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出典付き・公開プレビュー

第1章 専攻と材料工学の地図

東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻の院試対策講座から、材料を原子から社会まで捉える四分野と、修士・博士・環境マネジメント工学コース、A・B日程の違いを整理します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
1,960
参照資料
19
01

マテリアル工学の四つの問い

入試4分野と入学後の学びを、扱う尺度と方程式で結びます。

大学公式の事実

大学公式:正式な専攻名と学位

研究科規則に記載された専攻名、学位、研究指導です。

工学系研究科の正式な専攻名はマテリアル工学専攻です。研究科規則は、修了者の学位を修士(工学)または博士(工学)と定め、指導教員の下で履修・研究指導を受ける仕組みを置きます。

大学公式の事実

大学公式:専門筆記は四分野

年度指定専攻案内と公式出題意図の四分野です。

2027年度のマテリアル工学基礎は、熱力学・速度論、組織学、材料物性学、材料力学の4分野から各1問が出され、2問を選びます。4分野は材料の反応・組織・性質・変形を異なる角度から調べます。

本書による説明

本書の説明:原子、組織、部材、社会を往復する

公式の四分野と2026年度教育課程を18歳向けに言い換えました。

熱力学は反応や相の安定性、速度論は変化の速さ、組織学は結晶粒や析出物の形、物性学は電子・原子振動と電気・光・熱の性質、材料力学は荷重でどう変形・破壊するかを扱います。材料研究は、これらを一方向ではなく往復して設計する学問です。

本書の提案

本書の提案:身近な製品を四分野で説明する

大学の課題ではなく、本書が勧める分野横断の練習です。

電池、飛行機材料、半導体、医療用ナノ粒子から一つ選び、反応、組織、物性、強度の四列に分けて説明してください。知らない列が、そのまま入学前に補う基礎になります。

02

修士45人・博士20人・環境マネジメント

課程とコースを混ぜずに読むための入口です。

大学公式の事実

大学公式:修士募集人員45人

専攻入試概要、修士募集要項、専攻案内の募集人員と試験構成です。

2027年度マテリアル工学専攻修士課程の募集人員は45人です。全修士受験者に、英語、一般教育科目、マテリアル工学基礎、口述の同じ四要素が課されます。

大学公式の事実

大学公式:博士募集人員20人

博士募集要項、専攻入試概要、専攻案内の博士要件です。

博士後期課程の募集人員は20人です。基本構成は英語公式スコア、修士と同じマテリアル工学基礎、口述で、一般教育科目は課されません。条件により英語や筆記が省略されます。

大学公式の事実

大学公式:環境マネジメント工学コースは博士に置かれる

研究科規則と専攻入試概要に記載された博士のコースです。

研究科規則は、環境マネジメント工学コースをマテリアル工学専攻の博士後期課程に置きます。専攻は、環境マネジメントと関連研究をテーマとする社会人学生を募集すると説明しています。

本書による説明

本書の説明:学部コースや修士の独立コースではない

大学公式の課程・コース配置を平易に整理した説明です。

名称に環境が入っていても、学部のA・B・Cコース、修士の研究分野、博士の環境マネジメント工学コースは別制度です。環境マネジメント工学コースを修士の出願区分として扱わないでください。

大学公式の事実

大学公式:博士は出願前に希望教員の承諾を得る

専攻入試概要と年度指定案内の出願前連絡・提出書類です。

博士志願者は出願前に希望教員へ連絡し、合格・入学後に指導を受ける承諾を得る必要があります。専攻案内付属の博士後期課程調査票も提出します。

03

出願日程A・Bを分ける

確定済みのA日程と、条件付きのB日程を同じ確度で表示しません。

大学公式の事実

大学公式:A日程は5月29日~6月4日15時

修士・博士募集要項のA日程出願期間と資格審査期限です。

修士・博士A日程のWeb出願期間は2026年5月29日から6月4日15時(日本時間)です。個別の出願資格審査が必要な区分の締切は4月21日です。

大学公式の事実

大学公式:共通要項のB日程は実施する場合の条件

修士・博士共通募集要項に掲載された条件付きB日程です。

共通募集要項にあるB日程の出願期間は2026年11月27日から12月3日15時、個別資格審査は10月27日です。ただし、これは各専攻がB日程を実施する場合の条件です。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:修士B日程は未決定

修士B日程は調査基準日時点で未決定です。

専攻案内とQ&AはB日程を実施する可能性があり、2026年10月1日頃または10月初めに告知するとします。2026年8月28日時点で、修士B日程の実施、募集人数、試験日、科目は確定していません。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:博士B日程は公式資料間で曖昧

博士B日程について二つの公式資料が一義的に整合しません。

博士募集要項の専攻別表ではマテリアル工学のB募集人員が「—」ですが、修士・博士をまとめた専攻案内はマテリアル工学専攻入試をB日程で行う可能性があると書きます。博士Bを実施確定とも不実施確定とも断定できません。

04

10月入学と希望教員変更

入学時期と安全保障輸出管理の注意を確認します。

大学公式の事実

大学公式:10月入学は出願時に希望する

専攻案内とQ&Aの10月入学に関する記述です。

マテリアル工学専攻では10月入学を希望できますが、出願時に希望を申告します。Q&Aも10月入学制度への案内を掲載しています。

大学公式の事実

大学公式:希望教員変更で入学時期が遅れる場合がある

年度指定専攻案内の安全保障輸出管理に関する注意です。

10月入学希望者が希望指導教員を変更すると、安全保障輸出管理の再審査により10月入学が遅れ、2027年4月入学になる場合があります。

本書による説明

本書の説明:入学月と試験日程は別の項目

専攻案内の入学月・日程・教員変更を整理した説明です。

10月入学を希望しても、A日程の出願・試験科目が自動的に別制度になるわけではありません。入学希望月、出願日程A・B、課程、指導教員の四項目を別々に管理します。

本書の提案

本書の提案:課程・日程・入学月を一行で書く

大学の指定様式ではなく、本書の誤読防止策です。

準備表の最上段に「修士/博士、A/B、4月/10月、希望教員」を一行で固定してください。Bが未決定なら「未決定」と書き、予定日を確定日へ置き換えないことが重要です。

05

事実・説明・提案・未公表を見分ける

このプレビューの読み方と、補わない数値を示します。

本書による説明

本書の説明:同じ段落で性質の違う主張を混ぜない

出典台帳の判定ラベルを読者向けに整理しました。

日程・人数・科目は大学公式、専門語の言い換えは本書の説明、学習順は本書の提案、資料間の解釈は本書による推定、掲載のない配点などは未公表として表示します。

大学が公表していない情報

未公表/確認できず:合格最低点・配点・研究室別倍率

募集要項、専攻案内、公式過去問に掲載されていない選抜情報です。

確認した公式資料には、合格最低点、4分野間の配点差、英語の足切り点、公式解答、採点基準、研究室別倍率、最新の残り受入枠、希望教員への配属確率は掲載されていません。

本書の提案

本書の提案:年度指定資料を現行ページより先に置く

一次資料の更新差を扱うための本書の優先順位です。

制度は2027年度募集要項と専攻案内、職位は2026年8月28日時点の個人プロフィール、授業は年度表示のある科目表とシラバスを優先します。古いページを見つけても、更新差を消して統合しません。

本書による推定

本書による推定:四分野を横断する説明力が役立つ可能性

公式問題と研究分野を結び付けた推定で、採点基準ではありません。

専門問題は一問内で図、式、計算、短文説明を結び、研究室も実験・計算・社会解析を横断します。この二点から、現象を複数尺度で説明する力が口述や研究計画にも役立つ可能性があると推定します。ただし大学公表の配点ではありません。

本書による説明

本書による説明:2026年8月28日に公開状況を再確認

本書による最終再取得結果です。大学が新しい事実を発表したという意味ではありません。

同日14:25 JSTに再確認した時点で、入試ページの最新公開項目は8月27日の試験室案内でした。専攻ページは口述の集合時間・場所を8月28日に受験者へメールで案内すると記しますが、本書はメールの実送達を確認できず、Web上にも集合情報は見当たりませんでした。2027年度教育課程は未公表で、醍醐教授について現行プロフィールと旧肩書が残るページの差も継続していました。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。