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第2章 基礎専門6題から3題を選ぶ

東北大学 大学院工学研究科 通信工学専攻の院試対策講座から、試験時刻、免除の条件付き表現、6分野の公式キーワードを、高校から大学への橋を示しながら解説します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月28日
公開本文
1,374
参照資料
6
01

150分・3題選択・持込制限

試験の外形と公表されていない判定基準を分けます。

大学公式の事実

大学公式:8月25日9時40分から12時10分

通信工学を含む電気系3専攻に共通する当年度別表の時刻と選択構造です。

基礎専門科目は2026年8月25日9:40〜12:10、集合時刻は9:00です。電磁気学、電気回路、計算機ハードウェア、計算機ソフトウェア、物理、数学基礎の6題から3題を試験時に選びます。

大学公式の事実

大学公式:計算・通信機能のある機器は使用不可

募集要項別表の持込・使用制限です。

電卓、計算機能や通信機能のある時計・電話機などの使用は認められません。2027年度募集要項の電気系3専攻共通の備考として示されています。

大学公式の事実

大学公式:成績証明書により筆答免除の場合がある

当年度別表の文言と、同じ欄に基準がないことをそのまま区別しました。

募集要項は、成績証明書の内容によって筆答試験を免除することがあると記載します。「免除する」ではなく「免除することがある」という条件付きの制度です。対象者、判定時期、必要成績は本文に示されていません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:筆答免除の具体基準

公表資料で確認できない基準を推測で補わないための境界です。

確認した2027年度募集要項と電気・情報系入試ページには、GPA、科目数、出身学科、通知時期など、筆答免除を決める具体的な判定基準は掲載されていません。

本書の提案

本書の提案:免除通知までは筆記準備を続ける

大学の免除基準ではなく、不確実な制度に備えるための本書の学習提案です。

本書は、大学から筆答免除の連絡を受けるまでは、基礎専門科目を受ける前提で学習計画を組むことを提案します。非公表の基準を自己判断して準備を止めないためです。

02

電磁気・回路・計算機ハードウェア

三つの分野で何を説明できる必要があるかを公式キーワードから読みます。

大学公式の事実

大学公式:電磁気学は場から電磁波まで

電気・情報系が公表する出題範囲キーワードを順に整理しました。

電磁気学のキーワードは、真空・誘電体・磁性体の静電場と静磁場、電磁誘導とインダクタンス、変位電流とMaxwell方程式、平面電磁波です。

大学公式の事実

大学公式:電気回路は回路網・伝達関数・過渡現象

電気・情報系が公表する電気回路のキーワードです。

電気回路は、回路要素と回路網の解析、回路の諸定理、二端子対回路、分布定数線路、伝達関数、過渡現象が範囲です。

大学公式の事実

大学公式:計算機ハードウェアは論理と状態遷移

電気・情報系が公表する計算機ハードウェアのキーワードです。

計算機ハードウェアは、論理関数・論理式・Boolean代数、組合せ回路、順序回路、有限オートマトン、正規表現を含みます。

本書による説明

本書の説明:高校の公式を大学の表現へ広げる

公式キーワードを18歳向けに位置付けた本書の説明です。

電磁気学では電場・磁場をベクトルと微積分で表し、電気回路では直流の式を複素数・周波数応答・時間変化へ広げます。計算機ハードウェアでは0と1の表を、入力履歴を持つ状態遷移へ広げます。三分野とも、現象や回路を別の表現へ変換する力が基礎になります。

本書の提案

本書の提案:三分野を同じ解答手順で診断する

大学公表の採点基準ではなく、公式範囲を使った本書の学習法です。

本書は、各分野について①定義を言える、②代表式を導ける、③図や状態表を作れる、④単位・極限・初期条件を点検できる、の四段階で診断することを提案します。用語暗記だけで終わらず、途中式が採点者に追える形になることを目標にします。

03

計算機ソフトウェア・物理・数学基礎

通信研究の共通言語になる三分野を区別します。

大学公式の事実

大学公式:計算機ソフトウェアは計算量まで含む

電気・情報系が公表する計算機ソフトウェアのキーワードです。

計算機ソフトウェアは、アルゴリズムと計算量、整列、分割統治、動的計画法、データ構造、離散数学、プログラミング・パラダイム、構文・意味、コンパイル、仮想機械、機械語などを含みます。

大学公式の事実

大学公式:物理は量子・統計・固体の基礎

公式ページの物理キーワードを分野別に並べました。

物理は、Schrödinger方程式、ポテンシャル井戸・束縛状態・トンネル効果、Boltzmann分布・自由エネルギー・理想気体、自由電子Fermi気体・比熱・オームの法則・ホール効果を含みます。

本書による説明

本書の説明:物理は古典力学だけではない

公式キーワードの分野構成を18歳向けに言い換えた本書の説明です。

公式キーワードは、古典力学だけでなく、量子力学、統計力学、固体中の電子の基礎までを含みます。式の名前だけでなく、どの現象を説明する式かを結び付けて準備する必要があります。

大学公式の事実

大学公式:数学基礎は線形代数と変換

電気・情報系が公表する数学基礎のキーワードです。

数学基礎は、行列・行列式、固有値・固有ベクトル、ベクトル空間、Fourier解析、複素関数、Laplace変換を含みます。

本書による説明

本書の説明:ソフトウェア・物理・数学を別の役割で読む

公式キーワードの役割を通信工学への橋として説明したものです。

ソフトウェアでは手順の正しさと計算量、物理では量子・統計・固体のモデル、数学では線形代数と変換を扱います。Fourier変換は信号、Laplace変換は回路の時間応答、固有値は波やシステムのモードを記述する共通道具になります。

本書の提案

本書の提案:3題候補と予備1題を用意する

将来出題を保証しない前提での本書の選択戦略です。

本書は、最初から3分野だけに固定せず、過去問を時間内に解いた結果から主力3分野と予備1分野を選ぶことを提案します。問題の相性は年度で変わり得るため、選択肢を一つ残しておく方が試験会場で比較できます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。