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出典付き・公開プレビュー

第4章 専門2分野を選び、12週間で仕上げる

名古屋大学 大学院工学研究科 物質プロセス工学専攻の院試対策講座から、四分野の得点力を同じ方法で測り、主力2分野と予備1分野を仮決定する本書の学習設計です。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,635
参照資料
6
01

固体物理学と材料の力学を診断する

原子・電子の世界と、部材・変形の世界で何を説明できるかを測ります。

本書による説明

大学公式を本書が平易に言い換え:固体物理学の四つの橋

公式範囲とA09の問題例に現れる論点を、学ぶ関係として平易に整理しています。

固体物理学の公式範囲と問題例は、原子配列から結晶構造へ、結晶構造からX線回折像へ、電子状態から電気的性質へ、格子振動から比熱や熱伝導へ、という四つの関係に整理できます。

本書による説明

大学公式を本書が平易に言い換え:材料の力学の二つの縮尺

組合せ応力・曲げと転位・強化機構が同じ公式範囲にある意味を説明しています。

材料の力学では、はり全体にどんな応力とたわみが生じるかという大きな縮尺と、転位がどう動き、何がその動きを妨げるかという原子に近い縮尺を行き来します。片方だけを構造力学、片方だけを材料学として切り捨てません。

本書による推定

本書による推定:図を式へ変える力が共通の弱点になり得る

大学が示した学習法や採点傾向ではなく、本書による技能上の推定です。

回折図形から結晶面を考える作業と、はりの荷重図から応力式を立てる作業は対象が異なりますが、図の条件を記号へ置き換える点では似ています。本書は、この変換を別枠で訓練すると両分野の改善に役立つ可能性があると推定します。

本書の提案

本書の提案:15分診断を二回行う

公式配点ではなく、主力候補を比べるための本書の短時間診断です。

固体物理ではFCCの格子図を描いて回折条件を一つ説明し、材料力学では単純支持はりの力・せん断力・曲げモーメントを図にします。15分後に、式立て、計算、言葉での説明をそれぞれ0〜2点で自己評価します。

02

流動と伝熱・反応工学を診断する

収支、支配方程式、装置の仮定を一つの型で確認します。

本書による説明

大学公式を本書が平易に言い換え:流動と伝熱は運ばれ方を扱う

公式範囲の流動・熱移動項目を、保存と輸送の言葉で平易にまとめています。

流動では運動量が、伝熱ではエネルギーが、装置の中をどのように運ばれるかを考えます。管の太さ、流速、粘度、温度差、熱伝導率などを使い、圧力損失や熱移動量を求めるのが中心です。

本書による説明

大学公式を本書が平易に言い換え:反応工学は反応と移動を分ける

募集要項の反応速度・物質移動・触媒という範囲を原因分解として説明しています。

測った反応が遅いとき、分子が反応する速度そのものが遅い場合と、反応物が触媒表面や粒子内部へ届くのが遅い場合があります。公式範囲は速度論だけでなく、物質移動を伴う不均一反応と固体触媒反応まで含みます。

本書による推定

本書による推定:収支式を立てる順序は両分野へ転用できる

出題傾向の断定ではなく、複数分野へ応用できる学習上の推定です。

対象領域を囲み、入る量、出る量、内部で生まれる量、蓄積する量を並べる順序は、流体・熱・化学種の収支に共通して使えると本書は推定します。ただし、各分野で使う物性値、境界条件、構成式は同じではありません。

本書の提案

本書の提案:式の前に制御体積と仮定を書く

大学の指定解答形式ではなく、立式を安定させる本書の手順です。

円管、熱交換器、反応槽のどれでも、まず計算対象を線で囲み、定常か非定常か、物性一定か、完全混合か、熱損失を無視するかを書きます。その後に収支式を立てると、公式の選び間違いを原因まで戻って直せます。

03

主力2分野+予備1分野を仮決定する

履修歴だけで決めず、公式問題例で実際の到達度を測ります。

本書による推定

本書による推定:全4分野を同じ深さにする必要は薄い

選択数から導いた本書の推定で、大学公式の推奨配分ではありません。

本番では4問から2問を選ぶため、準備時間が限られる場合、主力2分野と予備1分野を作る方が配分しやすい可能性があります。一方、試験当日の難易度変化に備え、最初から2分野以外を一切見ない方法には選択余地を失う危険があります。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:有利な科目・平均点・採点調整

科目選択を根拠のない有利不利へ変えないための非公表境界です。

確認した一次資料には、専門4分野の難易度順位、分野別平均点、選択者数、採点調整、特定の2分野が合格しやすいという情報はありません。研究室ごとに受験分野を指定する記載も確認できません。

本書の提案

本書の提案:三つの得点を同じ尺度で記録する

公式採点とは無関係の、比較条件をそろえる本書の診断表です。

各分野の問題例に同じ時間だけ取り組み、①必要な法則を選べた設問数、②最後まで計算できた設問数、③理由を日本語で説明できた設問数を記録します。履修単位数ではなく、現在の再現力を主力選びへ加えます。

本書による推定

本書による推定:研究テーマとの接点は補助材料にする

専攻の研究題目と試験範囲を本書が照合した推定で、配属条件ではありません。

結晶成長なら固体物理と流動伝熱、ナノ粒子合成なら反応工学と流動伝熱、金属積層造形なら材料力学と固体物理が関係しやすいと推定できます。しかし、その関係は受験科目と研究室を固定する大学公式ルールではありません。

04

12週間の初期学習モデル

診断、基礎補修、専門反復、通し演習、最終確認を週ごとに置きます。

本書の提案

本書の提案:第1週は全6分野を触ってから選ぶ

12週間は大学指定の準備期間ではなく、本書の初期モデルです。

数学、物理化学、専門4分野の公式問題例へ短時間ずつ取り組み、未学習、忘却、立式不能、計算ミス、説明不足を区別します。専門は好みだけで決めず、実際に手を動かした結果を残します。

本書の提案

本書の提案:第2〜4週は基礎二科目の空白を埋める

公式の双方必答構造に合わせた本書の時間配分案です。

数学と物理化学は双方必答なので、専門候補の選択と並行して毎週扱います。定義を読み直す日、例題の導出を再現する日、時間を測って解く日を分け、解説を読んだだけの状態を完成とみなしません。

本書の提案

本書の提案:第5〜8週は主力2分野を導出付きで反復

学部での履修歴と開始時点に応じて調整する本書の反復案です。

主力候補は、公式名を覚えるだけでなく、前提、支配式、途中式、単位、極限の順に解答を再構成します。予備1分野は週一回の短い演習で維持し、4週目と8週目の記録を比べて候補を入れ替えます。

本書の提案

本書の提案:第9〜10週は本番時間で通す

公式試験時間を使った本書の通し演習方法です。

基礎は180分で数学と物理化学を連続して解き、専門は120分で2問を選んで解きます。開始後に問題を読む時間、科目を切り替える時刻、見直し時間を先に決め、解けるのに時間切れになる原因を分離します。

本書の提案

本書の提案:第11〜12週は誤答分類と当日案内へ戻る

大学公式の日程を使いつつ、分類と順序は本書が提案しています。

誤答を知識不足、式立て、計算、説明、時間の五原因へ分けて直します。最終週には持物、集合場所、口頭試問時刻、専攻サイトとメールの更新を読み、学習計画と当日手続を別のチェック欄で終えます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026-04-17公開・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:PDFの先頭から数えた1〜2、6、12〜20、21〜26、32、34ページ。募集人員、A/B選抜、出願、全員提出・条件付き書類、英語、順位、日程、科目、会場、合格発表

  • 名古屋大学マテリアル工学科 公開トップページ

    名古屋大学マテリアル工学科|資料:2027年度配属案内と2025-12-23・2026-01-08の告知を含む現行ページ|確認:2026-08-29|参照箇所:2027年度講座配属希望調査、外部受験者への個別メール、入試ガイダンス告知、問題例更新履歴

  • 博士前期課程入試における研究室配属についてのお知らせ

    名古屋大学工学部・大学院工学研究科|資料:確認時点の現行掲載|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全1ページ。Web出願・出願書類に研究室希望欄なし、希望取得・配属決定は系または専攻ごと、出願後のサイト・メール確認

  • マテリアル工学系3専攻 大学院入学試験 問題例

    名古屋大学マテリアル工学系3専攻|資料:実施年度の記載なし|確認:2026-08-29|参照箇所:全31ページ。表紙位置はPDFの先頭から数えた1、5、11、16、22、26ページ。基礎①〜③、専門①〜③の問題例

  • 先進プロセス工学講座

    名古屋大学マテリアル工学科|資料:2026-08-29現在|確認:2026-08-29|参照箇所:各研究室の教員名・研究題目。材料複合、ナノ構造、結晶成長情報、プロセス情報、速度過程等

  • 物質創成工学講座

    名古屋大学マテリアル工学科|資料:2026-08-29現在|確認:2026-08-29|参照箇所:各研究室の教員名・研究題目。エネルギー・環境材料、磁性、光触媒、自己集合、ナノテクトニクス等