultural Greenhouses in Japan Through Integration of PlanetScope Imagery and Farmland Polygon Data
Geomatics|資料:2026年・DOI 10.3390/geomatics6040091|確認:2026-08-30|参照箇所:PlanetScope、農地ポリゴン、RF/SVM、F1 0.86、農地マスクの誤検出抑制
- A 3D Food Printer for Research Applications Utilizing Factory Automation Components
日本食品工学会・J-STAGE|資料:2025年・DOI 10.11301/jsfe.24662|確認:2026-08-30|参照箇所:FA部品、シリンジ押出、米粉ペースト等、部品費・設計・組立時間、オープンソース装置