第3章 入学後の制度・授業・教員
東京大学 大学院経済学研究科 経済専攻(一般入試:統計学・地域研究・経済史コース)の院試対策講座から、修士(経済学)の共通制度と、3コースで違う学び方を示します。
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 2026年8月24日
- 公開本文
- 1,465字
- 参照資料
- 14件
学位と修了・研究指導
30単位、論文、指導教員の決定を説明します。
3コースの研究対象と学位
東京大学の公開資料に記載された内容です。
統計学コースは統計理論と計量経済学的応用、地域研究コースは地域固有の制度・歴史と経済学史、経済史コースは日本・アジア・欧米の史料・データに基づく研究を扱います。いずれも経済専攻に属し、修了時の学位は修士(経済学)です。コース名は学位名ではありません。
共通30単位、コース別基礎科目
東京大学の公開資料に記載された内容です。
研究科規則は修士課程で30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けることを定めています。2026年度履修案内では、統計学・地域研究・経済史はいずれも基礎科目8単位以上、論文指導4単位以上が修了要件です。経済史は指定された経済史専門科目のうち4単位までを基礎科目として扱える規定があります。これは2026年度在学生向けの現行規定で、2027年度入学者向け資料で改定の有無を確認する対象です。修士論文提出には原則1年以上在学し16単位以上の修得が必要で、論文審査と最終試験に合格します。
希望する指導教員は1年次に届け出る
東京大学の公開資料に記載された内容です。
修士課程では、4月入学者は1年次冬学期に希望指導教員を届け出て、教育会議が翌年3月末までに指定します。一部教員は希望受付の前提科目を定めます。出願前の語句一致だけで受入れを断定せず、入学後に基礎授業やワークショップを通じて研究方法と適合を確かめる制度です。
代表教員3人をコースごとに見る
現在の職名、専門、授業、最近の研究、施設、指導課程をそろえます。
奥井亮教授:統計学コース
東京大学の公開資料に記載された内容です。
奥井亮教授は計量経済学と実験経済学を専門とし、パネルデータで主体間の異質性や時間変化を分析する統計手法を研究しています。2026年度履修案内では大学院の「因果推論」を担当し、授業カタログでも反実仮想、無作為化比較実験、操作変数、回帰不連続、差の差を扱います。統計学コースの修士・博士後期課程を担当する現職教員です。共通施設として計算機演習室、経済学図書館、CIRJEの応用統計ワークショップがありますが、個別研究に必要な有料データの利用が保証されるとの記載はありません。
野原慎司准教授:地域研究コース
東京大学の公開資料に記載された内容です。
野原慎司准教授はイギリス・ヨーロッパ・日本の経済学史、社会思想史、アダム・スミス、経済哲学を専門とします。2026年度履修案内では経済学史、社会・経済思想、地域研究ワークショップを担当します。教員プロフィールには2025年のAdam Smith Review論文などが掲載され、自由主義やアダム・スミスの歴史的受容を研究しています。地域研究コースの修士・博士後期課程を担当する現職教員です。共通資源として経済学図書館、CIRJEの地域研究ワークショップを利用できる環境がありますが、個別史料へのアクセスは所蔵先の条件に従います。
小島庸平准教授:経済史コース
東京大学の公開資料に記載された内容です。
小島庸平准教授は日本経済史と比較経済史を専門とし、世界恐慌期の農村、回転型貯蓄信用講、戦前産業史を研究しています。教員プロフィールは長野、鳥取、新潟、埼玉、徳島で一次史料を発掘し、インドネシア・ジャワ島の調査と比較すると説明しています。2026年度授業では日本経済史Iを担当し、授業カタログの現代日本経済史Iは第一次大戦期から低成長期までを扱います。経済史コースの修士・博士後期課程を担当する現職教員です。経済学図書館・資料室とCIRJEの経済史研究会が共通資源ですが、特定史料の閲覧・複写は所蔵規則に従います。
施設は研究方法に結び付けて読む
図書館・史料・計算環境・ワークショップを具体的に使い分けます。
統計分析、地域資料、歴史史料の共通基盤
東京大学の公開資料に記載された内容です。
4階トレーディング・ラボと1階計算機演習室には学生の学習・研究用ECCS端末があります。経済学図書館は図書・雑誌・電子資料と各種論文検索を提供します。CIRJEは統計・歴史資料を収集・整備し、応用統計、経済史、地域研究などのワークショップを支援します。統計学なら計算環境とデータ、地域研究なら制度資料と地域別統計、経済史なら一次史料と史料批判が中心になります。同じ施設名を志望理由に書くだけでなく、どの資料をどの方法で使うかまで示します。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 経済専攻 地域研究コース
東京大学|資料:現行案内(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:概要、対象、所属教員
- CIRJEの概要
東京大学|資料:2026-04|確認:2026-08-24|参照箇所:研究部門、情報資料研究部門、研究会・ワークショップ支援
- トレーディング・ラボ/計算機演習室
東京大学|資料:2026-04-01案内|確認:2026-08-24|参照箇所:4階トレーディング・ラボ、1階計算機演習室、学生の学習・研究用ECCS端末
- 令和8年度 履修登録に関する諸注意
東京大学|資料:2026年度|確認:2026-08-24|参照箇所:2~8頁:2026年度授業科目。9頁以降:コース別修了要件と論文指導
- 東京大学 経済学図書館・経済学部資料室
東京大学|資料:現行案内(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:蔵書検索、論文検索、経済学研究科所属者向け利用案内
- 東京大学大学院経済学研究科規則
東京大学|資料:現行版(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:第1条の3、第4条、第9条~第12条:教育プログラム、30単位、論文提出、最終試験、学位
- 経済専攻 経済史コース
東京大学|資料:現行案内(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:概要、史料・データ、所属教員
- 小島庸平 教員プロフィール
東京大学|資料:現行プロフィール(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:職名、日本・比較経済史、地方史料発掘と比較調査
- 現代日本経済史I(2026年度)
東京大学|資料:2026-04-20最終更新|確認:2026-08-24|参照箇所:担当、第一次大戦期以降の日本経済史、授業計画
- 修士論文(学位授与基準、提出、指導教員)
東京大学|資料:現行案内(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:I~III:学位授与基準、在学・単位要件、提出時期、1年次の希望届と教育会議による指導教員決定
- 野原慎司 教員プロフィール
東京大学|資料:現行プロフィール(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:職名、経済学史・社会思想史、2025年論文
- 奥井亮 教員プロフィール
東京大学|資料:現行プロフィール(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:職名、計量・実験経済学、パネルデータ研究、業績
- 因果推論(2026年度)
東京大学|資料:2026-04-20最終更新|確認:2026-08-24|参照箇所:担当、反実仮想、RCT、操作変数、RDD、差の差
- 経済専攻 統計学コース
東京大学|資料:現行案内(2026-08-24閲覧)|確認:2026-08-24|参照箇所:概要、目的、所属教員