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第4章 専攻の教育・研究構造

名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻の院試対策講座から、2講座、9分野、11研究室、教員ページ30掲載者を別々の単位として読み、2026年度教育情報の限界を示します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,641
参照資料
10
01

2講座と9教育研究分野

専攻紹介ページが示す組織を名称どおり確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:専攻には2講座が表示される

現行専攻紹介ページの公式表示です。

専攻紹介ページは、先進化学工学システム講座と材料化学講座の2講座を掲げます。ここでいう講座は入試の専門4分野や研究室数とは別の組織単位です。

大学公式の事実

大学公式の事実:9教育研究分野

募集要項PDFの先頭から数えた32ページと専攻紹介ページで照合した分野名です。

公式に並ぶ9分野は、循環システム工学、ナノ医工学、化学エネルギーシステム工学、化学反応システム工学、有機光電材料化学、界面システム工学、材料電気化学、界面・反応動力学、機能性マテリアル創成工学です。

本書による説明

本書による説明:9分野は研究課題の座標軸

公式分野名を研究課題の構成要素へ分解した説明です。

9分野には、資源循環、医療、エネルギー、反応、光電材料、界面、電気化学、動力学、機能材料という異なる問いがあります。志望理由では分野名を並べるだけでなく、対象物質、変えたい現象、測る量を具体化します。

本書の提案

本書の提案:研究関心を対象・操作・評価で書く

公式分野から志望理由へ進む本書の整理法です。

例えば「CO2を対象に、吸収・脱離条件を操作し、回収エネルギーと速度で評価する」のように、対象、操作、評価量の三点で研究関心を書きます。分野名だけより、教員の公開研究との接点を検証しやすくなります。

02

11研究室と教員ページ30掲載者

数の違いを受入枠へ読み替えないための章です。

大学公式の事実

大学公式の事実:対応表には11研究室

現行対応表の表示単位と名称をそのまま数えています。

研究室と専攻の対応表では、化学システム工学専攻に接続する研究室が11単位で表示されています。則永・安田・町田、井藤、小島、永岡・小林・佐藤、松尾、市野・松宮、齋藤・稗田・澤田、山本、旭、川角、布施の各研究室です。

大学公式の事実

大学公式の事実:教員ページの名前欄は30件

2026年8月29日のページ掲載件数であり、採用枠の数ではありません。

専攻の教員一覧ページは、確認時点で「名前」欄を30件掲載しています。職位と研究キーワード、研究室・研究者総覧への導線があります。

本書による説明

本書による説明:9・11・30は数える対象が違う

三つの公式ページの数え方を対照した説明です。

9は教育研究分野、11は研究室表示、30は教員ページの名前欄です。9分野を研究室数に、11研究室を2027年度受入枠に、30掲載者を主指導可能者数に置き換えることはできません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2027年度の研究室別受入人数

現行組織表示から将来の受入条件を推定しないための境界です。

確認した2027年度募集要項、配属案内、現行専攻ページでは、11研究室それぞれの2027年度受入人数、主指導可能者、希望順位別枠、配属確率は公表されていません。

03

2026年度教授要目を翌年度保証にしない

科目系列と年度境界を同時に読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度の二つのセミナー系列

2026年度教授要目PDFの先頭から数えた44〜46ページの科目名です。

2026年度教授要目には、化学システム工学セミナー1A〜1D・2A〜2Eと、材料化学セミナー1A〜1D・2A〜2Eが掲載されています。両系列を一つの科目名へまとめません。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度の専門科目と担当例

2026年度の公式科目・担当例です。2027年度の開講や担当を保証しません。

2026年度教授要目は、ナノ医工学を井藤彰教授、循環システム工学を則永行庸教授と安田啓司准教授、界面化学を齋藤永宏教授と稗田純子准教授の担当として掲載します。このほか、先進反応工学、エネルギー変換工学、触媒化学、分離化学、非平衡熱力学などがあります。

大学公式の事実

大学公式の事実:教授要目は2026年度資料

資料自身の年度と、そこから確定できない将来情報を区別します。

参照した教授要目の表題は2026年度です。2027年4月入学後も同じ科目、担当者、単位、開講期が維持されるとは、この資料だけでは保証できません。

本書の提案

本書の提案:科目名より到達したい能力を先に置く

年度差を踏まえた本書の計画作成案です。

研究計画では「反応速度を測る」「界面を制御する」「プロセスを最適化する」のような能力を先に書き、2026年度科目を学習経路の参考にします。2027年度科目名が変わっても研究目的が崩れない構成にします。

04

シラバス・教育接続・修了要件

一つの授業例と規程を、入試要件へ誤変換せず読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度の化学工学システム論

2026年度個別シラバスの記載で、翌年度保証ではありません。

2026年度シラバスの化学工学システム論は科目コード2833101、博士前期課程、2単位、春学期月曜1限です。各研究室の研究と先端話題を扱い、講義は英語、資料は日本語と英語で示すとされています。

大学公式の事実

大学公式の事実:八つの授業トピックとレポート評価

一つの2026年度科目の内容・評価方法で、専攻全科目の方式ではありません。

同シラバスは、不均一触媒とカーボンニュートラル、ネットゼロエネルギー、光触媒・人工光合成、腐食防食、表面機能化、有機半導体、有機太陽電池、バイオプロセス・バイオテクノロジーを扱います。期末試験はなくレポートで評価し、60点以上を合格とします。

大学公式の事実

大学公式の事実:幅広く学んでから専門化する3+3+3型教育

教育構造の公式説明です。当該ページは外部志願者の合否優遇を説明する資料ではありません。

公式カリキュラムページは、基礎教育3年、専門教育3年(学部4年次と博士前期2年)、高度専門教育3年(博士後期3年)の3+3+3型教育を説明します。Late specializationとは、幅広い知識を学んだ後、4年次の研究室配属で初めて専門領域に特化する考え方です。

大学公式の事実

大学公式の事実:修了は30単位以上・研究指導・論文・学位試験

入学後の修了要件・学位と入試選抜を分けています。

募集要項と研究科規程による博士前期課程の修了には、所定期間の在学、30単位以上の修得、必要な研究指導、修士論文の提出、学位試験への合格が関係し、授与される学位は修士(工学)です。これは入試時の合格要件ではありません。

本書による説明

本書による説明:授業と研究指導は役割が違う

教育課程と研究指導の公式資料を役割別に整理した説明です。

授業は体系化された知識・方法を学ぶ場、研究指導は自分の問いを設計し、実験・解析・論文へ進める過程です。科目一覧だけで指導テーマや設備利用を確定せず、研究室の公開研究と規程を別々に読みます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026-04-17公開・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:冒頭の入学者受入れ・選抜の基本方針と、PDFの先頭から数えた6、12〜24、26、32、34ページ。募集人員、A/B選抜、出願、英語、日程、試験範囲、9分野、修了要件

  • 博士前期課程入試における研究室配属のお知らせ

    名古屋大学工学部・工学研究科 教務課入学試験係|資料:確認時点の現行掲載|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全1ページ。系・専攻で異なる配属希望・決定方法と、共通Web出願・書類に希望研究室欄がないこと

  • 化学システム工学専攻 紹介

    名古屋大学工学部マテリアル工学科・大学院工学研究科|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:2講座と、循環システム工学から機能性マテリアル創成工学までの9教育研究分野

  • 研究室と専攻 対応表

    名古屋大学工学部マテリアル工学科・大学院工学研究科|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:化学システム工学専攻に接続する11研究室の表示

  • 化学システム工学専攻 教員一覧

    名古屋大学工学部マテリアル工学科・大学院工学研究科|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:氏名、職位、研究キーワード、研究室・研究者総覧への導線。確認時点の名前欄30件

  • 2026年度 名古屋大学大学院工学研究科 教授要目

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:PDFの先頭から数えた43ページは専攻の特色、44〜46ページは科目・担当・単位・開講時期・履修方法。44ページは井藤彰教授=ナノ医工学、則永行庸教授・安田啓司准教授=循環システム工学、齋藤永宏教授・稗田純子准教授=界面化学。2027年度保証ではない

  • 2026年度 工学研究科シラバス一覧

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:化学システム工学専攻の科目名、開講期、担当者、個別シラバスへの導線。2027年度保証ではない

  • 2026年度 化学工学システム論シラバス

    名古屋大学|資料:2026年度|確認:2026-08-29|参照箇所:科目コード2833101、博士前期、2単位、春月1、授業言語・8トピック・レポート評価

  • 名古屋大学大学院工学研究科規程

    東海国立大学機構・名古屋大学|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:専攻、課程、授業科目、指導教員、研究指導、論文、試験、修了に関する現行規定

  • マテリアル工学科・大学院3専攻 カリキュラム

    名古屋大学工学部マテリアル工学科・大学院工学研究科|資料:2026-08-29時点の現行表示|確認:2026-08-29|参照箇所:基礎3年・専門3年・高度専門3年の3+3+3型教育。幅広く学んだ後、4年次の研究室配属で初めて専門領域に特化するLate specialization