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第3章 専門科目I・IIと口述試験を問題数まで分解する

東京大学 大学院医学系研究科 医科学専攻(修士課程)の院試対策講座から、基礎1問、専門総合2問、1時間小論文、口述という構成と、一般公開されていない時間・配点を分けます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月24日
公開本文
1,157
参照資料
4
01

専門科目Iは基礎1問と専門総合2問

生物・物理・化学の一つと、六つの専門総合問題から二つを選びます。

大学公式の事実

大学公式の事実:基礎問題の三択

募集要項・入学試験案内・規則等に明記された範囲です。

専門科目Iでは、まず基礎問題を1問選びます。生物学は生命科学の基本的理解を問い、Essential Cell Biologyの基本部分が範囲の目安です。物理学は古典力学、波動、熱力学、電磁気学、20世紀の現代物理学です。化学は物理化学・無機化学・分析化学が約半分、有機化学が約半分で、大学一般教養程度の参考書が列挙されています。

医療系の暗記試験ではなく、医学研究に入るための自然科学基礎から自分の一科目を選ぶ構成です。医学部出身でなくても受験できますが、自分の学部で履修した一分野を、式・図・因果関係を使って説明できる水準まで戻す必要があります。

大学公式の事実

大学公式の事実:専門総合6問から2問

募集要項・入学試験案内・規則等に明記された範囲です。

専門総合問題は6問から2問を選びます。細胞生物学・分子生物学・病理学から2問、生理学・脳科学から2問、統計学から1問、Chemical Biologyから1問です。Chemical Biologyは、イメージング、摂動、スクリーニング、オミクス解析、生体機能解析等の原理、利点、問題点、適用例を含みます。

選択肢が六つあるから一分野だけでよい、という構成ではありません。基礎から一問、専門総合から二問を同じ日に解くため、細胞・分子と統計、脳科学とイメージングのように、異なる出題領域を二本準備する必要があります。

02

1時間小論文と全員口述

公表された時間と、公表されていない時間・配点を混ぜません。

大学公式の事実

大学公式の事実:専門科目IIは1時間の小論文

募集要項・入学試験案内・規則等に明記された範囲です。

専門科目IIは、与えられたテーマについて1時間で書く小論文です。口述試験は全出願者に行われ、学部時代までの活動や研究への熱意等を面接官が判断します。選抜は、出身大学の成績、提出書類、筆記、口述等を総合して行います。

志願理由書、専門科目II、口述は同じ文章能力を見るだけではありません。志願理由書は準備して提出する自分の経歴と志望、1時間小論文は初見テーマの論点整理と論証、口述は自分が書いた内容と研究意欲を対話で説明する場です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:専門科目Iと口述の時間・配点

2026年8月24日時点の公開一次資料では確認できないため、推測で補っていません。

一般公開の募集要項・専攻案内では、専門科目Iの制限時間、口述の開始・終了時刻、一人当たりの面接時間、質問数、面接官数を確認できません。専門科目IIの1時間だけが明記されています。詳細時間割と試験場は8月上旬に受験者へ送る「受験者心得」で知らせるとしています。

基礎、専門総合、英語、成績、志願理由書、小論文、口述の配点、合格最低点も公表されていません。過年度の時間や民間情報を2027年度の確定値として補いません。

本書の提案

本書の提案:小論文は定義・主張・根拠・反論・結論で組む

大学が指定する答案や手順ではなく、公開資料に基づく本書の提案です。

1時間小論文は、最初の8分で問いの中心語を定義し、自分の主張、根拠二つ、想定反論、結論をメモします。次の42分で、①問いの限定、②第一根拠、③第二根拠、④限界・反論、⑤結論の五段落を書き、最後の10分で主語、因果、用語、重複を直します。

生命科学の社会的意義だけを抽象的に書かず、測定できる事実、研究デザイン、倫理上の条件を少なくとも一つずつ入れます。口述に進んだときに「なぜその根拠を選んだか」を説明できる内容にしてください。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。